全カテゴリのリーグ戦が終わったということは
J2で昇降格に関わらないチームとして、今年も結構早めにシーズンが終わった我が軍。契約更新or退団リリースは比較的早く出されるものの、移籍が関わるお話は基本全カテゴリのシーズン終了後から。
と、いうわけで早速来季の移籍加入情報第1報が。
今シーズン昇格したものの、1年でJ2に戻ってくる横浜FCさん。
入れ替わって16年ぶりにJ1の舞台を戦う東京Vさん。この方もようやく心の荷が降りたようで。良かったですなあ。
さて、話を本題に戻してマテウス モラエス選手。このような選手でございます。
こちらが最新のプレー動画。
▼以下は前の動画ですので、気が向いたらどうぞ。
2021シーズン途中から横浜FCに加入し、2023シーズンは外国人が7人も登録されていた中で17試合出場(先発14試合、出場時間1271分)。5月中旬~9月中旬まではレギュラーで出場しておりました。
個人的によくお世話になっているFootball LABさんのサイトを見ると、守備力ランキングで12位。柏レイソルの古賀太陽選手、新潟の舞行龍ジェームズ選手が前後の順位ですな。
↓同サイトにおける守備力の定義
相手のプレーの成功(味方へつなぐ、もしくはゴール)を阻止した場合に、成功していれば攻撃側に付与されていたポイントがそのまま守備側に与えられます。よって味方ゴールに近い方が高いポイントが付きます。奪取と違いマイボールにならなかったとしてもポイントとなりますので、クロスボールをクリアして相手にコーナーキックを与えたとしてもクロスを阻止したポイントが加算されます。
引用元:Football LAB「チャンスビルディングポイントとは」
要はマイボール(ポゼッション)は関係なく、シンプルに「ゴールを割らせない」=「守る力」を図る指標ということですな。
実際、動画を見た感想はこちら。
- 長身(188cm)ながらスピードはあり、細身だけれど球際に強そう。ちなみに左利き。
- 体の寄せ方やシュートブロックが上手な印象。なるほど、DFとして守備力は高いということか。
- ロングボールは結構いいところに飛んでいた(きついプレッシャーがかかる状況では果たしてどうか)。
- ショートパスによるポゼッションで力を発揮できるかは正直未知数。周囲のサポートや前線の動き出しがあれば良いかなと。
マテウス選手は、2024年で23歳とまだまだ若く伸びしろがある時期。この選手に関しては外国人ながら「絶対的な存在の助っ人」ではなく、若い世代を鍛える育成型チームの一員としてフラットに競争させるということでしょうな。DF陣、特にセンターバックCBは若返りが命題だったので、良い補強だと思います。
ちなみに庄子さん…ボランチとフォワードはある程度経験豊富でも歓迎ですよ?笑
森山監督就任も正式リリース
少し前になりましたが、森山佳郎氏の新監督就任が正式に発表されました。
言わずもがな、ユース世代で輝かしい実績を積み上げてきた森山監督。育成を極めるための最終?ステップとして、複数チームのオファーから『やってみたかったチーム』として、我が軍を選んでくれました。
このニュースの数日前に放送された『スポルたん』では「(練習が)すごく緩い。球際の強さ、切り替えの早さ…ずっと感じていたけれど、言えなかった」とチームの課題点と自身の反省を口にしていた庄子GM。
新監督に求めるものは「熱量」「育成能力」「厳しさ」を挙げ、育成しながら勝負もしていくための人選と話していましたな。
インタビューの対談相手で現役時代、森山監督と同僚だった岩本テルも「完璧(な人選)じゃないですか」「結構厳しい人」と納得の様子。庄子GMにいたっては「かなり(厳しい指導者)だよ」と紹介。
ただ、厳しさだけではなく「すごく人を惹きつける人」ともGMが語ったとおり、魅力的な人間性をもつ森山監督。
こちらは、森山監督の熱さや育成能力について語った、教え子でA代表・菅原選手のインタビュー。
戦い方は、速攻(カウンター)でも、遅攻(ポゼッション/パス)でも点が取れるチームを目指すとのこと。
ハードワークして球際や切り替えを厳しく、ポゼッションとカウンターを使い分ける…いやあ、そんなフットボールを観たかったんですよ。ほんとに。
時間はかかるでしょうが、勝負にこだわる戦いの中で若い選手たちは大きく成長するはず。その点を心得ているであろう歴戦の猛者・庄子GMと森山監督に私Sは心から期待しております。
最後に、そんな森山監督の就任に向けたコメントを引用。
ベガルタ仙台をいつも温かく応援してくださっているファン・サポーターのみなさま、いつも強力にバックアップしてくださるスポンサー・ホームタウンのみなさま、はじめまして、このたび監督に就任することになりました森山佳郎です。
2024シーズンはクラブ全体で初心にかえり、仙台・宮城に必要とされ、愛され、応援してもらえるクラブを目指し、選手・スタッフと共にベガルタファミリーのみなさまの信頼を回復するべく、全力でひたむきで人の心を動かすようなプレーを披露し、本来いるべき場所へ帰る努力を続けていきたいです。
自分がこれまで広島や育成年代の代表チームで培った地域密着や若手育成という武器の全てをこのクラブに捧げ、自らも仙台を愛し、ベガルタを愛して地域とクラブの発展に尽くしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
思えば、広島市と仙台市はふわっと言えば似たような規模感の地方都市。「地方のチームの選手を鍛えて、都会のチームを倒したい」と話していた森山監督、仙台という土地にもシンパシーを感じてくれていたのかもしれませんな。
庄子さん、そしてゴリさん。頼みましたぞ!
▼そんな森山監督についての詳細は、こちらの記事で書いとります。
移籍情報のリリースも本格化するであろうこの時期。ネオ・ベガルタの始動に向けて情報発信してまいりやすので、引き続きよろしくさんです!
【※2024/1/4追記】
来季は同じリーグで戦う横浜FCさん。我が軍を率いた堀氏のコーチ就任に続いて発表となりましたな。ちなみに、我が軍には完全移籍での加入となります。
実は現状のCB陣の中で一番若いマテウス選手。ぜひ、我が軍の守備に『熱さ』『強さ』を持ち込んでほしいですな!