ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【ベガルタ2024】第1節大分トリニータvsベガルタ仙台(感想)

毎年

どうもSです。毎年この時期は繁忙期。ああだこうだ書こうと思ったものが書けずに、開幕を迎える。ああ無情。

 

しかしまあ、開幕戦を書けずになんとなく冬に更新では微妙なので、今年はさらっとでも更新していこうと思う。

 

30年の節目。新生ベガルタである。

 

開幕は九州

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今節はDAZN観戦。強化部ディレクター陣のSとKがゆるりと戦況を見守る。

 

スタメンはこちら。

ベンチには、GK小畑・CBマテウス モラエス・DMF鎌田・OMF郷家・OMF遠藤・CFエロン・CF菅原が控える。

 

試合詳細はこちらから

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移籍選手はRSB髙田、ルーキー&2年目はLSB石尾・DMF工藤蒼・OMFオナイウがそれぞれスタメン出場。両外国人はベンチスタートに。

 

選手起用は、選手の個性選手間の連携を重視すると話していた森山監督。サイドに若い世代を多く起用したなという感想ですな。

 

ちなみに昨年のスタメンはこちら。

GK林(35)
CB小出(28)
CB菅田(25)
CBキム・テヒョン(22)
DMFエヴェルトン(30)
DMF中島(23)
RWB真瀬(24)
LWB相良(20)
OMF氣田(25)
CF中山(31)
CFホ・ヨンジュン(30)
※カッコ内は年齢。

 

スタメンの平均年齢は26.6歳から26.5歳に。あれ、あまり変わらない。笑

 

しかし、戦い方は昨年からかなり様変わり。やはり宣言通りに前線からのプレッシングが目立つ。昨年の相手をいなすような戦術志向のポゼッションスタイルから、強度の高いアグレッシブスタイルに。

 

戦い方としては、CF2名とDMF工藤蒼が前に前にプレッシングして、攻撃時は両サイドがドリブルで押し込み、サイドバックはあまり追い越さずにOMFのサポートに入る…そんな展開でした。

 

守備時にプレッシャーをかける中山と中島の立ち位置が良く、オフェンスではオナイウの俊足と相良のドリブルでチャンスメイク。石尾・髙田も攻守に顔を出し、工藤も長澤と役割分担のもとで積極的にプレー。選手起用は当たっていたと思う。

 

そんな中で、40分にオナイウのドリブルから相良にボールがわたり、相良が相手に仕掛けつつタイミングを外してループシュート。これが決まり先制。良い感じで後半へ。

 

その後は少しペースを落としながら、試合を落ち着かせようとするものの、選手交代を含めて攻勢に出た大分さんが段々とボールを支配し始める。まあ、こちらの目線で見ると、長澤の交代後にどうしていくかは考えどころかもしれない。鎌田はまたタイプが違うので。

 

それでもケガ明けの鎌田がチャンスを作るなど、再びペースを取り返そうと前に出る。

 

しかし同じくケガ明けの郷家は試合に入れず、あわや退場のヒヤヒヤシーンも。コンディションが上がってくれば間違いないので、無理せず。

 

そうこうしている内に、石尾が足をつり交代。DFは菅田以外ポジションチェンジ(小出:CB→RSB、髙田:RSB→LSB、CBにマテウス モラエス)となりバタつきはじめる。中盤ではDMFの工藤蒼がリーグ初出場で奮闘していたものの、運動量が落ち始めてきた。

 

そして83分、中盤に隙が生まれてからサイドを崩され、大分CF長沢選手(元我が軍)に決められて1-1に。そのまま試合終了に。

 

いやあ、よく頑張ったと思います。昨年後半戦、いや個人的には2018年シーズンくらいからイマイチ心が躍らない試合ばかり(天皇杯決勝を除く)でしたが、久々にエネルギッシュな戦いぶりを目の当たりにできて、じんわりよかったなと。

 

まあここから山あり谷ありでしょうが、伸びしろは感じました。停滞感から少し抜けたような、少し霧が晴れてきたような感覚です。

 

さて、駄文はここまで。次節、実は来週も九州です。お相手は長崎さん。

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では、仕事に戻ろう。またお会いしましょう!