ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【ベガルタ2024】補強第6報・川崎MF松井蓮之選手レンタルで新加入|昨年J2優勝を経験。ハードワーカー来たる

ハードワーク延長戦

どうもSでございます。連戦が続く我が軍。私めもハードワークが続いており、ヘロヘロでございます。試合は全部チェックしているものの、なかなか筆をとる時間が(本当に)ない。

 

我が軍も後半途中からの失点がどうのこうの言われておりましたが、私も強度の高さを保っていかにこの駄文を書き連ねるかが課題ですな。

 

というわけで、試合の振り返り(というか感想)は別な記事でまた改めて(書くよ?笑)。

 

名前は「れんじ」です

最近の我が軍、リーグ戦は5試合負けなし。守備面、特に球際の粘りをだいぶ見せている闘いぶりでございます。“1試合2得点1失点”を目指すという意味では、数字だけ見ても守備面は結果を出していると言えるでしょう。

 

一方で、攻撃は確かにまだまだ。後先はあまり考えずにパワーを出して守備を遂行できているものの、攻撃にかかるパワーは十分ではないかなという点はおそらく皆さんと同じ感想です。

 

特に攻撃では選手間のコンビネーションを重視している森山監督。守備の強度をいかにキープしたまま、選手交代を含め攻撃をどう工夫していくかがポイントだなと。

 

個人的には、やはり強度の高いボランチが必要と考えていて。期待値を超える活躍を見せている工藤蒼選手、そしてもう流石の長澤選手。DF陣とともに間違いなく現在の堅守を支えているマスターピースです。

 

しかし!
悲しいかな、今年のチーム構成は厳選されているため替えがいない…。鎌田選手も松下選手も工藤真選手も横山くんも攻撃に色をつけられる選手。知念選手も本職はCB。守備の強度を保つには、やはりハードワークできるボランチがほしいわけで。

 

と、いうわけで。安定と信頼の川崎さんからこの選手の登場です。

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チーム事情を察知して、庄子GMが名願選手に続き川崎さんからお借りしてきました。

 

ボール奪取とハードワークが持ち味の松井選手。法政大学卒業後、川崎さん加入後はなかなか試合に絡めず。2023年シーズン途中には、同年優勝した町田にレンタル加入。17試合に出場(リーグ戦先発14試合・出場時間1160分・1ゴール ※天皇杯でも1ゴール)し経験を積みました。

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加入後3試合に途中出場後、37節まで多くの試合にスタメン出場して優勝の原動力になったと言っても過言ではないでしょう。ちなみに仙台戦はメンバー外で来ておりません。

 

経験を積み、今年は勝負の年として川崎さんに復帰。ただ、そこは川崎さん。選手層の厚さを前にやはり試合に絡めない状況が続いていました。そんな事情も深く知る庄子さんがオファーしたのでしょう。

 

ちなみに「蓮之」と書いて「れんじ」と読みます。そこんトコロ、ヨロシク。松井選手をより深く知るアレコレはこちらをご覧ください。

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素の様子をうかがい知るには大学時代のこちらがおすすめ。これであなたも蓮之王だ!

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強度の高い森山フットボールレーニングでも離脱者がそれなりにいるようで、(良いことではあるが)早くも2種登録のユース横山くんがルヴァンカップでデビューするなど、中々に苦しい事情もあった。

 

同じく強度の高いフットボールで結果を残す町田さんで、しっかりレギュラー出場してきた松井選手はきっと我が軍で大きな力になるでしょう…!

 

ちなみに、森山監督はユース代表時に少し指導を受けたとか。現在レギュラーの工藤蒼とは同い年(学年は松井が1つ上)なので、切磋琢磨してほしいし、チームをしっかりと支えてほしい。将来川崎さんに戻って試合に出るために、頑張ってくれよな!

 

あ、一応言っておきますが、お姉ちゃんはかわいい美人さんです。

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有言実行のチームづくり

これで我が軍の保有選手は29名+3名(2種登録)に。

 

「未来のベガルタを見据え、育成型のチームをつくる」との宣言通り、プロ2~3年目や24歳以下の若手選手を抜擢している我が軍。

 

種目こそ違えど、20数年タイトルから見放されていたオリックス・バファローズも若手を育て、若手を積極登用する監督のもとでリーグ連覇を継続中。特に投手陣はリリーフから剛速球ピッチャーの継投で抑えており、我が軍で言うところの“強度の高さの維持”とちょっとした共通点も見出せますな。

 

我が軍に話を戻すと、若手中心の面々で存分に戦えていることは収穫。ユース育ちの工藤蒼選手・菅原選手、ポテンシャルお化けのオナイウ選手、今年から完全移籍した相良選手、10番を受け継いだ鎌田選手はスタメンで。今年加入のマテウス モラエス選手や有田選手もベンチから少しずつ試合に絡んでおります。

 

そして、彼らに加えて特に注目は両サイドバック石尾選手は落ち着きとしっかりとした基礎技術を見せ、飄々と効果的なプレーを見せる。1節・2節と終盤足をつってしまったものの、3節以降は無事に出場中。このまま走り切れるようになれば、頼もしい存在になるだろう…!

 

髙田選手はエネルギッシュなプレーやロングスロー(ちなみに石尾もロングスローを放れる)で存在感を出していて、ムードメーカーとしても森山サッカーを体現する存在に。両SBの真瀬・内田が戻って来れば、より良い競争となるはず。

 

こうして書いていると、なんだか勝敗を別にして未来を感じられますな。さあ、そんな選手たちが本日もやってくれるでしょうか。松井選手もベンチに控える徳島戦は、このあとすぐ!

【ベガルタ2024】第2節V・ファーレン長崎vsベガルタ仙台、YBCルヴァンカップ1回戦アスルクラロ沼津vsベガルタ仙台(感想)

強度の高さ

森山監督が標榜する強度の高い“刈り獲る”サッカー。負けじと私Sも丑三つ時を越えてなおハードワークする強度の高い仕事を1月より連日敢行。B仙台時代からの30年選手として、闘う矜持を見せつける。

 

かのキャンプでは「サッカー人生で一番キツい」と発した選手がいたそうでが、拙はもはや「人生で一番キツい」仕事ぶりでしたな。山は先ほど越えました。

 

さて。1節の感想で「更新スルヨ」と記しておきながら2節からもうアップしないのでは、さすがにアレなので。今記事では2試合まとめて感想をさらっと書いてみよう。散文ゆえ中身は期待せぬように…!

 

アウェイ連戦・その2

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さてアウェイ長崎戦。宮崎→仙台→大分→仙台→長崎と早くも嫌味のような日程を組まれた我が軍。さらに水曜にはルヴァンカップ沼津戦(アウェイ)が待っている始末。

 

スタメンはこちら。

郷家とエロン(Eronildo)が初先発。ベンチには、小畑・マテウス モラエス・知念・鎌田・相良・有田・中山が控える。知念と有田は今シーズン初めてベンチ入り。

 

試合記録はこちら。

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オナイウを左の攻撃的MFに使っているのがポイント。前節は両サイドからドリブルで攻め入る形。今節は郷家が入り、ボールキープを少し意識していたのかもしれない。

 

いちおう試合はDAZNでフルに観戦。相変わらず強度の高いプレッシングで、かなり高い位置でボールを奪っていた。後半もつのかなとは思うものの、監督の言葉を借りれば「発展途上」。試合を通じても鍛えていくのですなあ。

 

カリーレ氏のアレコレでドタバタしている長崎さん。同氏の後任となった下平監督は前任者とはまた違った形のフットボールを展開する方なので、やはりあちらさんも発展途上。割と我が軍ペースだったと思う。

 

前節でなかなかのインパクトを見せたオナイウ選手は、前半あまり仕掛けるシーンは無く、落ち着いた入りだった。割と前目にポジションをとって、ボールはもたずとも相手を押し込んでいたような気がする。

 

試合は前半終了間際45+3分にFKから菅田選手のナイスヘッドで先制。ヘディング強いですなあ、ホント。

 

後半はリードを守りつつ、各人変わらずにプレッシャーをかけて試合は仙台ペース。フアンマ選手にはプレーさせず、DFも堅い。

 

70分には郷家選手とエロン選手に代わり相良選手と中山選手を投入。プレッシャーをかけ直す。そしてオナイウ選手は慣れている右サイドに入り、相良選手とともに前節同様仕掛け始める。

 

すると78分、少し前にチャンスを逸した相良選手が左サイドで粘り、意表をつくセンタリング。早いボールを戻りながら中山選手がダイビングボレー。まさにゴラッソでリードは2点差に。素晴らしいゴールに思わずSも両手を上げる。いやあ、さすがっす。

 

昨年2ゴールと悔しい成績だった中山選手。ぜひ今年は再び2ケタに乗せてほしい。

 

その後は、82分に中島選手にかわりJデビューとなる有田選手を投入。しかし、86分に長崎・エジガル選手に返される。後半ブラジル人を3人投入して仕掛けてきた姿勢が結実。ここからは押し込まれる展開に。

 

ここは守り切るべく88分にはオナイウ選手・今日は長く頑張った長澤選手に代えて、マテウス選手と知念選手の両CBを投入。布陣は5-4-1、知念選手はボランチに入り逃げ切り体制に。

 

しかし!交代枠を使い切った後、石尾選手が前節に引き続き足をつってしまい、より耐える時間に。石尾選手は今節も頑張っていただけに、あとは走りきるフィジカルを身につければ伸びそうですな。両SBはコンディション不良らしいので、チャンスを活かしてほしいものです。

 

試合は体を寄せて球際で踏ん張った我が軍が逃げ切り。今季初白星を飾った。九州シリーズ2試合、勝点4。上々ですな。

 

30年経ってもまだまだ初めてはあるのです

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初白星の3/2(土)アウェイ長崎戦から4日後の3/6(水)、アウェイ3連戦の最後となるルヴァンカップ1回戦・J3アスルクラロ沼津戦を迎えた。

 

ルヴァンカップへの参戦は2021年以来。今年からJ3チームが参加し、すべてトーナメントでの試合となった。なお1回戦は1試合のみで、負けたら終戦です。

 

沼津とは初対戦。そしておそらく愛鷹で試合するのも初めてだろうか。97年・98年には旧JFLで同じく愛鷹広域公園をホームグラウンドとしていた、ジャトコサッカー部(当時の登録チーム名 ※99年からはジヤトコ)と試合はあったものの、両年とも富士市総合運動公園で試合だった(はず)。創立30年、まだまだ“初”があるのですな。

 

さて長い前置きでしたが、この試合ではいわゆるターンオーバーでスタメンが全員入れ替わる。と言うか、今年のルヴァンカップはベンチに9人登録可能になったものの我が軍の登録は6人。通常のリーグ戦(7人)よりも少ない。

 

なかなか厳しい状況の中、リーグ戦出場に向けたアピールに期待がかかる。

 

GK小畑、CBは知念とマテウス、右サイドバックは有田、左サイドバックには工藤真、ボランチは鎌田と我が軍のユース所属・横山、右攻撃的MFには西丸、左攻撃的MFには名願、2トップは中山と菅原。

 

ベンチには、GK松澤・CB菅田・RSB髙田・DMF工藤蒼・OMF相良・OMF郷家。

 

サイドバックは本職ではない有田と工藤真が入るなど、登録29名(うち1名は2種登録)の厳しい台所事情。ボランチにはキャンプで高評価だったユースの横山くんが初出場初スタメン。30代は中山のみで、将来の我が軍を担う選手たちが顔を並べた。

 

ちなみに相手のゴン中山監督と森山監督は筑波大学の同級生。

 

なんだろう。個人的にはそれこそ昔の1998年とか2000年とかの我が軍を想起した。水曜で観客の少ない陸上競技場のアウェイ戦。なんだか古きJFL感があってノスタルジー

 

この試合に関しては私SがLeminoに加入しているので、22:30の配信開始までは仕事をして暇つぶし(いや、やらないと締め切りに間に合わなかっただけ)した後、夜な夜な観戦。

 

試合が始まると、J3では屈指のポゼッションチームらしい沼津さんが健闘。一人ひとりの実力はこちらにやや分があるものの、プレスがあまりハマらない。本職を置けていないポジションもあり、急造チームであることも難しかっただろうか。前半15分くらいまでは、リーグ戦のようにボールを奪取できていたのだけれども。

 

まあ、台所事情も厳しいし、加えてリーグ戦で使うのはまだ少し難しいかなというプレーは正直散見しましたな。ピッチも少し合わない感じみたいだったけれど。まあ、伸びしろ伸びしろ。

 

それでも先制は我が軍。54分、実は我が軍加入後公式戦初スタメンだった菅原選手がゴール前の混戦から叩き込む。後半、西丸選手に代わり出場した郷家選手が入り、上手にポジションをとってボールの落ち着きどころが出ましたな。

 

しかし、時間が進むにつれて我が軍はパワーダウン。61分には中山選手に代えて相良選手、78分には有田選手に代えて髙田選手を投入するも、押し込まれて79分に失点。

 

追いつかれたものの、仕掛ける力が残る郷家・相良・髙田あたりを中心に点を取りに出て、83分には相良のCKから郷家が得意のヘッドを決め勝ち越し。

 

なんとか行けるかなとボンヤリ画面を見ていたら、それはピッチも同じく漫然運転だったのか浮足立ち、攻勢に出た沼津さんに後手を踏む。すると87分と90+4分にゴールを沈められて、逆転負けとなりました。決勝点には元我が軍・齋藤学選手のクロスが起点に。

 

なんでしょうな。まあ、久々にJ1と試合したかったな(勝てば札幌さんと試合だった)という思いはありましたが、今こうして振り返ってもあまり悔しくないというか。言ってしまえばチームとして力負けでした。

 

存外に上々の滑り出しだったリーグ2試合を経て、良いタイミングでしっかり失敗できたのではないでしょうか。西丸選手あたりは悔しかったろうね。まずはしっかりフィジカルつけてたくましくなりましょ。

個人的には両CBが少し心配かなあ。マテウス選手は若いのでパスのレベルを磨いて安定感アップを目指してほしい。知念選手は浦和時代のブランクをまずは埋めてほしいですな。

 

ユーズ横山くんはソツなくこなしていた印象なので、少しずつ力強さや自分の持ち味を出せるようにトップチームのスピードに慣れていってくれればなあと。

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さて、ユースと言えば横山くんに続き新たに2名が2種登録。

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今年4月から高校3年生に進級する両名。ともにDFですな。一色くんは昨年プリンスリーグでは出場機会が無かったものの、プレミアリーグプレーオフを前に選手が多く離脱してしまい抜擢。

 

1回戦の清水ユーズ戦(○3-1)、2回戦の鹿島ユース戦(×0-7)にスタメンとして出場した。

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一色くんは今年のキャンプには横山くんとともに参加していた(ほかは松田くん・門脇くん・室井くん)ので、森山監督の指導を受けていますね。

 

もう一方、吉田くんは2年生ながらプリンスリーグ全試合出場。残念ながらプレーオフ前に離脱して出場は叶わなかったものの、今年もユースの主軸を支えるであろう選手ですな。

 

さっそく横山くんがカップ戦とは言えトップチームデビューを飾ったので、ご両名も次に続いてほしいものですな。

 

これで登録選手は28名+3名の31名。育成型クラブを公の場で宣言し実質1年目、厳しいチーム事情とは言え有言実行であります。

 

ユースとの連携を深めて、トップへの昇格選手を増やしていくことはもちろん、ユースのレベル底上げを図り念願のプレミアリーグ昇格に繋げてほしいですな。

 

ここまで、つらつらと書きました。ホーム水戸戦は裏強化部Fと私Sが参戦予定です。まだまだ寒いであろうスタンドにて、ビール片手に内面からPASSIONを燃やして強度高く観戦したいと思いますな。

 

では、また会いましょう!

【ベガルタ2024】第1節大分トリニータvsベガルタ仙台(感想)

毎年

どうもSです。毎年この時期は繁忙期。ああだこうだ書こうと思ったものが書けずに、開幕を迎える。ああ無情。

 

しかしまあ、開幕戦を書けずになんとなく冬に更新では微妙なので、今年はさらっとでも更新していこうと思う。

 

30年の節目。新生ベガルタである。

 

開幕は九州

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今節はDAZN観戦。強化部ディレクター陣のSとKがゆるりと戦況を見守る。

 

スタメンはこちら。

ベンチには、GK小畑・CBマテウス モラエス・DMF鎌田・OMF郷家・OMF遠藤・CFエロン・CF菅原が控える。

 

試合詳細はこちらから

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移籍選手はRSB髙田、ルーキー&2年目はLSB石尾・DMF工藤蒼・OMFオナイウがそれぞれスタメン出場。両外国人はベンチスタートに。

 

選手起用は、選手の個性選手間の連携を重視すると話していた森山監督。サイドに若い世代を多く起用したなという感想ですな。

 

ちなみに昨年のスタメンはこちら。

GK林(35)
CB小出(28)
CB菅田(25)
CBキム・テヒョン(22)
DMFエヴェルトン(30)
DMF中島(23)
RWB真瀬(24)
LWB相良(20)
OMF氣田(25)
CF中山(31)
CFホ・ヨンジュン(30)
※カッコ内は年齢。

 

スタメンの平均年齢は26.6歳から26.5歳に。あれ、あまり変わらない。笑

 

しかし、戦い方は昨年からかなり様変わり。やはり宣言通りに前線からのプレッシングが目立つ。昨年の相手をいなすような戦術志向のポゼッションスタイルから、強度の高いアグレッシブスタイルに。

 

戦い方としては、CF2名とDMF工藤蒼が前に前にプレッシングして、攻撃時は両サイドがドリブルで押し込み、サイドバックはあまり追い越さずにOMFのサポートに入る…そんな展開でした。

 

守備時にプレッシャーをかける中山と中島の立ち位置が良く、オフェンスではオナイウの俊足と相良のドリブルでチャンスメイク。石尾・髙田も攻守に顔を出し、工藤も長澤と役割分担のもとで積極的にプレー。選手起用は当たっていたと思う。

 

そんな中で、40分にオナイウのドリブルから相良にボールがわたり、相良が相手に仕掛けつつタイミングを外してループシュート。これが決まり先制。良い感じで後半へ。

 

その後は少しペースを落としながら、試合を落ち着かせようとするものの、選手交代を含めて攻勢に出た大分さんが段々とボールを支配し始める。まあ、こちらの目線で見ると、長澤の交代後にどうしていくかは考えどころかもしれない。鎌田はまたタイプが違うので。

 

それでもケガ明けの鎌田がチャンスを作るなど、再びペースを取り返そうと前に出る。

 

しかし同じくケガ明けの郷家は試合に入れず、あわや退場のヒヤヒヤシーンも。コンディションが上がってくれば間違いないので、無理せず。

 

そうこうしている内に、石尾が足をつり交代。DFは菅田以外ポジションチェンジ(小出:CB→RSB、髙田:RSB→LSB、CBにマテウス モラエス)となりバタつきはじめる。中盤ではDMFの工藤蒼がリーグ初出場で奮闘していたものの、運動量が落ち始めてきた。

 

そして83分、中盤に隙が生まれてからサイドを崩され、大分CF長沢選手(元我が軍)に決められて1-1に。そのまま試合終了に。

 

いやあ、よく頑張ったと思います。昨年後半戦、いや個人的には2018年シーズンくらいからイマイチ心が躍らない試合ばかり(天皇杯決勝を除く)でしたが、久々にエネルギッシュな戦いぶりを目の当たりにできて、じんわりよかったなと。

 

まあここから山あり谷ありでしょうが、伸びしろは感じました。停滞感から少し抜けたような、少し霧が晴れてきたような感覚です。

 

さて、駄文はここまで。次節、実は来週も九州です。お相手は長崎さん。

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では、仕事に戻ろう。またお会いしましょう!

 

 

【ベガルタ2024】2024年J2リーグ各チームの編成状況をゆるりとチェック ※2024/2/22更新

新年のご挨拶

2024年を迎えました。クラブ設立30年を迎える本年は、我が軍にとって文字通り新章の幕開けとなる記念すべきシーズンとなります。

 

チームは、庄子GMのもと未来志向で建て直しを推進中。一方で一部フロントと一部サポーターの関係は停滞し、相変わらず冷え込んでいるようですが。そんなバランスの悪さを含めて、等身大の我が軍ということですな。嗚呼30年。

 

ひと言お伝えするとすれば、やはり「君たちは、どう生きるか」。その言葉に尽きます。この先どうするかを選ぶのは一部フロントも一部サポーターも同じ。

 

一部フロントの面々(というか、結局クラブとしての意思決定にはなるでしょうが)はこの状況をどうしたいのか。話し合うのか、突っぱねるのか。それを決める側ですな。

 

そして一部サポーターは、クラブが意思決定する前に行動を起こすのか。決められた方向性を目の当たりにしてから行動を起こすのか。それとも変えないのか、はたまた退くのか。あるいは徹底抗戦するのか。

 

まんず、各々が考えてみることですな。ちなみに当方はあくまで裏強化部のため、そうした現場外の物事には原則関わらないスタンスです。

 

我が軍の始動は1/10|各チームの編成を比較してみた(更新中)

さて、最近は何だか前置きが重くなりがちですな。ぜんぶ雪のせいだ。

 

1月も中旬。お仕事の合間に各チームの契約更新情報や加入/退団リリースをチェックする日々も終わりがぼちぼち近づいてきたこの頃です。

 

我が軍は始動し、早速ハードなトレーニングがスタートしている様子。今季に向けた補強は例年に比べて動きが少なく、髙田・名願の両選手以外は割と先行報道の通りに進みましたな。

 

1/8のエロン選手・完全移籍加入が発表されて現有戦力は28名に。正直まあちょっと足りないなという印象です。今年から生え抜き育成(森山監督いわく『ベガルタグロウン』)にシフトしているので、もしかしたらキャンプにたくさんの大学生やユース選手が参加して、早い段階で特別指定選手や2種選手が登録されるかもしれませんな。

 

さて。2024シーズンを占うにあたり、気になるのは他チームの編成状況。ここでは2024/2/22 22:22時点のデータで見ていきましょう。にゃんにゃん。

 

※数字は一応調べて書きましたが、チェックしきれていない部分もあるかもしれませんので、その点はご了承ください。

 

ベガルタ仙台:29名(IN10名/OUT14名)◎

まずは我が軍。先述した通り、契約更改は既に終了。若返りの方針のもと、多くのべテラン選手が退団した。また、生え抜きを増やす方針のもとで、レンタル移籍での保有は中島選手と名願選手の2人に。

 

そんな我が軍ですが、1/9に背番号が発表。1/13にはエロン選手が合流し、いったん陣容が揃った。ここ数年の傾向を考えると、始動後の補強リリースもあるので、もう1~2名は増えるかもしれないが…果たしてどうなるか。

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ブラウブリッツ秋田:29名(IN12名/OUT14名)◎

吉田監督のもと、堅実な戦いぶりでJ2に定着している秋田さん。一方では有望選手が引き抜かれるジレンマも。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。あ、蜂須賀選手頑張って!

blaublitz.jp

 

モンテディオ山形:30名(IN13名/OUT14名)◎

一部が騒いでいたらしい移籍劇も含め、積極的に選手の入れ替えを断行したお隣さん。昨年の勢いそのままに、昇格への本気度が増しているようだ。

 

契約更改は終了し、背番号も発表された。外国人選手はゼロ。指揮官のナベ氏のもと、選手各人の戦術理解度アップを狙っていくのだろうのか。このまま日本人だけでのシーズンインとなっても不思議ではない。

www.montedioyamagata.jp

 

いわきFC:29名(IN15名/OUT14名)◎

多くの選手がステップアップしたいわきFC。有力選手が移籍した分は、有望な若手選手のレンタル移籍などで確保した印象。本当に若手中心の編成でフィジカルを存分に鍛え上げていくチームとして、存在感が高まる。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。オフには主力が多く引き抜かれたものの、西川選手やブワニカ選手などの活躍が期待される。「日本のフィジカルスタンダードを変える」挑戦には2024シーズンも注目だ。

iwakifc.com


水戸ホーリーホック:34名(IN16名/OUT13名)◎

こちらも本当に若手中心のチームづくりで年々評判を上げている水戸さん。社会人教育にも力を入れ、その取り組みは一目を置かれている。

 

契約更改は終了し、背番号も発表済み。今季は保有選手数を増やしながらも、レンタル移籍の選手がわずか1名のみでのスタートとなり、新たなチャレンジのフェーズに入った。

www.mito-hollyhock.net


栃木SC:31名(IN13名/OUT13名)◎

新監督に田中誠氏を迎えた栃木さん。イスマイラ選手の完全移籍獲得のほか、血の入れ替えを敢行。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。上位浮上を狙う。

www.tochigisc.jp

 

ザスパ群馬:31名(IN13名/OUT12名)◎

宮城県出身の大槻監督のもと、純国産布陣で若手を鍛え上げ上位進出を果たした群馬さん。ある意味ではいわきさん・水戸さん同様に、我が軍が目指す方向性のモデルとなる存在だ。プレーオフ進出を視野に入れ、こちらも積極的に選手の入れ替えを実行。

 

契約更改は終了し、背番号も発表。昨季以上の成績を目指せる陣容が出揃った。

thespa.co.jp

 

ジェフユナイテッド千葉:30名(IN10名/OUT9名)◎

我が軍でコーチを務めていた小林監督のもと、V字回復でプレーオフに進出した千葉さん。恩師・ナベ氏率いるお隣さんと同じような歩みを見せた2023年といえる。今季は磐田さんから2人目のドゥドゥ選手を獲得(登録名はエドゥアルドに)し、自動昇格も視野に上位進出を目指す。

 

契約更改は終了し、背番号も発表。出場できる外国人枠を1名分残しているので、今後新たな動きがあるかどうか。

jefunited.co.jp

 

横浜FC:32名(IN17名/OUT17名)◎

残念ながら1年でJ2降格となった横浜FCさん。降格チームの宿命と言いますか、大幅な選手の入れ替えがありました。その中でも四方田監督が続投し(コーチはおなじみ堀氏)、有望な若手選手や教え子を獲得するなど、再昇格に余念の無い布陣に。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。ここ数年、外国人を多めに獲得してきたチームだけに、今後も新たな選手の獲得があるだろうか。

www.yokohamafc.com


ヴァンフォーレ甲府:33名(IN11名/OUT14名)◎

昇格こそ逃したものの、初のACLでトーナメントに進出するなど大健闘を見せている甲府さん。一方では、その健闘ゆえ有望選手が引き抜かれることに。ACLの戦いを残しているだけに、補強は不可欠。どれほどの選手を確保できるか。

 

契約更改は終了し、背番号も発表。まだ2名の補強があるとか(サイドバックほか交渉中。※1/16に京都・飯田選手の加入が発表された)。正直活躍しきれていない印象があった外国人選手には、新たにアダイウントンとファビアン・ゴンザレスを獲得。ともにJでの経験を持ち、ピーター・ウタカとのトライアングルが実現すれば、強力な攻撃が披露されそうだ。

www.ventforet.jp


清水エスパルス:35名(IN17名/OUT14名)◎

昇格大本命もリーグ最終盤にプレーオフ圏内に順位を落とし、そのプレーオフでは決勝で東京Vに敗退。オフにはフロントのアレコレを各紙に書かれる始末。熱い漢・秋葉監督が留任し、妥協なく戦えるチームに生まれ変われるか。秋葉監督の教え子や有望選手が顔を並べ、例年より地味ながらも良い補強を果たした感あり。

 

契約更改は終了し、すでに背番号も発表済み。得点源のチアゴサンタナは浦和に移籍したものの、代わりにルーカス・ブラガ選手とドウグラス・タンキ選手が加入。シーズン初めから秋葉監督が指揮を執る今季は、どんな陣容を中心に据え戦うのか注目。

www.s-pulse.co.jp


藤枝MYFC:31名(IN10名/OUT12名)◎

須藤監督のエンターテインメントを追求したフットボールのもと、魅力あるチームになりつつある藤枝さん。その魅力ゆえに主力選手がシーズン途中で引き抜かれるジレンマも抱えた。とは言え、若手を躍動させられる須藤監督。きっと今年も新たなヒーローを生み出すだろう。今季もきっと良いチームを作ってくるはず。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。

myfc.co.jp

 

ファジアーノ岡山:30名(IN14名/OUT13名)◎

もはや懐かしさすら覚える木山監督のもとで、質実剛健フットボールを見せる岡山さん。元名古屋・ガブリエル シャビエル選手を獲得するなど、戦力強化に余念がない。木山フットボールを実現できる選手が揃ったと言えるだろう。目指すはプレーオフ、そして念願のJ1昇格。

 

契約更改は終了し、背番号も発表済み。攻撃陣を入れ替え、充実の戦力で臨むシーズン。悲願のJ1昇格は実現するか。

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レノファ山口:31名(IN11名/OUT11名)◎

イケメン若社長の元我が軍・渡部社長が率いるレノファ山口。今季は新監督に志垣良氏を迎え、できる限りの補強にも取り組んだ印象。まずは中位進出を目指すところだろうか(そう思っていると意外に上位進出してくるのがJ2笑)。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。ここからさらなる動きはあるのだろうか。

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徳島ヴォルティス:29名(IN7名/OUT12名)◎

スペイン路線が裏目に出てしまった昨季の徳島さん。今季は昨季途中就任の吉田達磨監督がシーズンインから指揮を執る。補強はピンポイントで実施した感あり。やや未知数の選手もおり、どう転ぶだろうか。背番号は発表したものの、出場できる外国人枠を残しており、まだ補強に動きそうな気はしている。

 

1/23にエウシーニョ選手の契約更新が発表。既に背番号は発表済みで、ひとまずの陣容は揃ったか。

www.vortis.jp

 

愛媛FC:30名(IN10名/OUT12名)◎

しばらくぶりにJ2リーグへと帰ってきた愛媛さん。今オフは韓国人選手を3名獲得するなど、できる限りの補強に取り組んでいる印象。

 

契約更改は完了し、背番号も発表された。

ehimefc.com

 

V・ファーレン長崎:32名(IN9名/OUT10名)◎

契約更新したにも関わらず、母国ブラジルの名門・サントスの監督に就任しようとしている(現地では監督に就任したと報道されている)カリーレ氏。契約更新の有効性を主張する長崎側は当然違約金を要求する構えで、騒動は果たしてどんな展開になるのか。ひとまず昨季は大分の監督を務めた下平隆宏氏をヘッドコーチ(実質、後任監督)に招聘し、10月には新スタジアムでの戦いを控えている大切な1年にどう戦っていくか注目が集まる。

 

相変わらずカリーレ氏(というかサントス)とは揉めているようですが、選手の去就はすべて発表済み。

www.v-varen.com

 

ロアッソ熊本:30名(IN8名/OUT8名)◎

何人選手を引き抜かれても、なんとかしてきた大木監督。今オフにも昨季成長し活躍した平川・島村の両選手が退団に。一方で、選手たちに向けて「残ってくれ」と話した大木監督の言葉に呼応したのか、多くの選手が契約更改を選択した。

 

契約更改は終了。背番号も発表済み。先述の通りJ1チームに移籍した平川・島村両選手の後釜を見つけてくるのか、これまでどおり新たな選手を育てて主力に成長させるのか。その点、実に興味深い。

roasso-k.com

 

大分トリニータ:38名(IN12名/OUT7名)◎

片野坂知宏監督が復帰し、改めて昇格を目指す大分さん。J2としては大所帯の選手を保有し、陣容はある程度揃ったと言えるだろうか。

 

契約更改は終了。背番号も発表された。保有選手37名は2024のJ2リーグで現状最も多い。

www.oita-trinita.co.jp

 

鹿児島ユナイテッド:31名(IN9名/OUT7名)◎

愛媛さんと同様にJ2の舞台へと帰ってきた鹿児島さん。我が軍出身の田中渉選手(山形)・藤村慶太選手(金沢)を獲得するなど、着実に補強を展開中。

 

契約更改は終了し、背番号も発表。

kufc.co.jp

 

 

J1・J2リーグにおいては、各チームほぼ陣容が整いつつあります。補強は終盤戦となり、あとはキャンプイン後にどうなっていくか注目ですな。裏強化部としても日々、各チームの動きを見ていきたいと思います。

 

それでは、また会いましょう!

【ベガルタ2024】2024シーズンの選手編成を裏強化部なりに考えてみた ※2024/1/12更新

庄子GM、いよいよ動き出す

2023シーズンも終わりひと息。昇格プレーオフを横目にして、本格的に今季を総括する時期になりました。

 

来季に向けたリリースやニュースが出てくる中、就任後これまでは広報カメラなどの動画か画像に、ひっそり映り込むくらいしか露出が無かった庄子GMの動静が。

hochi.news

kahoku.news

河北新報のサイトは会員になれば、1日1記事無料で閲覧可能です(…と、言うくらい見るべき内容。まあ回し者でもなんでもないので、あくまで見たい人はどうぞ)。

 

ちなみに河北の記事は(私S調べによると)11/17の公開時から見出しが変わっている模様。

 

▼公開時
「準備と技術不足が低迷の要因」「生え抜きを1人でも増やす」庄子GMインタビュー<ベガルタJ2の迷宮>

 

▼11/25早朝確認
「生え抜きを1人でも増やす」「我慢が必要な時期もある」今後の強化策、庄子GMに聞く<ベガルタJ2の迷宮>

 

まあ、Web記事ではアクセス数(=読者の反響)などを考慮して、タイトルを変えることはそう珍しくないですがね。うふふ。

 

さて。ああだのこうだの記者諸氏が振り返っている話はいったん置いといて、来季のキーパーソンの一人・庄子GMの話にフォーカスした上で、来季以降の我が軍を見据え、どのような動きをとっていくかの要点を怒られない程度に紹介しよう。

 

■今期の不振は『準備、心構え、基礎技術』の不足(とみている)。

■今後目指す戦い方はボールをつなぎアクションして戦うチーム。時にはカウンターも交えながら攻撃的なフットボールを目指す。

ユースを強化し、毎年トップに昇格する(=育成の)流れを作る。

■レンタル主体のチーム編成から脱却し、生え抜きを1人でも増やす。移籍で獲得する選手も将来を見据え若い世代を中心に。

■限られた来季の強化費用は主にセンターラインへ。

■育成主体でも毎年昇格は目指す。だが、チームの現状は「リフォームしようと思っていたら、建て替えに近い状態だった(庄子GM)」ので、軌道に乗るまでには時間がかかるかもしれない。結果もプロセスも大事だと考えている。

お金を使って強くしても面白くない。まずはJ1に定着。その何年後かに優勝。その時のメンバーの1/3が生え抜き。そんなチームを見て、有望な選手が小学生世代から入団を望む。そうなれば最高。

※そのほか細かいことは、それぞれの記事を見てくださいな。

 

さすが川崎さんを育てた男。言葉に説得力がある。そして、実に重い。

 

でも、なんだろう。やはり面白い方だなって思いました。現実はしっかりと見ているが、とっても良い意味でクレイジー

 

いやあ。私Sとしては、30年見てきてようやく芯のある方がフロントに来てくれて、本当に本当に嬉しいかぎり…!!

 

そして本題へ

さて、おそらくはこんな感じで浮ついている方はあまりいないだろうと思いつつ、上で紹介した庄子GMが目指すチームビジョンのもとで、来季の編成を考えてみることにしよう。

 

私Sは、上記記事のほか、川崎さんの過去のチーム編成、川崎時代の庄子さん関連記事や書籍を見ながら、強化の方向性をいろいろと考え探ってみた。

 

大まかに言うとこんな感じですな。

 

■(前提)掲げたチームスタイルを継続して追求し、確立する。それにより補強方針が明確になる。評価基準ができる。戦う方向性も揃うので一体感が出る。

■基礎技術の高い(いわゆる「止める、蹴る」のレベルが一定以上の)選手を求める。育てる。

■チームとしての積み上げが得られないのでレンタル選手は基本なし。移籍は不足している部分を補うためにピンポイントで実施。基本的には、新人選手を獲得し育てていく。

■選手層は「厚すぎず、薄すぎず」。若手の出場機会を増やせるような編成を心掛け、選手間の競争を促す。

■選手起用は選手一人ひとりの長所を活かす形で(特に若手)。

 

これらに「2023年度赤字決算見込みの台所事情」という事情も加味して考えました。

 

※ちなみに、編成内容をまとめたのは11/16AM。なので、必要に応じて説明・注釈を入れ、新たな情報のリリースがあり次第追記しています(基本、敬称略)。

2024/1/11現在。赤字は新加入・緑字はレンタルから完全移籍・青字はレンタル 。数字は2024年の年齢

 

まずはゴールキーパー(GK)

小畑・梅田の若手は契約更新だろう(梅田は11/23に契約更新リリース。大卒2年目、まずはカップ戦での出場を目指してほしい!)。

 

特に小畑の出場機会は多くなると予想(小畑も12/25に契約更新リリース。おそらくオファーはあったのだろうなと思いつつ。キック精度など現代的フットボールに必要な資質を持つ小畑選手には、ぜひ生きた教材(=林)のもとでGKの基礎技術をしっかり伸ばしてほしい。それが現時点では良いと思う。林はもう大ベテランの域。来季はたくさん出場できるように頑張れ!)。

 

林は予算の兼ね合いも含めて流動的かと。予算の都合、そして本人の意思が合うならば来季のプレーもあり得る。ぜひ来季も自身の経験を落とし込んでほしい(12/15契約更新リリース。今季の守護神が来季もゴールマウスに。いい意味で小畑の壁になり、GK陣のレベルアップをリードしてほしいものです。)。

 

松澤はレンタルなので退団となりそうな気配。ただ、盛り上げ役となれるベテラン第3GKの存在は貴重で、徳島と契約切れならば完全移籍の可能性もあるか(12/19完全移籍での獲得リリース。ベンチに入れるかどうかの当落線上にいるGKは、常に気持ちを切らさず準備するポジション。その分、メンタリティが磨かれるのでしょうな。コメントにもあるとおり、周囲への配慮を忘れない彼の存在は、来季から生まれ変わるチームを支える意味で必要な存在のはず…!)。

 

個人的には、新人GKを採用するような気はしている。例えば、大卒新人とか若手韓国人GKの獲得とか。

 

(2023/12/25追記⇒)GKは全員契約更新。キャンプなどでケガ人が出ない限りは、このまま4人体制で開幕を迎えるのではなかろうか。

 

センターバック(CB)

今オフ一番の補強ポイントといっても過言ではないだろう。移籍2年目を迎える菅田は残りそうだし、残ってほしい(11/25契約更新リリース。1年目からチーム事情に振り回された感はあるが、その空中戦の強さは魅力。ポゼッションの局面でも活きるはずなので、来季に期待)。

 

テヒョンはレンタルしかも2年在籍したので、おそらく戻るか他チームに行くだろう(11/24退団リリース近未来の韓国代表を背負うCBとして頑張れ!)。

 

若狭は年齢的にどうだろうか。ここも予算次第だけれど、難しそうではある。小出はおそらく獲得を望んだ伊藤元監督がもういないので、微妙なところだろうか。こちらも契約更新は怪しい気がしている。補強の状況次第だろうか。

 

(小出は11/28契約更新リリース。おお、正直意外だった。CBとRSBも担うことができ、真面目な性格は森山新監督のもとで活きそうでもある。来季はキャプテンを担うかわからないけれど、個人的には背負いこみすぎず自分のために頑張ってほしいと思う。

 

若狭は12/19に退団リリース。CBやRSBで出場し巧みなポジション取りでチームを支えた。力はある選手だが、若手中心の編成に変わるチームでは、やはり年齢面で構想から外れたのだと思う。皆から親しまれる良いキャラクターでした。まだまだ彼の経験を必要としているチームはあると思うし、頑張ってほしい)。

 

貴重な左利きCBの福森は、来季も更新となりそうと予想。ただ、もし補強のアテがあるのならば、その限りではない(12/6退団リリース。若狭と同じく、若返りを図るチームにて来年32歳となる福森選手も構想から外れたということでしょうな。移籍先の今治で頑張ってくださいな!さて。左利きのCBは先日報道されたマテウス選手や知念選手の加入が濃厚ですが、まだ補強があるかもですな。※2024/1/4追記⇒知念・マテウス選手ともに入団決定)。

 

来季のCBにはおそらく、外国人と日本人を獲得(移籍もしくは新卒で2~3名を獲得)するのではないか。

 

裏強化部のリストをざっと並べてみると、知念(浦和)・マテウス モラエス横浜FC・イヨハ 理 ヘンリー(京都 ※熊本からレンタル中)・家泉(いわき)・タビナス ジェファーソン(水戸)・山田(水戸)・福島(栃木 ※湘南からレンタル中)・平松(栃木)・カイケ(大宮)・袴田(大宮)・千田(東京V)・庄司(金沢)・生駒(山口)とか。

 

(2024/1/4追記⇒)知念選手に続き、既報通りマテウス モラエス選手も加入。現在CBは4名。左サイドバックの欄でも触れていますが、CBとLSBを兼任できるプレイヤー、もしくはCBとDMFを兼任できるプレイヤーをもう1名くらい獲得したいところですな。もちろんCB専任でも。

 

契約更改していなさそうな選手を挙げていくと、重複しますがタビナス (水戸)・熊谷(千葉)・田中(柏)・塚川(FC東京)・綱島(東京V)・二階堂(YS横浜)・松村(湘南)・附木(沼津)・奈良坂(讃岐 ※町田からレンタル中)・森(琉球とか...。松本で出場機会を得て成長した常田選手に帰ってきてもらうのもいいかも…?

 

サイドバック(LSB)

※おそらく4バック基本線と予想し、考えます。

 

現所属は蜂須賀・秋山・内田。そこに来季は石尾(仙台大。今季特別指定選手)が加入する。来季の基本線は石尾+秋山or内田か。

 

蜂須賀は本人の希望次第かと。まあ、彼の年齢も考えると若返りするチームの戦力構想には入らないのではないかと思っている。本人が現役を希望すれば退団もあり得る(11/16PMに退団リリースあり多くは語らないが、秋田で現役生活をやりきって帰ってきておくれ。待ってるよ!)。

 

秋山・内田は、今季ともに一定のパフォーマンスを見せたと感じている。ともに貴重な左利き。両方契約更新してほしいところとは思うものの、予算的には怪しいかもしれない。

 

個人的に、どちらかと言えば秋山の方が来季のチームにフィットしそうな気はしている。ハチの去就も含めどうなるか(11/24に内田の契約更新リリース。考えてみれば石尾は新人だし、LSBは内田・秋山・石尾の3人になっても不思議ではないのか。

 

12/22に秋山の退団リリース。内田か秋山か。やはり片方のみ契約更新でしたなあ。秋山は推進力のあるタイプで、堀体制以降は氣田と良い関係でボールキープできていましたな。貴重な左利きSB、新天地の福島でも頑張ってくれい!)

 

(2024/1/4追記⇒)秋山選手が退団し、現状LSBは内田と石尾の2人体制。加入が噂されるCBのマテウス モラエス選手はブラジル時代にLSBをやったことがあるとかないとか。しかし、石尾は(特別指定選手の1年間があったものの)今季新加入。もし移籍選手の獲得があるとすれば、LSBもCBもプレー可能な選手を補強するかもしれない(どちらかと言えば、CBメインでLSBも兼任できるプレーヤーがほしい)。

 

あるいは両サイドでプレーできるSBの選手か。例えば、浦和の馬渡選手や岐阜の宇賀神選手、名古屋からレンタルで水戸に行っている成瀬選手とか…若手を集めるチーム方針ゆえに、年齢がどうなのかという自問自答はまあありますが。(←宇賀神選手はなんと浦和に復帰するそうですな。びっくり)。ほかには...LSB専任ですが磐田の高野選手はどうでしょうな。2022年からケガ続きで中々出場機会が無いですが、縦に早くクロスも上手だった印象。

 

サイドバック(RSB)

真瀬は契約更新すべき選手と考えるものの、入団後からのキャリアを考えるとオファーがあれば出る可能性がありそう。環境を変えたい思いもあるかもしれない(12/1契約更新リリース。森山体制では活きると思う。望むキャリアを切り拓け!)。

 

RSBもできるハチの去就が微妙なので、このポジションには移籍もしくは新卒選手の獲得による補強があるかも。左サイドは左利きのスペシャリストを置いておきたい都合上、RSBの体制は専任2人+CB兼任1人くらいになると思う。

 

ここは、来季J3となるツエーゲン金沢の小島選手(元仙台・仙台ユース出身)にお帰りいただくなんてどうだろうか。ここ数年試合経験をかなり積んでいて、今季は37試合(スタメン34試合)出場。あとは、高尾(G大阪)・柳澤(G大阪)・江川(いわき)・黒崎(栃木)とか。

 

(2023/12/19追記⇒)ブラウブリッツ秋田より髙田選手が加入。おそらくこのポジションは打ち止めでしょう…!いやあ、裏強化部では見つけられなかったですなあ。

 

ボランチ(DMF)

来季2年目となる工藤蒼は、レンタルに出されなければ来季も間違いなく我が軍でプレーするでしょう(12/1契約更新リリース。若手にチャンス到来の2024シーズン。まずは公式戦出場を!)。そしてこのポジションには、ユース時代にプレーした新加入の工藤真が。ともに来季チャンスをつかんでほしい。

 

レンタルで加入したエヴェルトンは、年俸も高いようで返却濃厚か(11/23退団リリース。まあ…いろいろと合わなかった部分が多かったなと。大宮戦のアディショナルタイム我が軍の残留を手繰り寄せるヘディングゴールがハイライトでした。来季所属するチームでも頑張ってくださいまし)。

 

闘争心抜群、しかしポゼッションを求めていく来季のチーム…そして年齢を考えると、フォギーニョも退団濃厚と考える(こちらも11/23退団リリース。大人しいチームのなかで闘う姿勢に心が動いた。2022年のホーム熊本戦は忘れないぜ!)。

 

松下も予算を考慮すると、優先順位的に微妙なところか(12/10契約更新リリース。意外にも…と言えばかなり失礼ですが、更新となりましたな。もしかしたら、契約が残っているのかもしれない。もちろん実力は疑う余地なし。コンディションを整えて頑張ってほしい!…その一方で。松下の契約更新は当方が予想した編成に割と影響があるというか。庄子GMが話していた「レンタル選手の完全移籍移行」や、氣田・鎌田など実力やポテンシャルの高い選手の去就が騒がしくなりそうな気配がありますのう)。

 

2023シーズン途中加入の長澤は、ピッチにいるといないのでは大違い。正に別格の存在だ。年俸はもちろん安くないだろうが、残してほしい。まあ、今期途中からJ1チームから完全移籍で加入していると考えれば、来季も我が軍でプレーするのではと予想。そして願望11/23契約更新リリース。本当によかったよかった。来季はトレーニングからどんどんパーソナリティを出して、チームをリードしてほしい)。

 

鎌田は若く、そして高い技術を持つ。チームとしては残したいだろう。ただ、もしJ1チームやJ2上位チームからのオファーがあれば、移籍する可能性も否定できない(12/17契約更新リリース。フィットするチームがあれば出るかも?と思っていましたが、契約更新となりました。2024のネオ・ベガルタには必要なピース。持ち前のセンスをさらに発揮するには、球際の激しいプレーをいとわない体と積極性が必要だ。飛躍するために、森山監督のもとで成長してほしい)

 

梁については、本人の意向次第だろう。何の報せも無いということは来季も戦うのではないかと思っている(12/18今季で現役引退の報せ。ビックリとまではいかないまでも、このタイミングは意外だった。来季のチーム再出発を見届けてから…と勝手に思っていた。でも、梁やハチという選手が契約満了…まさに世代交代ですな。チームが新たな一歩を踏み出す明確なサインともいえます。梁のことは改めて書きたいと思うが、今はただただお疲れさまでしたと。できるなら、これからの我が軍に力を貸してほしいとは思っている)。

 

このポジションもおそらくは外国人が加入しそう。加えて日本人で実績のある選手と合わせて、(鎌田の去就次第で)1~2名のレギュラークラス獲得があるのではないか。こはちょっと現実的に夢想(←日本語おかしい)してリストアップ。名古(鹿島)・柴戸(浦和)・奥野(湘南 ※G大阪からレンタル中)・山田(名古屋)・喜田(C大阪)・宮本(いわき)・高岸(水戸)・前田(水戸)・松井(町田 ※川崎からレンタル中)・竹本(熊本)とか。

 

(2023/1/4追記⇒)鎌田の契約更新が決まり、あとは外国人選手一人が加入すると考えています。果たして。そう言えば、長崎(元川崎)のカイオ・セザール選手は退団していますな。ちょっと安直だろうか。

 

オフェンシブハーフ(OMF)

チームで最も選手が多いポジション。くどいようだが来季は若手主体と考えると、エネルギッシュにプレーできるオナイウと加藤あたりは残りそうな気配。

 

(オナイウは11/29契約更新リリース。スピードに乗ったインパクト大のプレーで今季スタジアムを湧かせた数少ない存在。来季はレギュラー争いに絡むだろう。飛躍の一年を!)。

 

(加藤は12/28山形への完全移籍リリース。後述の氣田と同様にお隣さんへの完全移籍となりました。我が軍が自ら荒波に突っ込んだ2020年から今まで頑張ってもらったなと思っております。入団決定時のメッセージはとても感じるものがあった。お隣さんのボスは言わずもがなのナベ氏。加藤自身は初めて指導を受けることになるが、おそらく長所を活かせる環境になるのではなかろうか。ただ!頭はかなり使うと思うので…早く順応できるように頑張ってくれい!)

 

藤枝にレンタル中の大曾根は戻ってくるのか、はたまたレンタル延長か。川崎の下部組織出身で、育成重視の編成となると戻ってくる気はするものの…今季はケガでほぼ試合に絡めなかったことを考えると、もう1年くらいは藤枝でプレーしても不思議ではない(12/21レンタル先・藤枝への完全移籍リリース。そのまま完全移籍となりました。リアルな話をすれば移籍金が発生すると考えられ、編成上の理由もありそうだ。大きなケガを負いながら完全移籍のオファーを受けられたのは、先方に素質を買われている証拠。続々と選手がステップアップしている藤枝でエース格となってほしいですのう。頑張って!)

 

ベテラン遠藤は鹿島仕込みのプロ意識の高さ、そして秀でた技術を持つ。そして言わずもがな宮城県出身。若手を鍛えるキープレイヤーとして来季も残るだろう(11/17契約更新リリース長澤と共にチームに厳しさを持ち込んでほしいね。そういう意味でいよいよ来季は本領発揮というところかな)。

 

そして、遠藤と同じく宮城県出身かつ我が軍の下部組織出身・郷家。J1レベルのプレーヤーであることを示した2023シーズン。オファーはあると思う…あると思うが、長澤と並んで残ってほしい大切な存在。新たなビジョンを掲げ、創立30年目を踏み出すチームの象徴としても必要なプレーヤーだ(11/26契約更新リリース。複数年契約だったのかな。まんず、ひと安心。来季は君がエースだ!

 

氣田も長澤・郷家と並び、言わずもがな必要な選手ではある。ただ、成長志向が強いだろう彼。そろそろ新たな環境でのチャレンジを望んでいても不思議ではない。彼にはJ1時代から、だいぶ貢献してもらった。もしJ1からオファーがあれば送り出すタイミングといえる(我が軍との契約が残っていれば移籍金も手に入るという側面もある)。果たして(12/28山形への完全移籍リリース。移籍はまあ、織り込み済みとして…なんとお隣さんへの完全移籍となりました。J1からオファーなかったのかなあ…。そういう意味ではコメントにもある通りの危機感は選手として覚えるわけだ。とは言え、同じリーグでは現在我々よりも格上のお隣さん。これもステップアップというわけですな。ぜひ有言実行、驚くほどの自己変革を起こしてくれ!)。

 

今季途中に、練習生を経て加入した齋藤。元日本代表でトップレベルを経験したプロ意識の高い選手には、来季も貢献できる資質があると思う。ただ、彼も松下同様に年齢を考慮すると契約更新は微妙か。実力は確か。しかし若い選手が多いポジションのため、氣田や大曾根の進路次第で去就が変わりそう(12/21退団リリース。練習生からの入団ということもあり、おそらく半年契約だったんですな。加入後は少なからずチームの雰囲気改善にひと役買ったと思います。我が軍で目立ったプレーは正直あまりなかったけれど、その経験を新天地で十分に発揮して頑張ってくれ!)

 

レンタル組の松崎・中島・相良はそれぞれ古巣に戻るか、他チームに移籍するのではなかろうか。個人的に、松崎は浦和に戻らず他のJ2チームでプレーしてトップフォームを取り戻してほしい。輝いていた水戸にいったん戻ってもいいのかな、と思っている(2024/1/4清水への完全移籍リリース。レンタル元の浦和にはやはり戻らず、水戸時代の恩師・秋葉監督率いる清水への完全移籍と。秋葉監督時代の水戸さんでは大活躍していた松崎選手。来季はライバルとなりますが、トップフォームを取り戻してほしいですな…頑張って!)

 

一方、中島・相良は、来季監督就任濃厚の森山氏のもと、アンダー世代の日本代表で戦った経験がある。レンタル組ではあるものの、もしかしたら来季も戦う可能性はあるのではないか。だが、ともに所属元では将来を背負うべき存在だろう。来季は基本レンタルなしという方針の我が軍。完全移籍が実現するのならば…というところだが。。

 

(相良は12/20完全移籍での獲得リリース。今季は序盤~中盤に出番をつかみ3ゴール。いずれもインパクトのあるシュートでした。氣田とは違ったタイプのドリブルは躍動感があり、来季22歳と編成面のバランスを考えても我が軍としては良い結論となりましたな。伸びしろは相当あるはず。アンダー代表で教えをうけた森山監督のもとで飛躍してくれい!)

 

(中島は12/27レンタル移籍延長のリリース。今オフ、我が軍でおそらく最も去就が注目されていた中島選手は、期限付き移籍延長という形で来季も戦うことに。レンタル元のC大阪では“No.8を継ぐ男”として活躍を期待されている存在。おそらくは復帰する選択肢もあったのではなかろうか。でも、このままの状況では退団することには悔しさがあったのだろう。コメントでは「来年は自分がプレーで引っ張っていく」と。頼もしいじゃないですか。ぜひキャリアハイの活躍を見せてくれ!)

 

そして、OMFには新人・有田選手が加わる。

 

正直飽和気味のポジションのため、獲得は必要に応じてでしょう。須藤(鹿島)・椿(千葉)・長谷川(東京V ※横浜FCからレンタル中)なんていかがでしょうな。裏強化部としては、長谷川選手を心から推したい。プレーもさることながら、基礎技術に秀でていて「止める、蹴る」をチームに落とし込める存在になれるので。

 

(2024/1/4追記⇒)OMFは最終的に齋藤・フォギーニョ・氣田・松崎・加藤の5選手が退団。もともと選手が多いポジションだったので、この人数はだいたい想定範囲内ですな。新たに川崎さんから名願選手がレンタルで、新人では有田選手が加入…もう1名くらいOMFもしくはST/CFの補強があっても不思議ではないですな。ほかのポジションと比べ、若干優先度は落ちますが。

 

上記選手以外にさらにリストに加えるとすれば、草野(水戸)・杉本(群馬 ※東京Vからレンタル中)・黒川(大宮 ※町田からレンタル中)・デューク カルロス(相模原)・窪田(岐阜)・村田(岐阜)・オ セフン(清水)・一美(京都)・新井(神戸)とか。

 

フォワード(ST/CF)

センターバックと並び、補強は必須のポジション。特に外国人選手の獲得を期待したい。

 

気性が激しく、終盤はカードコレクターでまともに戦えなかったホ・ヨンジュンはレンタル組でもあり、退団するだろう(11/24退団リリース素質は間違いなかったと思う。通年ナーバスだったチーム状況は不運だった。来季の所属チームで活躍してほしい)。

 

同じくレンタル移籍で来ている山田も、他のレンタル組と同様の状況。C大阪に戻るか、別チームに移籍するのではなかろうか。個人的には残ったら残ったで面白い存在だとは思っているが…(12/29C大阪への復帰リリース。中島選手は残りましたが、山田選手は復帰となりました。監督交代もあり、なかなか難しい状況だったと思います。慣れた環境、周囲にレベルの高い選手が多いC大阪でここから頑張ってチャンスをつかめ!)。

 

最終節でホーム初ゴールを決めた、仙台ユース出身・菅原は来季も間違いなく我が軍でプレーする(11/28契約更新リリース。2023シーズン、オナイウと並び数少ない希望でした。地元生まれでユース出身と、2024年から新たな一歩を踏み出すチームにとって象徴的存在である。ぜひ来季も試合に絡んで得点を!)。

 

中山は、来季の我が軍が自分の強みを出せるフットボールを目指している思えれば、来季も戦うかもしれない。個人的にはもうひと花、ふた花咲かせられる選手だと思う。現状は契約更新・退団半々と予想(12/14契約更新リリース。2024年は3シーズン目となりますな。コメントにある通り、今シーズン…というか2022年の監督交代以降は苦悩の日々だったと思う。来季はタスクも整理されて、彼の良さが活きるのではないか。ぜひ2ケタゴールを!)。

 

そして来季は、神村学園高・西丸選手も新加入。仙台ユース出身を除く高卒ルーキーは2019年以来の照山・田中以来ですの。

 

来季は新外国人フォワードを必ず獲得すると予想。プラス中山やレンタル選手の去就次第で、1~2名の選手が入りそうだ。個人的なイメージでは、高橋(浦和)・ディサロ(湘南)・イスマイラ(栃木)・林(金沢)・安藤(水戸)・寺沼(水戸)とか。とにかくシュート意識と決定力の高い選手を切望。

 

(2024/1/8追記⇒)エロン選手が加入し、CFタイプはおそらくこれで打ち止めになりそうですな。遠藤選手・中島選手・郷家選手をどのポジションで想定しているかにもよりますが(お三方ともOMFもSTもできるので)、氣田選手が抜けた(そしてOMFの選手に若手が多い)ことを考えると、やはりOMFに軸足を置いた選手を迎えそうな気はしている。獲るとすればですが。

 

ちなみに、補強優先順はLSB→CB→DMF→OMFと思っております。

 

 

今オフは現有戦力の1/3位、多ければ半分以上が入れ替わると踏んでいます。ちなみに、外国人は国内移籍のほか海外クラブからの移籍ももちろんあり得ますので…。そして、J3JFLまでは正直見きれておらず。。そこはすみません。

 

正直、松本のDMF安永(水戸からレンタル中)と沼津のCFブラウンノア賢信選手くらいしかパッと思いつきませんでした。。J3福島から加入した鎌田選手のように、下部リーグのチームからの獲得もあり得ると思います。

 

コーチ陣はほぼ入れ替え

さて、指導陣に目をやると…堀監督をはじめ、手倉森時代から在籍した貝崎コーチ、みなさまおなじみ村上コーチ、原崎時代に加入した松本フィジカルコーチ、今年加入した浦和出身の工藤GKコーチがそれぞれ退団。

 

11/24時点では、2023シーズン途中にジュニアユース監督から配置転換された西コーチ以外は指導陣の入れ替えとなります。

 

まあ、西コーチももしかしたらジュニアユースに戻るかもしれないし、トップチームと下部組織の橋渡し役(今後、チームが目指していくトップと下部組織が一体となった強化・育成の実行)と言う意味で、来年もトップを担当するかもしれませんな。下部組織の指導陣から、西コーチと入れ替わる形で誰かトップチームに加わる可能性もあります。

 

さて、新監督最有力候補の森山氏。

www.soccer-king.jp

www.nikkansports.com

www.soccerdigestweb.com

U17ワールドカップを戦っていた日本代表は決勝トーナメント1回戦でスペインに敗れ、帰国の途に。残念でしたが、とても熱い戦いぶりでした。我が軍の監督就任については、然るべきタイミングで発表となるでしょう…!

 

(2023/12/14追記⇒)森山監督以下、大幅に入れ替わるコーチ陣の組閣も気になりますな。そう言えば、先日はこんな発表もありました。

www.frontale.co.jp

我が軍のオールドファンには懐かしい高桑さんは、アンダー世代日本代表のGKコーチとして森山監督のもとでスタッフ入りしていた経験あり。もしや。

 

そして、森山監督の就任会見では「フィジカルコーチは気心知れた方にお願いした」と監督自ら話していましたな。強度の高い森山フットボールを実現するために大切な存在です。

 

あとは、おそらくヘッドコーチ格の方も来るのではなかろうか。こちらも結構楽しみです。

 

(2023/12/25追記⇒)高桑さんの件、もしやはもしやのままでした。森山監督の就任会見の模様やコーチングスタッフの詳細については、こちらの記事を見てみてくださいな。

vegaltaunder.hatenablog.com

 

と、いうわけでいつも以上の長文となりました。今後の記事は、続々と発表されるだろう編成絡みのニュース紹介および解説記事になると思われます。

 

編成がある程度固まったら、来期以降の(長期的な)チームづくりについても、話せたら良いですな。

 

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【※2024/1/12追記】

2024年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。さて、2023のメンバーでは最後の33人目となる松崎選手の移籍リリースがあり、これで全員の去就が明らかに。

 

振り返ってみますと…外国人に関しては、今季のパフォーマンスを考慮すると、早い段階から総入れ替えが予期できたため全員退団に驚きはないです。

 

庄子GM「限られた予算はセンターライン中心に使う」発言も、外国人の総入れ替えを示唆しているのかなと思っていました。

 

ここまでに報じられた、横浜FCのCBマテウス モラエス選手とCFのエロン選手が完全移籍にて正式加入。

 

個人的には、今後(キャンプインした後やリーグ開幕後など)上記2名に加えてDMFあたりに外国人選手を獲得するかも?と考えてます(もしかするとLSBやOMFもあるだろうか)。獲得する場合は、ブラジル人選手か韓国人選手の獲得か(←韓国語通訳さんの退団リリースが現状ないので。まあ配置転換の可能性もありますが)その辺りも注目です。

 

他方、事前に報じられていた「若手レンタル選手の完全移籍での獲得」は、相良選手の獲得と中島選手のレンタル延長という結果になりました。

 

まあ、裏強化部ではそもそも4名(相良・山田・中島・松崎)のうち何人かを狙うのだろうという認識でいましたし、4名のうち優先で残してほしい選手を残してもらったと思っていますので、良かったかなと(中島選手は若手をリードしていく存在であってほしいし勝負強さがある。そして、氣田選手の移籍を視野に入れると若く負けん気の強い相良選手は欲しかった)。

 

庄子GM「基本レンタル移籍はしない」と話していたものの、まあ“基本”ですからね。新たなチームの構築元年という段階では、レンタルもピンポイントで上手に活用しようということですな。

 

まあ、中島選手については今年獲得となると移籍金が高い(=来年がC大阪との契約最終年なのかもしれない)ゆえのレンタル延長かもしれないし、あるいはC大阪への復帰は既定路線だったものの本人がもう1年戦うことを望んだのかもしれない。だとすれば、このままでは終われなかったんでしょう。熱い男だ。

 

何にせよ本人としては、ベストな結果となったのではなかろうか。移籍延長リリース時のメッセージは「自分のプレーでチームを引っ張る」と、我が軍での主力を担う覚悟が出てきましたな。それだけは言えます。

 

ちなみに、育成型レンタルで加入する名願選手については、川崎さん強化部から庄子GMよろしくお願いされたのかなと思っています。まあ、相良選手あたりと刺激し合って互いに成長できれば全方向にとってプラスとなるでしょう。

 

さて。改めて…退団選手は33名中14名と、実に4割近くになりました。外国人選手全員退団、レジェンド選手の引退や移籍、コーチングスタッフも監督以下大幅に入れ替えとなり、我が軍はまたまた新たなチームの装いとなります。

 

しかし、今回は“育成型クラブ”への転換を明確に打ち出し、30年目を迎えるクラブが新たに踏み出す第一歩。ベガルタ仙台第2章、ある意味本当の始まりとなるシーズンですな。

 

2024年シーズンに向けたチーム編成は、庄子GMの発言通り若手中心。退団選手14名のうち8名が30~40代、入団選手は全員20代です(2024/1/12時点)。

 

こちらは、2024シーズンの年齢を考慮して簡易的に作成したチーム編成の一覧表です。

※2024/1/11現在。黄色は来季プレーする選手・灰色は契約満了。赤字は新加入・緑字はレンタルからの完全移籍・青字はレンタル

こうして表にしてみると、やはり今季はベテラン選手が結構多かったのだなと改めて感じます。ここまでの流れを見ると、移籍で獲得する選手も含め「若手中心」の編成方針はやはり貫かれており、ベテランと若手の入れ替えが進んでいますな。

 

現有戦力の契約年数やチームビジョンを踏まえて、今年は「レンタル選手の完全移籍」「外国人含むセンターラインの選手を適材適所で獲得」してチームの基礎=土台を築くために、現有戦力をある程度残す。

 

そして来シーズン、来々シーズンと段階的にベテラン選手(とレンタル選手)を減らしながら、若い世代中心のチームづくりを加速させていくイメージなのだろうか。

 

来季戦うメンバーの顔触れを見ると、基本技術や自身の強みを持つプレー面のほかにも、チームに厳しさを植え付けられる選手やポジティブな雰囲気を作れる選手で編成している印象があります。

 

そう言えば、来季は宮城県出身や我が軍出身の選手は帰還しないんですかの。ユース育ちで大学経由での新加入のほかにも、これまでに吉野・梁・遠藤・郷家といったゆかりある選手を移籍で獲得したこともありました。

 

はて、そんな宮城県出身選手や我が軍の出身選手は今どこかにいるのだろうか(いや、いるのは知っているが…来ると思えず笑)。

 

 

さて。ここまでいろいろと書いてちまちま更新して参りましたが、1/9に「チーム体制のお知らせ」が発表されました。

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ひとまず、現状のメンバーは28名。昨季のチーム編成で頑張りすぎたことやスポンサー離れが影響しているのか、おそらくは赤字を出さないことを最優先(=身の丈に合った経営)にしながら、浮上を狙う難しいミッションを課せられた状況で(保有人数を減らすなど)やりくりして残すべき選手を残した感はあります。

 

実際、現状の編成でも一応形にはなります。なりますが、2024シーズンは若手の二部練習や練習試合の増加など、選手をみっちり鍛えていく方針とのことなので、ケガ等々のリスクも踏まえると、可能ならばもう何名か獲得したほうが良いでしょうな。

 

まあ、我が軍の場合はチーム始動日以降に選手を獲得した話が割とありますし、首都圏と大阪・兵庫のJ1チームが編成がスローな感もあるので、まだ何か話があるかもですな。上位カテゴリに属するチームの編成が固まってこなければ、やはり下位カテゴリの各チームに影響してくるものなので。

 

J2他チームの動きを見ると、積極的に選手を補強した印象のチームはお隣さん・清水・岡山でしょうか。補足すると…お隣さんは現状全員日本人選手なので、もしかしたら外国人補強があるかも?清水は得点源のサンタナ選手が浦和に移籍するとか。お得意のパワープレイ補強が敢行されそうな気配もありますな。

 

放出した主力選手に代わる新戦力を確保できた印象のチームは、水戸・栃木・群馬・千葉・横浜FC甲府・藤枝・愛媛・大分・鹿児島あたりでしょうか。チームによってはピンポイントで補強はあるかもですが。

 

秋田・仙台・いわき・山口・徳島・熊本はいずれも契約更改が終わり、背番号も発表済み。現有戦力は最低限確保しているものの、1/12現在は登録人数が30人未満。ケガ人を想定すると人数がやや不足している印象で、キャンプイン後も動きがあるかもしれません。

 

そのほか、長崎は去就未発表の選手が何人かおり、まだ出入りがありそうです。

 

余談ですが、札幌・鹿島・浦和・柏・川崎・G大阪・神戸あたりのチームは契約更新のリリースを逐一しないチームなので、若干読めない部分も。町田もまだ未更改の選手が多く、同様です(ちなみに、鹿島・川崎・G大阪・神戸は今季のメンバーリストを発表済み)。

 

もしこうしたチームから選手を獲得するのだとしたら、たとえ話がまとまっていても情報のリリースは基本同時タイミングなので、そうした兼ね合いから発表が後になっているのかもしれません。上記チーム以外の選手にも、動きがありそうな選手がちらほらいますし。

 

そのほか、今シーズンレンタル移籍に出ていた選手や外国から選手を獲得する場合も、話がまとまるまで時間がかかりがちです。

 

ひとまず、チームも練習が始まることですし、ここからはゆるっと行方を見守りましょうぞ。

 

まあ、そもそも…

 

今季J2リーグ16位また監督交代して抜本的に出直すチームに「行きたい!」と考える選手(そして、移籍させたい代理人)はどれくらいいるのか?

 

と、いうことを大前提として考えなければなりませんな。あと、お金。

 

という訳で、そろそろシーズンインを意識していきましょうかね。またお会いしましょう…!

【ベガルタ2024】補強第4報・ブラジル人FWエロン選手加入へ ※2024/1/8追記

新外国人も若手です

クリスマスが今年もやって来るというか来たこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。HeartyPartyでチキンを食べてますでしょうか。それともチキンライスをかっこんでいるのでしょうか。

 

はたまた、あの頃の追憶をたどっていつまでも手をつないでいられるような気がしていたと思いを馳せるんでしょうか。

 

雨は夜更け過ぎに雪へと変わる、そんなクリスマスキャロルが流れる頃です。

 

さて、与太話はこの辺で。クリスマス・イヴに公式発表はありませんでしたが、スポニチサンタから早朝にプレゼントの報せが。

www.sponichi.co.jp

 

現在、ブラジル2部リーグのヴィラ・ノヴァに所属するエロン選手。本名はEronildo dos Santos Rocha。1998年7月生まれで来年26歳になる若い世代の選手です。

 

下に紹介している動画では180cm/73kgと記載がありますが、その動画のプレーを見ていると、おそらくもう少し身長が小さく体重はありそうな気がしました(あくまで私Sが見た感じです)。

 

2015年にはU17ブラジル代表に選出。同年のU17ワールドカップ・ブラジル代表としてもリーグ戦3試合・トーナメント2試合にそれぞれ途中出場した。森山監督は知っていたのだろうか。

 

スポニチさん情報も参考にしつつ、2023年にはブラジル4部リーグのカシアスに所属し22試合14ゴールとのこと。

 

まあ情報が若干断片的ですが、公式発表を待ちましょう。では、最新のプレーハイライトはこちら。

vimeo.com

 

▼こちらは古い動画なので(重複も結構ある)、もし気が向いたらご覧ください。

youtu.be

youtu.be

www.youtube.com

www.youtube.com

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動画を見る限りでは、重戦車的な推進力をもつゴリゴリタイプですな。ヘディングも臆せずに飛び込む。オールドファン向けに言えば、2008年に所属したナジソンにやや近いだろうか。

 

やはり少し重たそうには見えるが、それがパワーの源なのかもしれないし、ここは何とも言えないところですな。いずれにせよ我が軍に入団した際には、もれなく沖縄と宮崎でのハードトレーニングが待っているので、鍛えてコンディションを上げてほしい。

 

2018年のブラジルセリエAでは1試合出場(45分)、2019年~2022年のセリエBでは計44試合2ゴール(1394分)となかなかレギュラーに定着できず、主戦はカップ戦。伸び悩む中で、2023シーズンはセリエDに所属してようやくレギュラー獲得&ゴール量産と。

 

ブラジルリーグのレベル・移籍・チーム編成事情には明るくないため、どう評価していいか正直分かりませんが…数々の選手がしのぎを削るブラジルにてアンダー代表に選ばれ、そして同カテゴリの世界一を決する大会に出場できるということは、少なくとも何か光る素質を持っている証。

 

たとえ4部でもしっかり結果は残したということは、まだ伸びしろのある選手と言えるのではないでしょうか。当コラムでよくお伝えしておりますが、やはり通年出場していた選手を獲るのは大切。

 

勢いよくゴールに向かう、積極的にシュートを撃つ。エロン選手も含め、来季はそんなシーンをたくさん見たいですな!

 

12/24現在、去就未発表はあと6人

さあ、外国人FWが加入濃厚ということで、あとは報じられていたマテウス選手・知念選手+DF(若めのCB)+外国人ボランチは少なくとも加入しそうと見ている。

 

というわけで、現状の去就未発表は

 

GK小畑
MF氣田
MF加藤
MF松崎(浦和からレンタル)
MF中島(C大阪からレンタル)
FW山田(C大阪からレンタル)

 

6名。松崎選手の去就は、浦和に所属する知念選手と同じタイミングの発表になる気がしますな。

 

また、同じ所属元の中島・山田両選手に関する発表も近いタイミングでリリースされるかもしれないですのう。

 

レンタル組ではなく、ここまで発表の無い小畑・加藤・氣田の3選手はやはりオファーが来ているのではなかろうか。もしかしたら進路に関わる発表が来年になるとも考えられる。

 

この6名の去就次第では、GKと攻撃陣数名(特にFW)の補強が考えられます。さあ、今年も最終盤。発表を待ちましょう!

 

ではまた。

 

【※1/8追記】

無事、完全移籍での加入が発表されましたな。

www.vegalta.co.jp

 

なぜか最初は登録名「エホン」での発表となりましたが、「エロン」に訂正され改めて発表となりました。初の海外挑戦ゆえ、周囲がしっかりとサポートしてほしいものです。まんず、頑張ってほしいですな!

 

ふと考えてみると、マテウス選手とエロン選手は移籍金を支払っての獲得となったはずなので、ある程度お金を使ったのかなと推測されます。

 

そう考えると、あと2枠の外国人枠をフルに使うのか微妙な気もしますな。もちろんフリー移籍で加入となるならば、さして問題ないでしょうが。

 

ここまでで、報道された分の加入はすべて正式発表。チーム始動日まで、さらなる補強リリースはあるのでしょうか…?果たして。

【ベガルタ2024】補強第1報・横浜FCマテウス モラエス選手加入へ|森山監督正式に就任 ※2024/1/4追記

全カテゴリのリーグ戦が終わったということは

J2で昇降格に関わらないチームとして、今年も結構早めにシーズンが終わった我が軍。契約更新or退団リリースは比較的早く出されるものの、移籍が関わるお話は基本全カテゴリのシーズン終了後から。

 

と、いうわけで早速来季の移籍加入情報第1報が。

hochi.news

 

今シーズン昇格したものの、1年でJ2に戻ってくる横浜FCさん。

www.sponichi.co.jp

 

入れ替わって16年ぶりにJ1の舞台を戦う東京Vさん。この方もようやく心の荷が降りたようで。良かったですなあ。

www.sponichi.co.jp

 

さて、話を本題に戻してマテウス モラエス選手。このような選手でございます。

www.yokohamafc.com

 

こちらが最新のプレー動画。

vimeo.com

 

▼以下は前の動画ですので、気が向いたらどうぞ。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

2021シーズン途中から横浜FCに加入し、2023シーズンは外国人が7人も登録されていた中で17試合出場(先発14試合、出場時間1271分)。5月中旬~9月中旬まではレギュラーで出場しておりました。

www.football-lab.jp

 

個人的によくお世話になっているFootball LABさんのサイトを見ると、守備力ランキングで12位。柏レイソル古賀太陽選手、新潟の舞行龍ジェームズ選手が前後の順位ですな。

www.football-lab.jp

 

↓同サイトにおける守備力の定義

相手のプレーの成功(味方へつなぐ、もしくはゴール)を阻止した場合に、成功していれば攻撃側に付与されていたポイントがそのまま守備側に与えられます。よって味方ゴールに近い方が高いポイントが付きます。奪取と違いマイボールにならなかったとしてもポイントとなりますので、クロスボールをクリアして相手にコーナーキックを与えたとしてもクロスを阻止したポイントが加算されます。

引用元:Football LAB「チャンスビルディングポイントとは」

 

要はマイボール(ポゼッション)は関係なく、シンプルに「ゴールを割らせない」=「守る力」を図る指標ということですな。

 

実際、動画を見た感想はこちら。

  • 長身(188cm)ながらスピードはあり、細身だけれど球際に強そう。ちなみに左利き。
  • 体の寄せ方やシュートブロックが上手な印象。なるほど、DFとして守備力は高いということか。
  • ロングボールは結構いいところに飛んでいた(きついプレッシャーがかかる状況では果たしてどうか)。
  • ショートパスによるポゼッションで力を発揮できるかは正直未知数。周囲のサポートや前線の動き出しがあれば良いかなと。

 

マテウス選手は、2024年で23歳とまだまだ若く伸びしろがある時期。この選手に関しては外国人ながら「絶対的な存在の助っ人」ではなく、若い世代を鍛える育成型チームの一員としてフラットに競争させるということでしょうな。DF陣、特にセンターバックCBは若返りが命題だったので、良い補強だと思います。

 

ちなみに庄子さん…ボランチフォワードはある程度経験豊富でも歓迎ですよ?笑

 

森山監督就任も正式リリース

少し前になりましたが、森山佳郎氏の新監督就任が正式に発表されました。

www.vegalta.co.jp

www.jfa.jp

 

言わずもがな、ユース世代で輝かしい実績を積み上げてきた森山監督。育成を極めるための最終?ステップとして、複数チームのオファーから『やってみたかったチーム』として、我が軍を選んでくれました。

 

このニュースの数日前に放送された『スポルたん』では「(練習が)すごく緩い。球際の強さ、切り替えの早さ…ずっと感じていたけれど、言えなかった」とチームの課題点と自身の反省を口にしていた庄子GM

 

新監督に求めるものは「熱量」「育成能力」「厳しさ」を挙げ、育成しながら勝負もしていくための人選と話していましたな。

 

インタビューの対談相手で現役時代、森山監督と同僚だった岩本テルも「完璧(な人選)じゃないですか」「結構厳しい人」と納得の様子。庄子GMにいたっては「かなり(厳しい指導者)だよ」と紹介。

 

ただ、厳しさだけではなく「すごく人を惹きつける人」ともGMが語ったとおり、魅力的な人間性をもつ森山監督。

 

こちらは、森山監督の熱さや育成能力について語った、教え子でA代表・菅原選手のインタビュー。

www.soccerdigestweb.com

 

戦い方は、速攻(カウンター)でも、遅攻(ポゼッション/パス)でも点が取れるチームを目指すとのこと。

 

ハードワークして球際や切り替えを厳しく、ポゼッションとカウンターを使い分ける…いやあ、そんなフットボールを観たかったんですよ。ほんとに。

 

時間はかかるでしょうが、勝負にこだわる戦いの中で若い選手たちは大きく成長するはず。その点を心得ているであろう歴戦の猛者・庄子GMと森山監督に私Sは心から期待しております。

 

最後に、そんな森山監督の就任に向けたコメントを引用。

ベガルタ仙台をいつも温かく応援してくださっているファン・サポーターのみなさま、いつも強力にバックアップしてくださるスポンサー・ホームタウンのみなさま、はじめまして、このたび監督に就任することになりました森山佳郎です。


2024シーズンはクラブ全体で初心にかえり、仙台・宮城に必要とされ、愛され、応援してもらえるクラブを目指し、選手・スタッフと共にベガルタファミリーのみなさまの信頼を回復するべく、全力でひたむきで人の心を動かすようなプレーを披露し、本来いるべき場所へ帰る努力を続けていきたいです。


自分がこれまで広島や育成年代の代表チームで培った地域密着や若手育成という武器の全てをこのクラブに捧げ、自らも仙台を愛し、ベガルタを愛して地域とクラブの発展に尽くしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

引用元:ベガルタ仙台「森山佳郎新監督就任のお知らせ」

 

思えば、広島市仙台市ふわっと言えば似たような規模感の地方都市。「地方のチームの選手を鍛えて、都会のチームを倒したい」と話していた森山監督、仙台という土地にもシンパシーを感じてくれていたのかもしれませんな。

 

庄子さん、そしてゴリさん。頼みましたぞ!

 

▼そんな森山監督についての詳細は、こちらの記事で書いとります。

vegaltaunder.hatenablog.com

 

移籍情報のリリースも本格化するであろうこの時期。ネオ・ベガルタの始動に向けて情報発信してまいりやすので、引き続きよろしくさんです!

 

【※2024/1/4追記】

www.vegalta.co.jp

www.yokohamafc.com

来季は同じリーグで戦う横浜FCさん。我が軍を率いた堀氏のコーチ就任に続いて発表となりましたな。ちなみに、我が軍には完全移籍での加入となります。

 

実は現状のCB陣の中で一番若いマテウス選手。ぜひ、我が軍の守備に『熱さ』『強さ』を持ち込んでほしいですな!