新外国人も若手です
クリスマスが今年もやって来るというか来たこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。HeartyなPartyでチキンを食べてますでしょうか。それともチキンライスをかっこんでいるのでしょうか。
はたまた、あの頃の追憶をたどっていつまでも手をつないでいられるような気がしていたと思いを馳せるんでしょうか。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わる、そんなクリスマスキャロルが流れる頃です。
さて、与太話はこの辺で。クリスマス・イヴに公式発表はありませんでしたが、スポニチサンタから早朝にプレゼントの報せが。
現在、ブラジル2部リーグのヴィラ・ノヴァに所属するエロン選手。本名はEronildo dos Santos Rocha。1998年7月生まれで来年26歳になる若い世代の選手です。
下に紹介している動画では180cm/73kgと記載がありますが、その動画のプレーを見ていると、おそらくもう少し身長が小さく体重はありそうな気がしました(あくまで私Sが見た感じです)。
2015年にはU17ブラジル代表に選出。同年のU17ワールドカップ・ブラジル代表としてもリーグ戦3試合・トーナメント2試合にそれぞれ途中出場した。森山監督は知っていたのだろうか。
スポニチさん情報も参考にしつつ、2023年にはブラジル4部リーグのカシアスに所属し22試合14ゴールとのこと。
まあ情報が若干断片的ですが、公式発表を待ちましょう。では、最新のプレーハイライトはこちら。
▼こちらは古い動画なので(重複も結構ある)、もし気が向いたらご覧ください。
動画を見る限りでは、重戦車的な推進力をもつゴリゴリタイプですな。ヘディングも臆せずに飛び込む。オールドファン向けに言えば、2008年に所属したナジソンにやや近いだろうか。
やはり少し重たそうには見えるが、それがパワーの源なのかもしれないし、ここは何とも言えないところですな。いずれにせよ我が軍に入団した際には、もれなく沖縄と宮崎でのハードトレーニングが待っているので、鍛えてコンディションを上げてほしい。
2018年のブラジルセリエAでは1試合出場(45分)、2019年~2022年のセリエBでは計44試合2ゴール(1394分)となかなかレギュラーに定着できず、主戦はカップ戦。伸び悩む中で、2023シーズンはセリエDに所属してようやくレギュラー獲得&ゴール量産と。
ブラジルリーグのレベル・移籍・チーム編成事情には明るくないため、どう評価していいか正直分かりませんが…数々の選手がしのぎを削るブラジルにてアンダー代表に選ばれ、そして同カテゴリの世界一を決する大会に出場できるということは、少なくとも何か光る素質を持っている証。
たとえ4部でもしっかり結果は残したということは、まだ伸びしろのある選手と言えるのではないでしょうか。当コラムでよくお伝えしておりますが、やはり通年出場していた選手を獲るのは大切。
勢いよくゴールに向かう、積極的にシュートを撃つ。エロン選手も含め、来季はそんなシーンをたくさん見たいですな!
12/24現在、去就未発表はあと6人
さあ、外国人FWが加入濃厚ということで、あとは報じられていたマテウス選手・知念選手+DF(若めのCB)+外国人ボランチは少なくとも加入しそうと見ている。
というわけで、現状の去就未発表は
GK小畑
MF氣田
MF加藤
MF松崎(浦和からレンタル)
MF中島(C大阪からレンタル)
FW山田(C大阪からレンタル)
の6名。松崎選手の去就は、浦和に所属する知念選手と同じタイミングの発表になる気がしますな。
また、同じ所属元の中島・山田両選手に関する発表も近いタイミングでリリースされるかもしれないですのう。
レンタル組ではなく、ここまで発表の無い小畑・加藤・氣田の3選手はやはりオファーが来ているのではなかろうか。もしかしたら進路に関わる発表が来年になるとも考えられる。
この6名の去就次第では、GKと攻撃陣数名(特にFW)の補強が考えられます。さあ、今年も最終盤。発表を待ちましょう!
ではまた。
【※1/8追記】
無事、完全移籍での加入が発表されましたな。
なぜか最初は登録名「エホン」での発表となりましたが、「エロン」に訂正され改めて発表となりました。初の海外挑戦ゆえ、周囲がしっかりとサポートしてほしいものです。まんず、頑張ってほしいですな!
ふと考えてみると、マテウス選手とエロン選手は移籍金を支払っての獲得となったはずなので、ある程度お金を使ったのかなと推測されます。
そう考えると、あと2枠の外国人枠をフルに使うのか微妙な気もしますな。もちろんフリー移籍で加入となるならば、さして問題ないでしょうが。
ここまでで、報道された分の加入はすべて正式発表。チーム始動日まで、さらなる補強リリースはあるのでしょうか…?果たして。