あけおめ
旧年中はお世話になりました。まあ、色々ありましたなあ。スマートフォンひいてはSNS、YouTube全盛の時代でオールドスタイルを貫く当ブログでございますが、今シーズンも仙台スポーツメディアの一丁目一番地を目指して(大嘘)ひたすら拙文を打ち付けて参ります。どうぞ、よろしくお願いします。
さて、2021年はスタートからBSでやっていたトム・クルーズのドキュメンタリーを見るというシリアスな幕開けとなった私Sですが。20チームで行なわれる今シーズンJ1は4チーム降格という壮絶な椅子取りゲーム、心から楽しみにしている次第です。
本当なら文句なしの降格だった2020年シーズンを経て、果たして我が軍は生き延びることができるか。
お伝え遅れました。今シーズン、裏強化部が掲げる目標は『残留』でございます。
新監督は奴さん
だいたいこれくらいで流れは追えるかと思います。印象に残った発言は「地道なことをコツコツやって、信頼を取り戻せるような戦い方を1戦1戦示したい。」ですかね。そうです、それが一番で必要なこと。
目先の勝点にこだわる戦いっぷりをぜひ示してほしい。個人的には川崎みたいな戦い方は元来好きだけれど、まあそれを求めるのは酷だ。
技術で負けるなら、球際で粘る。デュエルだ。そして、多くの人をかけてゴールを目指す。局面で打ち勝つストロングスタイルを目指すのじゃ。もう今年のスローガンは『闘魂』にでもしてほしい。喜ぶ人はそれなりにいると思う。
そんなん希望ないやんとか思う方は、ぜひたくさんのお金を片手に株式会社ベガルタ仙台へどうぞ。
しこたま金をつぎ込めば、頭の中で思い描くサカつくみたいな選手補強や欧州最先端のフットボールができるかも!(なお、ちゃんとお金が使われるかどうかは一切責任をもちません)
というわけで、強化も本格スタート
監督も決まったとのことで、いよいよチーム編成も急ピッチで進んでいくことでしょう。実際上記のインタビューでも
―補強ポイントについて。
「強化部長はなかなか良いところに目をつけているなと関心しています。自分がやりたいサッカーは、全員守備、全員攻撃、人もボールも動いてコレクティブに相手に仕掛けていく集団サッカーを体現させたい。そう思ったときに、一人ひとりがボールを握れる能力がたけている選手。仕事が2つ3つ続く連動性のある選手。大きな補強ができる経営状態ではないので、複数のポジションをこなせる選手。というようなところにポイントを置いて補強を進めています」
てな話が出ております。ちなみに“コレクティブ”は「組織的に」とか「集団で」みたいな意味です。すんごく拡大解釈すればトータルフットボールですな。
補強方針を見る限りは、結構レベル高いこと言ってるなあと思いました。基礎技術があって、プレー強度があって、サッカーIQもまずまずある…というわけで。もちろん、すべてを持っている選手、というわけではないだろうが。
カテゴリ問わずポテンシャルある選手を探してきて、量より質の少数精鋭で進めていくイメージですかな。チーム編成自体も少数になりそうですね(有事の際は、シーズン途中補強になると思われ)。
まあ、でも冷静に考えればあんなことやこんなことでクラブのイメージは相当悪いはず。そこは、口八丁説得上手な新監督の出番ですな。
実際どうだろうなあ。様々な方向から考察する手前どもですが、今冬の補強はかなり方向が絞られると思うのです。
取り立てて人脈のない我が軍。そして現在の状況。その辺を踏まえると、
・(これまで話してきたとおりですが)鹿島&川崎関係
・我が軍にいる選手たちの代理人(エージェント)のつながり
・これまで我が軍にいた選手、そろそろ地元に帰りたい宮城県出身選手
が現実的な線ですかな。そこから、補強ポイントの条件に見合った選手を探すと。
とはいえ一級線は厳しいだろう。そこで、上記3つのポイントに加え
・試合機会がない選手(なくなった選手)
・J2からJ1に個人昇格したい思いがある選手
てな感じかなと。あ、もちろんレンタルも辞さない。
ちなみに、これまで我が軍でちらほらと名前を出したのは、DF山村(川崎/鹿島にも在籍経験あり)MF喜田(C大阪/U23が2020年で終了)FW知念(大分/川崎からレンタル中)あたりでした。
しかし、喜田選手は契約更新がリリース済み・知念選手も川崎への復帰報道ありと、どうやら推理失敗の模様。改めて上記(裏強化部が掲げた)ポイントを踏まえて考えてよう。
裏強化部補強リスト~お年玉がほしい初老の咆哮
いろいろここまでの動きをひとまとめ。
【OUT】※かもしれない&当方の独自予想含む。
GK関(山口)
CB金正也
SB飯尾、パラ、柳(レンタル復帰?)
DMF浜崎(松本)
OMF兵藤
FWジャーメイン(横浜FC)、長沢(大分?)、山田(レンタル復帰?)
【IN】※公式発表分のみ
GK井岡(仙台大)
CBアピアタウィア久(流経大※昨季特別指定)
SB真瀬(阪南大※昨季特別指定)
OMF加藤(流経大※昨季特別指定)
現状、当方としてはOUT10名を予想しておりまして。あと、個人的にはゲデスも半々かなとは思っております。椎橋以外の若手(照山・匠・田中)はひとまず契約更新して、活躍ぶりやシーズン中の状況でレンタルOUTとなる場合もあるかなと。
レンタル2名(イ・ユノ、常田)は微妙なところですね。もし川浪が出るならばユノは帰ってくるかも。常田は帰ってきてもおかしくない状況だけど、松本でもう1年揉まれたほうが良いかなと思うんだな。
そうなると、改めて補強ポイントは
・左サイドバック
・ボランチ(永遠の課題)
・前めの選手(OMF、FW)
と考えます。
さて、ここまでお話ししてきた点と、裏強化部員の主観と希望を交えて裏強化部の補強リストを作ってみましたぜ(もちろん、ただの予想)。
■左サイド
DF秋山陽介(名古屋)3試合0得点/スポーツ・ソリューション(吉野・赤崎と同じ事務所)
DF亀川諒史(長崎)J2・28試合1得点/ジェイプランニング(飯尾と同じ事務所、テグ監督関連)
MF中美慶哉(松本)J2・22試合1得点/JSP(言わずもがな)
■ボランチ
MF市丸瑞希(FC琉球 ※G大阪からレンタル)J2・27試合0得点、J3・10試合1得点/JSP(同上)
MF井出遥也(東京V)J2・27試合2得点/イマージェント(蜂須賀と同じ事務所、元ベガルタの武井が代理人))
MF上原力也(磐田)J2・38試合2得点/イマージェント(同上)
MF塚川孝輝(松本)J2・29試合9得点/ユニバーサルスポーツジャパン(川浪と同じ事務所)
MF野津田岳人(広島)8試合0得点/スポーツ・ソリューション(同上、元ベガルタ)
MF米原秀亮(松本)J2・19試合0得点/イマージェント(同上)
■前め
FW呉屋大翔(柏)20試合4得点/HEROE(イサック選手・ジャメ・山田と同じ事務所、テグ監督関連)
MF高橋大吾(北九州 ※清水からレンタル)J2・41試合9得点/JSP(同上)
FW原大智(FC東京)26試合3得点/HEROE(同上)
MF宮崎幾笑(FC東京)1試合0得点/JSP(同上)
MFロメロ・フランク(新潟)J2・29試合5得点/イマージェント(同上)
■どこでもできる
MF山村和也(川崎)13試合1得点/ジェイピーコンサルティング(椎橋と同じ事務所、鹿島&川崎)
◇
例年精度を上げている自負はある当方でございますが、果たしてどうなることやら。ちなみに、知念選手も赤崎・吉野と同じ事務所(スポーツ・ソリューション)なんですぜ。
リストアップする際には、DF角田・DF鎌田・FW赤嶺も頭をよぎりましたが、それもどうかなあと思いそっと外しました。でも、角田選手あたりは精神的支柱の役割で呼ばれるかもですなあ(いつぞやの平瀬や柳沢のように)。まあ、大人しい選手が多い今の我が軍にとっちゃあ、喝入れ役が必要かもしれないね。
契約更新状況
今オフはスピード重視で積極的に情報を発信している報知さんの影で、すっかり鳴りを潜めていた日刊さんが喜ばしい記事を。
こんなニュースもありましたが、
確度の高い情報で巻き返しました。
いやあ、無事残っていただけそうな流れで良かった。ホーム未勝利の悔しさとか、仙台(日本)の住み心地とか、子育てとかいろいろあると思いますが、(おそらく)減俸も飲んでの契約更新。頭が上がりません。いや下げっぱなしです。
こちら契約更新ニュースのまとめ。
残留に向けてのキーマン・松下選手がひっそり契約更新となり、2021シーズンに向けて形になってきましたな。あとは、クバと蜂須賀の契約更新が発表されれば、まんず良いかなと思います。ほか、関口・西村・匠・椎橋が残ってくれれば…(Sの個人的願望)。
たのしいたのしいストーブリーグ、まんず今の時期くらいは踊らにゃ損です。それでは、また(きっと)近日お会いしましょう!
◇
と、下書きして落ち着いていたらこんな記事が。
それでは、ご紹介(ゴールシーンだけで失礼します)。
おやおや、なかなか良いんじゃないですか。松下はケガがちだし、吉野も富田も療養中。椎橋は果たしてどうなるか。なので、入ってくれれば貴重な存在になりそうですな。
いやあでも、報じられる前にブログをアップしておきたかった…。
スピードの時代ですな。まあでも、本年もマイペースに行かせていただきますので。よかったら、お付き合いくださいー。