ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【ベガルタ2024】新監督最有力候補は森山佳郎氏|残留確定、そしてストーブリーグへ

何はともあれ

最終節・町田戦を前にしたアウェイ長崎戦に敗れながらも、翌日試合があった大宮さんが敗れ残留が確定。勝って決められなかったあたりが、今季のアレを象徴しておりますなあ…。

 

実は長崎戦の前に行なわれた山口戦を観戦し、いったん色々書いたのですがの。まあ見るに堪えない拙文に仕上がったため、自主規制。シーズンが終わってから、ゆっくり小分けに気持ちを落ち着けて書きますわい。

 

来季の話をはじめよう

というわけで、気持ちは2024シーズンへ。最終節・町田戦を前にストーブリーグ第一号となる新監督候補の情報が。

 

www.sponichi.co.jp

hochi.news

 

個人的には最終節後のニッカンの飛ばしに期待していたものの、このタイミングでスポニチが先手で報道。その後、スポーツ報知が続いて報道と。

 

昨年一日というか数時間も経たずにクラブ側の伊藤監督(当時)の契約更新リリースにて就任報道がかき消された際、候補に挙がった吉田達磨氏は既に徳島監督。

 

庄子GMの盟友・風間八宏はなんと関東一部の南葛SC監督に就任予定…それならば、浦和人脈でしばしば話題に挙がる大槻毅さん?いやあ、群馬さんは我が軍より上位だし来ないだろうねぇ。

 

ちなみに裏強化部では、SとKさんがいわき合宿で裏強化会議を開催。北野強化統括部長の進退は怪しく、浦和人脈の後ろ盾がなくなる前提で堀監督にはひとまず意向確認の声はかける…でも退任しそう。という見解に。

 

そこで、ひとまずWikipediaS級ライセンス所持者を物色したところ、内外お騒がせしている我が軍の現状も鑑み…来てくれそうな方はほぼおらず。

 

そこで、ひとまずクラブOBでもある片野坂氏の名を無理目に挙げていた(まあ、ポジショナルなヤツ&戦術志向は、渡邉元監督・伊藤元監督路線でもあるゆえ、それもどうかね…という部分はあったが)。

 

森山氏はちらっと頭をよぎったものの「日本代表を辞めてまでJ2には来ないか」と打ち消していた。

 

しかし、Jクラブのトップチームを指揮できるチャンスは大きな魅力だということか。思えば磐田・横内監督も日本代表からの転身だし、育成年代からの転身では…今季J2優勝を決めた町田ゼルビア・黒田監督も話題になった。

 

オファーするにしても、トップの指揮経験が無ければJ1チームは少し難しい面があるだろうし、かといってJ3など予算の少ないチームも手も出しづらかろう。その点、今季低迷した我が軍の再建となれば、初のトップチーム挑戦と言えどプレッシャーもいくらか和らぐもので。

 

総合的なアレコレを考えると、腑に落ちるオファーではあるのかなと。

 

てなわけで、森山氏。愛称は「ゴリさん」。筑波大卒業後、マツダSCサンフレッチェフリューゲルスジュビロベルマーレと選手時代を過ごし(ちなみに代表キャップあり/1994年に7試合)、2000年より指導者の道へ。

 

指導者歴はこちら。

2000年~2012年:サンフレッチェ広島ユース(2002年8月までコーチ、以後監督)
2013年:サンフレッチェ広島 育成担当コーチ
2013年:U15日本代表/JFA ナショナルトレセンコーチ中国
2014年:U16日本代表/JFA ナショナルトレセンコーチ中国
2015年:U15日本代表 監督
2016年:U16日本代表 監督
2017年:U17日本代表 監督
2018年:U16日本代表 監督
2019年:U15/U17日本代表 監督
2020年:U16日本代表 監督
2021年:U16/U17日本代表 監督(2021年・2022年:ナショナルトレセン東北地域チーフコーチも担当)
2022年:U16日本代表 監督
2023年:U17日本代表 監督

 

そのほか、サカイクさんの記事から引用。

広島ユースを高円宮杯4度優勝に導くなど強豪チームに成長させ、トップチームで活躍し日本代表に選ばれる選手を育て上げるなど、高校年代の指導者として高い評価を得ている。

▼引用元はこちら。

www.sakaiku.jp

 

広島ユース時代には黄金時代を築き、田坂(祐介)選手・前田(俊介)選手・高萩選手・槙野選手・柏木選手・懐かしの野津田選手などを育成。

 

《広島ユース時代の主な成績》
2003年 第27回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 優勝
2003年 第11回Jユースカップ2003Jユース選手権大会 優勝
2004年 第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 優勝
2004年 高円宮杯第15回全日本ユースサッカー選手権(U-18)大会 優勝
2006年 第14回Jユースカップ2006Jユース選手権大会 優勝
2010年 高円宮杯第21回全日本ユースサッカー選手権(U-18)大会 優勝
2011年 高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 チャンピオンシップ 優勝
2012年 高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 チャンピオンシップ 優勝

 

U17ではタケ・クボ選手など金の卵たちを指導して参りました。ぜひ我が軍にも誰かいい感じの教え子を連れてきて!

 

www.youtube.com

www.youtube.com

▼2015年U15招集メンバー

www.jfa.jp

▼2016年U16招集メンバー

www.jfa.jp

▼2017年U17招集メンバー

www.jfa.jp

www.jfa.jp

▼2018年U16招集メンバー

www.jfa.jp

▼2019年U15日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

▼2019年U17日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

www.jfa.jp

▼2020年U16日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

▼2021年U16日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

▼2021年U17日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

※2021年は新型コロナの影響でワールドカップが開催されませんでした。。

▼2022年U16日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

▼2023年U17日本代表招集メンバー

www.jfa.jp

www.jfa.jp

 

現在はU17代表監督として、インドネシアにて11/10から開幕する2023 FIFA U17ワールドカップの準備まっただ中。

 

www.youtube.com

※ちなみに予選リーグ、日本はポーランド(11/11)・アルゼンチン(11/14)・セネガル(11/17)と同組。

 

我が軍での就任発表は、日本代表の大会日程が終わり次第になる見込みとのこと。

 

ひとまず、いろいろ参考記事を貼っておきます。

www.footballchannel.jp

sportiva.shueisha.co.jp

sportiva.shueisha.co.jp

number.bunshun.jp

jr-soccer.jp

sports.yahoo.co.jp

www.soccerdigestweb.com

www.soccerdigestweb.com

www.soccerdigestweb.com

www.soccerdigestweb.com

number.bunshun.jp

www.jfa.jp

web.gekisaka.jp

www.youtube.com

 

森山氏であればトップはもちろん、ユース強化に力を発揮してほしいと個人的には思っております。何度も言おう、ユースはロマンじゃ。

 

森山氏、個人的なイメージは熱くてユニークなタイプの人。その性格が物語るのか、球際に強いというか、勝負強いチームを築いてきたと思う。ぜひ静かで大人しい今の我が軍に喝入れしてほしいのう。

 

まあ、エモーショナルな性格の人は我が軍には合いそうな気配はある。辛気くさいのはかなわん。

 

まずは、どんなチームづくりを志向しているのか、↑の記事や動画などしっかり見て&調べてみることにしよう…!(その成果はまた改めて)。

 

ところで

堀監督退任となる流れならば、2022年に就任した浦和出身の北野統括部長の進退はどうなるのだろうかねえ。個人的にはそこに注目しております。堀監督退任、ということは北野統括部長も…というのは自然な流れですな。

 

浦和関係でいえば、工藤GKコーチ・DMFエヴェルトン・OMF松崎あたりもどうなるか。そういえば、森山氏率いるU17日本代表のGKコーチはおなじみ高橋範夫さん。うふふ。

 

まあ、チームをデザインするのは監督ではなく、原則強化責任者です。誰が強化のイニシアチブを握るかで、チームづくりが変わる。

 

もし森山氏がこのまま就任となれば、彼はトップチームの監督に初就任となります。その点は気になるは気になるものの……チームはJ1昇格と並行して若手世代の育成強化を目指す方針で、庄子GMもその方向性は踏襲しながら強化を進めるはず(2023年度決算は中間時点で赤字見込み。無い袖は振れないだろうし)。

 

ちなみに、今回の監督人選は庄子さんが関わっているのだろうか。少し意外な人選だったから気にはなる。いやさすがに関わっているか、GMなんだし。

 

まあ、思えば。「筑波大→マツダSCサンフレッチェ」という経歴は、先に触れた風間氏も同じ。もしかしたら、風間氏には一度相談したのかもしれないね。

 

そう言えば、川崎さんのバンディエラ中村憲剛が森山氏率いるU17のロールモデルコーチとして参加した経験がある。そして同じく川崎さんを率いる鬼木監督と森山氏はS級ライセンス講座の同期…おお。繋がってきますな。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

※この動画では、12:10くらいからトップチーム指導への思いを語っておりますぜ。

 

「オファーがあれば。経験浅い若手を育てて大きな「個」にして、束になって都会のビッククラブに嚙みつくようなプロビンチアを(指導したい)。J2であれば優秀な選手は引き抜かれるけれども、また新たな選手を育てて挑んでいく」うむ、なるほど。いいですな。この動画では指導姿勢なども語っているし、人柄も伝わってくるので気になる方はどうぞご覧あれ。

 

さて庄子さん、2023年はシーズン途中から就任したゆえに現状把握と現場とのコミュニケーションに取り組んでいるらしく(社長談)。

 

www.vegalta.co.jp

※最後のほうに書いてありますでよ。

 

実際、シーズン中の動きだと…齋藤学選手の獲得くらいしか表立った色が出ていない印象。広報カメラなどで練習場にいる姿はちょいちょい確認できるけれど。いよいよ今オフから本領発揮というところになるのだろうか(いや一刻も早く発揮しておくれ)

 

でも伏魔殿だからなあ、このチーム。明日には全く違う候補者の報道が出ている可能性もある。そう言えば、ニッカンはまだこの件を報じていない。笑

 

てなわけで。丑三つ時を越えて仕事し、寝ようと思ったらこのニュースに触れてしまった私Sが書き殴りお届けしました。

 

もう朝6時半。いい加減、寝るぞ!

ではまた。