ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【ベガルタ2026/27】J2第4節 vsテゲバジャーロ宮崎(ユアスタ)・J2第5節 vs湘南ベルマーレ(アウェイ)・ルヴァンカップ1回戦 vs福島ユナイテッド(アウェイ)

実は

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どうも、Sです。さて、時は8月末の話となります。宮崎戦はDAZN観戦予定だったのだが、蹴球仲間のお誘いもあり突如ユアスタ行きが決定。

 

そのお仲間は、なんでも10数年ぶりに現地観戦するとのこと。それこそDAZNなどで我が軍の動向は良く追っているらしく、割と詳しい。そんなに久しぶりだったのかと、正直驚いた。

 

さて、本記事では3試合分書くので巻きで(あと1時間後にはホーム札幌戦がキックオフ。今節はDAZN観戦に)。

 

宮崎さん(そして富山さんも)は個人的に良い位置にくるのでは?と予想していた。しかしながら、なかなか波には乗れていない状況。百年構想リーグで好成績を残したという意味では、我が軍と似たような状況だった。

 

試合が始まってみると、仙台ペースである。特筆すべきは八戸戦で起用した高田・杉山両選手に加え、さらに松井・武田両選手の起用である。いわばダブルボランチ気味で、松井選手の前プレス、かつ武田選手のポジショニング(バランス取り)で、これまでとは違った戦いぶりを見せる。岩渕選手ばかりが目立つことなく、そのぶん中島選手が存在感を見せるシーンも見え始めた。

 

すると早々に梅木選手が2試合連続ゴール。上々の立ち上がりである……と思いきや、ポンポンとパスがつながり村越選手のビューティフルゴールを叩き込まれる(余談ですが、8月のJ2ベストゴールに)。

 

ただ、この日はそれでも安心して見ていられるシーンが続く。そして、22分・27分には中島選手のおかえり弾が飛び出す。いかにもなミドルも決まり、ようやく我が軍に帰還したのだなと実感。

 

岩渕選手との相性も良さそうで、我が軍にチャンスが何回も訪れる。残念ながら岩渕選手は決められなかったが、後半から登場した荒木選手もチャンスメイクに貢献し、今後期待が出来る内容だった。

 

試合は後半、宮崎さんに押し込まれるシーンもあり、ややアンラッキーな失点で1点差に。あわや同点のシーンもあり、肝を冷やす。

 

しかし、アディショナルタイムに出場した浅倉選手が中島選手のアシストから巧みなシュートを放ち、試合を決めた。移籍選手がようやく結果を出し、今後に期待を感じさせる内容に。

 

10数年ぶりに訪れた仲間もまんざらではなかったようで、また来たいという発言も。こういう積み重ねで動員は増えるのかと、改めて実感。

 

しょうなんです

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まさにしょうもない見出しをつけてしまった。しかし、あと40分で札幌戦がキックオフである。急がねばならない。

 

所用で東京に出ていたS。今思えば湘南戦も見られたかもしれないが、そこは所用からの所用により、その日の宿でDAZN後追い観戦である。

 

正直さらっと見た感じではあったが、我が軍にも在籍した湘南・山田選手の先制ゴール後も、不思議と負ける気がしないような展開だった。

 

湘南戦はその後、武田選手(CKからの流れ)・小林選手(PK)・中島選手(FK)と、セットプレー関係で3点を返して勝利。梅木選手の脳震盪により出場した小林選手が今季初ゴールを決め、彼もまた今後の可能性を感じさせた。

 

しかしまあ、中島選手のFKはお見事でした。武田or中島というキッカーがいるのは、相手からすれば相当怖いのではなかろうか。

 

天皇杯に続き

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札幌戦キックオフまであと20分である。

 

若手中心のメンバーで挑んで栃木Cさんに敗れた天皇杯を受け、チームは選手起用を再考。若手選手の積極起用から舵を切り、1.5軍的なメンバー(ベンチには基本Aチームの面々)で臨むことに。

 

この件については、裏強化部としてSとしてしっかり検証すべきだと考えている。ので、また別記事にて話すことにしよう。

 

3年連続初戦敗退に終わった天皇杯。ルヴァンカップももし負けてしまうようであれば、これまた3年連続初戦敗退である。

 

しかし相手は、川崎さんカラーを年々強めている福島さん。ある意味では、川崎さんとの関係が深い我が軍とも親和性が高いように思う。

 

だが、それは戦い方に関しては別である。ショートパススタイルの栃木Cさんに続き、福島さんもポゼッション志向のチームだ。我が軍は以前庄子GMがポゼッション志向を語っていたが、現状は異なるように思える。攻撃的にいくよ、ということは変わっていないと思うが。

 

選手編成やユースとの関わりとったチーム強化(&チームづくり)の方向性は見えているが、トップチームがどのようなスタイルを志向しているのかは、今もなお注目して見ているところである。

 

さて、ショートパス徹底orフィジカル徹底といったはっきりとしたスタイルをもつ相手には今いち弱い(ように思う)我が軍。現地の天気も悪そうだ。画面越しに、苦戦の気配感じていたSである。

 

試合が始まると、パスワークに長けた福島さんをつかまえきれずてんやわんやの状態に。我が軍の3バックは攻撃を受け続ける展開に時折個で押し返すシーンを見せるも、ゴールが遠い。

 

なんとか前半0-1で折り返すも、早々にオウンゴールで失点。古巣相手だった鎌田選手がドリブルで何人も抜いてシュートを決め、63分に井上・武田選手を入れて反撃に出るも、噛み合わない状態の隙を突かれて67分・70分にあれよあれよと失点。

 

ちなみに67分の失点は、仙台ユース卒の清水選手でした。個人的には陰ながら注目していたよ。今後も頑張ってくれ!

 

守備に傾けた福島さんに対し、これではまずいと75分に石井、松井、中田選手を投入して力技に出た我が軍。井上選手、鎌田選手のゴールで1点差に詰め寄るも敗戦に。

 

Sとしては、ここ最近(いやもっと前からか)話していた修正力と対応力をようやく見せてくれた宮崎戦・湘南戦での上々な出来から、育成型チームとしての現状と課題に直面することになり、単なる負けよりも考えさせられる試合となりました。

 

あと2分で札幌戦キックオフだ!

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ひとまず、またお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

【ベガルタ2026/27】J2第3節 vsヴァンラーレ八戸(アウェイ)・天皇杯2回戦 vs栃木シティFC(ユアスタ)

今季初ゴールは

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おはようございます。時は2026年8月29日は朝5時を回りました。昨晩22時くらいから2時間くらい寝落ちし、テッペン前後から仕事をゆるりと朝方まで。

 

そして、本日はこの後7時には家を出る予定でございます。それまでの間、ささっと書いてみよう。これが朝活か!

 

一週間早いもので、この間の日曜にはアウェイ八戸戦でしたな。ここ2試合のよろしくない流れを受け、起用に工夫が。大きなポイントとしては奥山選手から高田選手、五十嵐選手から杉山選手がスタメン出場。

 

開幕から閉塞感があった右サイドにテコ入れし、テクニックがありボールキープできる杉山選手の起用により、ある程度チームの攻めにリズムが生まれる。高田選手の推進力も相まっていい感じ。

 

前半、コーナーキックからの流れで高田選手がシュート。ゴール前に詰めていた梅木選手に当たりゴール。我が軍の今季ファーストゴールとなる。

 

経験上、ボールを失わない選手が増えると、やはり心強い。というか安心して攻め上がれる。高田選手の攻め上がりも、杉山選手の起用が大きな要因になったであろう。

 

終盤には中島選手の粘りから、武田選手が左サイドから振り抜く。見事に決まり、開幕・藤枝戦の借金を返済。中島選手もアシストをマーク。

 

今節は守備面の新たな試みも見られ、前2戦から修正を図ることに成功。前記事でやたら書き連ねた内容が良い形で実現し、個人的には良い試合でした。

 

上手くいかない時は改善のチャンス。オプションを準備していた、そして修正しようと取り組んでいたことには、ひと安心だった。今後もゲーム単位、そしてゲーム中に修正できるように磨いていってほしい。

 

だがしかし

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今年の天皇杯はユアスタ開催ということで、平日ど真ん中にも関わらず、仕事を無理くり調整してFとSが参戦。妙齢、夜を駆ける。

 

ライブ感よろしく当日券を購入した我々。なぜかゴール裏(栃木C側)とゴール裏寄りのバックスタンド(同)の値段が一緒ということもあり、普段とは異なる目線で観戦。個人的にはブランメル後期&ベガルタ初年度あたりの雰囲気を思い出す。

 

水曜日のカップ戦ということもあり、両チームターンオーバーの布陣。我が軍は宮崎選手がスタメン。相良選手・浅倉選手・南選手と中盤にはドリブラーが居並ぶ。その他、工藤蒼選手が3バックの右に起用される。個人的にはアンカー横山選手がどこまで通用するかが気になった。

 

試合はターンオーバーだろうがしっかりとスタイルを体現する(していたと思う)栃木Cペース。我が軍はサイドに人数をかける攻めに対応しきれず、守備が後手に回る。

 

それでも、GK堀田選手の正確なキックを起点に打開を図る。すると、堀田→宮崎→浅倉→南とつなぎ、南選手のクロスを宮崎選手がヘッド。攻撃的な分、裏も空く栃木シティ守備陣の隙を突いた。今年はあまり稼働していない宮崎選手が、ここからやっていってほしい。マジで。

 

しかし、その後の我が軍は個人面でも連携面でもミスが目立つ。栃木シティはしっかりとスタイルを体現し続け、前半終了間際に同点に追いつく。

 

後半は開始と同時に安野選手から小林選手へ。61分には南選手が足をつり、百年構想リーグは出番がなかった西丸選手が登場。

 

それでも流れは大きく変わらず、CKの流れから相良選手がハンドで相手にPKが。堀田選手は触ったものの、シュートが決まり栃木シティ勝ち越し。

 

その後、松井選手・中田選手・武田選手を投入するも、スクランブル感は否めず有効な攻撃は数回しかつくれず。試合終了となりました。3年連続の天皇杯初戦敗退です。

 

不運な面があったものの、2失点に絡んでしまった相良選手は相当落ち込んでいたようですな。。まあ、無論相良選手一人の責任ではない。チーム全体の敗退だ。ターンオーバーはアピールチャンス、だが結果は敗退である。難しい面があるのは理解しよう。だが、終盤は守備を固められたものの、横パスが続いた。それどころではなかったのかもしれないが、アピールしようという気概はそれほど感じられなかった。

 

個人的には敗退よりも、若手育成に取り組むチームとしての現状と良い攻撃の形がほとんど見られなかった現実が重かった。

 

1試合だけで判断することはできないが……先を見すえたチームづくりを進めながら、成長を感じられなかったこと、何よりアグレッシブさが感じられなかったことが残念でならない試合だった。皮肉にもメンバーは変わっても、チームが標榜するスタイルを体現していた栃木シティとは対極だったと思う。

 

3年連続天皇杯敗退は、育成型チームを標榜する我が軍としては直視しなければならない点だろう。育成は難しい。時間が相当かかる。それは理解するところだ。10代後半や20代前半そこらの選手の伸びしろも期待している。

 

しかし、結果には表れていない。選手たちの自覚も向上しなければならないだろうし、もっと言えばチームとして考えるべき点があるのではなかろうか。それがなんなのか、私Sもいま一度考えてみたい。正直、まだ考えがまとまらん。

 

一つ言えることとして、個人的にテコ入れすべき点はあると思う。やはり、チームに厳しさを持ち込める選手だ。それは、年齢も国籍も問わない。経験豊富でアプローチできる選手でも良いし、若手で成功したい外国人でも良い。

 

そして、ゲームの流れを読んでコントロールできる選手である。落ち着きをもたらせる、スイッチを入れられる選手だ。特にアンカーより前のプレーヤーに必要だと思う(Sとして、それは岩渕選手でも中島選手でもないと考える。むしろ彼らを攻撃に集中させられるくらいのゲームメーカーがいればという思いだ。以前我が軍にいた長澤選手がイメージとしてはかなり近い)。

 

その素養がある選手がもしチームにいない、もしくは足りないのなら獲得すべきだ。いるのなら、どんどん使えばいい。

 

ちなみに我が軍、ルヴァンカップも2024年に沼津、2025年に栃木SCに1回戦敗退している。そして今年は、9/9(水)に福島ユナイテッドと1回戦を戦う(アウェイ開催)。次こそは、少しでも希望を感じさせてほしいものだ。

 

余談だが、先日仕事しながら今年から始まったU-21の試合(U-21磐田vsU-21川崎)を流していた。ちょいちょい見ていたが、川崎の崩しは上手いなあと感心しきりだった。

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しかしまあ、その礎を築いた庄子GMがもしこうしたスタイルのチームを目指しているのなら、なかなか先が遠いなあとぼんやり眺めるのであった。

 

一方、その主体ともなる川崎U-18は我が軍も参加するプレミアリーグEASTで12チーム中10位である(我が軍は11位)。恐るべし、プレミアリーグ。

 

本日はホーム宮崎戦

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なんとなくよろしくない流れのなかで迎えるホーム宮崎戦。ひとまず、何はともあれ勝ってほしいですな。勝利が何よりの薬となる。

 

今節は水曜日の天皇杯の代償もあってか、裏強化部はDAZN観戦の模様。

 

では、またお会いしましょう。

【ベガルタ2026/27】J2第2節 vs大分トリニータ(ホーム)

漂流教室

今回も例によって、試合直近の更新である。実は、大分戦当日にいろいろ書いた(5000字近く)。だが、このような場合は大体おかしい文章になっている。夜に書いたラブレターのようなものだ。絶対によくない。

 

というわけで、寝かせることにしたのである。そして仕事に追われ、今この瞬間だ。あと1時間くらいで八戸戦が始まる。札幌vs大宮というJ2オリジナル10対決を流しながら、可能な範囲でリライトしてみよう。

 

時は2026年8月15日(土)

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前日に焼肉食べ放題大会を繰り広げた裏強化部首脳陣。翌日(ホーム大分戦当日)、KとSは試合前にスタジアムからそう遠くない場所で、昼食がてら今節のスタメンを確認したり、想定される戦況について語らったりと、ひと盛り上がり。

 

思えば長いこと我が軍の試合を見ているが、試合当日に仲間と語らうことはあまり(いや、ほぼ)なかったような気がする。

 

さて、大分戦。メンバーは、前節の出来を考慮したのか、はたまたより前への推進力を高めるためか、武田選手と梅木選手がベンチに。代わって、荒木選手と小林選手がスタメンである。個人的に買っている小林はもちろん、中島選手・荒木選手・岩渕選手がどのように連動して攻撃するかが楽しみであった。

 

実は今節試合観戦できないKさんと入れ替わるように、家族サービスに励んだFが登場。すると、スタジアムへ向かう道中には、ここ最近のユニを着たお母さんの両手に二人の子が我々の前を歩いていた。

 

おそらく2002年頃のキッズユニ(シルビーニョとマルコス)を着ていた子たちの姿を見て、もしかしたらお母さんが子どもの頃に着ていたユニなのかもしれない。どことなく感動しながらスタジアムに到着すると、なんと「ユアスタ20周年」を迎える記念マッチとのこと。隔世の感である。

 

夏休みということもあり、スタジアムは満員近くの来場者。ナイターで雰囲気も良い。そこまで暑くもなく、夏のナイターの良さを感じられる。

 

試合は、前半攻勢だった。中島選手と岩渕選手は流石の動き、特にボールキープできる中島選手がいることで、マテちゃんや石井ちゃんから縦パスが多く供給される。一方で連携面はまだ途上なのか、中島選手はやや思うようにプレーできていないような印象はあった。

 

岩渕選手の前プレスに加え荒木選手もよく走り、多くのチャンスを築く。鎌田選手をうまくダミーにして崩す試みもみえた。しかし、ゴールにはつながらず。

 

後半はカウンターの色をより強めた相手に対し、しばらくぶりに出場した宮崎選手が何度かチャンスに絡むものも、チームとしては攻め疲れたのか、有効的な攻撃は減っていく。相手のカウンターであわやの場面もあった。

 

宮崎選手と同時投入された浅倉選手、終盤に投入された高田選手や相良選手も流れは変えられず。2試合連続の無得点となった。

 

振り返ると、メンバーを変えて攻撃に手は入れたものの、今節に関しては右サイドが機能しきれなかったと思う。大分は攻撃時に左CBがサイドに張る形をとっており、その対応に追われたのか、我が軍は推進力を出しきれなかったと思う。

 

たらればだが、ドリブルで仕掛けられる選手を早めに投入したかったところ。あとは、3CBのうち1名が攻撃時にもっと顔を出しても良かったとは思う(リスクマネジメントはしつつ)。

 

ゴールなき試合に私Sは渋い表情。試合後にFと飲みながら、いかんせん攻撃的なワードを並べるのであった。

 

プロセスも結果も追う

まあ、まだ2節。往々にして1点入れば変わるもので、悲観はしていない。ただ、楽観もしていない。無理にポジティブに振る舞うことはない。課題点に向き合うだけである。渋い表情だったのは、ゴール前の消極性が見られたからである。中島選手も小林選手も、もっとやれる。

 

チームの大方針なのか、夏場だからなのかはわからないが、崩すスタイルは悪くない。ただ、崩すためにもミドルシュートやドリブル、いったん攻めさせてのカウンターなど、Bプランや意外性のあるプレーは時折織り交ぜる必要があるのではないかと思う(Bプランの準備が難しいのであれば、ドリブルなりスピードなりで仕掛けられる選手のスタメン起用が望ましいかな)。

 

相手守備陣としては、裏を突かれることと「わかっていても止められない」プレーが最も嫌なものだしね。相手を混乱させることで、やりたいことがもっとできるようになる……と書いてみて、それは高望みなんだろうか。

 

森山監督就任以降、若いチームだからと言えばそれまでだが、対応力や修正力は大きな課題だと個人的には思っている。自分たちにとっての“正攻法”を貫くには、時に柔軟性も必要ではなかろうか。ストレートパンチだけで勝てる力は、正直まだ無いと思う。

 

あとは、もう少し攻撃陣のメンバーを固めてはいかがだろう。完全に固めるというよりは、軸をつくるイメージ。守備陣は菅田・井上・奥山もしくは高田でだいぶ安心して見られるようになった。そこにマテちゃんがレベルを上げ、試合に絡めるようになったと。その流れが良いと思う。

 

まあ、それができないのはコンディションの問題なのかもしれないが……メンバーをシャッフルし過ぎるとなかなか試合でのコンビネーションが向上しないと思う。J2は総力戦だし、若いチームだから競争による育成も大切だ。ただ、「誰が出ても効果的、かつ同じ攻め方ができる」という状態には、まだ至っていないように見える。

 

今後、岩渕選手+中島選手で違いを出し、浅倉選手がフィットし、宮崎選手の状態が上向けば、杞憂に終わる可能性はある。調子が良い選手を使うのは良いとして、ちょっとやそっと調子が良いだけでは使われないよという流れができてくればね。戦い方にせよ、戦術にせよ攻撃の“軸”が見えてくると良いねえ。

 

森山監督も会見などで、以前から「よりよい組み合わせを探す」という話をちらほらとしているので、そこは考えているのだとは思うのだが。

 

先人から学ぶ

我が軍がJ1昇格を果たしたのは、過去2回。振り返ると、2001年はアンダーを含む日本代表経験者が居並んだ中盤(岩本・山田・財前)にスペシャルな点取り屋(マルコス)がいた。岩本のクロスからマルコスのヘッドという“わかっていても止められない必殺パターン”があった。

 

J2優勝を果たした2009年は、当時の手倉森誠監督が育て上げた中盤の柱(梁勇基・関口)に加え、点がとれるFWが多数(マルセロ・ソアレス、平瀬、中原、中島など)いた。そして、梁のセットプレーは相当な威力だった。そして、林卓人・エリゼウ・渡辺を軸とした鉄壁の守備が特徴的だったといえる(これだけ揃っていると、そりゃあ優勝できるってことか笑)。

 

今のチームは、2009年寄りではあるだろう。ただ、移籍加入選手が多いため選手間のコンビネーション(相互理解)の面では差がある。

 

時代は変わった。同じメンバーを起用し続けたら瞬く間に分析され尽くされるだろう。先述のとおり、チーム内競争はもちろん然るべき。ただ、それでもいくつかの起用軸はあった方が良い。


例えば、1アンカーの鎌田選手がマークで苦しそう、しかし一人でアンカーに入れる選手がいない(心許ない)というのなら、武田選手のポジションを少し下げ気味にしてダブルボランチ寄りにする、3バックの一角(高田選手や奥山選手)をどんどん攻撃に絡ませるなど、起用によってやりくりできると思う。むしろ、それを実現するための分厚い(とされる)選手層ではないのだろうか。そして、選択肢をさらに増やすための健全な競争であり、育成ではないのだろうか。

 

まあ、分析の精度が上がっている現代、起用法や試合中のマネジメントを含めた“修正力”は、やはり求められている思う。それを実現するのは、若手主体のチームだから難しいかもしれない。もしくは、スタッフのマンパワー的にもそれは難しいのかもしれない。それなら、いくつかのプランを用意できるような体制や仕組みを築けないものだろうか。それこそスタッフや設備の増強など、アイリスさんの支援が必要かもしれない。

 

振り返って、今期はJ1昇格必達である。まだ2戦、されど2戦。この状態が続くことは非常によろしくないと、大分戦後の中島も語っている。焦らず、でも改善を。シュート1本で勝敗が左右するシビアさは藤枝戦・大分戦で痛感したことだろう。

 

さて、八戸戦は謎の杉山選手がスタメンであります。ドリブルはもちろん、技巧&周囲とのコンビネーションで崩せる彼の活躍に期待しましょう。無論、スタメンの梅木選手も。

 

書き終えた直後、いま正にキックオフである。我が軍の今節の結果やいかに!

 

また、お会いしましょう。