ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【2020→2021ベガルタ<1>】裏強化部、熱結

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師も走れば、花園で兵も走る12月。思わずナンダカンダを聴きながら書いております。いやあ、2020年もあとわずか3日ですなあ。当ブログも、なんとか7月からのゆるっと更新を継続しております。何事も休息は必要なのじゃ。

 

まあ、前回記事からの間には、社長や常勤取締役も代わり、強化本部長が辞め、監督が退任と。こう書くとすごいものですな、要職総退陣とは。まるで、これまでの悪い流れが水を引くように。

 

なるほどそうか、まさにこれが熱結だったのか…。

 

フロントの件

おそらくはサポーターと呼ばれる方々とも、SNS掲示板でせっせとやってる方々とも、当方は微妙にスタンスが異なるのかなと思いますが…いちおう話せば、まあ消去法人事だったなあと思っております。現状の限界と言うか。

 

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注目すべきは、常勤取締役が1名増えたこと。そして、その派遣元。仙台市の方と七十七銀行の方が入ったのは、いわゆる「お目付け役」でしょうな。ええ、それはクラブを取り巻くパワーバランスというよりは、お金の使い方の話で。

 

こちらも常勤3名のトロイカ体制を築く裏強化部の面々も、今回の話で思うことは三者三様ですな。伸びまくりの某社中心の体制を見てみたかったわという意見もあれば、まあ2部でも3部でも落ちてみたらという長期的な視野もいとわないという意見もあり。まあ、おらほのチーム発言には3者とも絵に描いたようにズッコケましたが。

 

拙としては、

・落ち着くとこには落ち着いた人事、まあ少なくとも長年チームを見てきたサポーターが社長というのはせめてもの救い(なんの興味もない人よりはいいかという話)

・とは言え、経営とかクラブ体質の改善について大した期待はしていない(そこそこは変わると思うけど、大きくは進まないかな?いう感じ)

・ホントの意味で変わるには、降格でもしないと難しいだろうとは思っている(まあ、そこでチームが存在できるかはわからんが

ひとまずちゃんと会社になれ。そうなるなら市民クラブでも何でも良い(正直、某社には、重役というよりか営業とかプレーヤーとして動ける社員を出してほしいと思っている)

 

てな感じです。我々の共通見解として、某社が本当に経営に深く関わろうとしたのか?と聞かれたら、そういう動きはあったのだろうと話す。根も葉もなければ河北は書かないはず。その先で何があって、ああなったのかは知らん。

 

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その後、某社トップによる発言として記事が出て幕引きが図られている以上、今回の人事がすべての答えだとしか言いようがない。最終的には、某社トップの決断だったというところだと個人的には思っている。某馬鹿野郎の一件もあり、ブランドイメージとして手も出しづらいだろうし。

 

まあ、どちらにせよ4年で債務超過をなんとかしなければ先はない。コロナ禍なんてものは、先行きが見えない以上今年より、来年に影響が出てくるだろう。我が軍もそうだが、多くのスポンサー企業が経営的な痛手を被るはず。そうなれば我が軍の浮上の目はない。果たして債務超過を回避できるのか。

 

もしできなかったとして、大株主の県と市は金を出せんだろう。コロナで企業が苦しい、それなのにプロチームへ肩入れしたら割とひと騒動になる。他の出資企業も同様だ。マイナビもレディースがある。

 

となれば、このご時世で成長している某社くらいしか金は出せないだろう。そのタイミングで、今度こそホワイトナイトとして出てくれば、いろいろ容易にコトが進むと思うのは、拙だけだろうか。

 

さて、話は現社長に戻る。彼が社長になるということは、電力時代から見ている拙も社長になれるということ(錯覚)。過大な期待はしないけど、同じく長い間見てきた人間として、頑張ってほしいとは思っている。

 

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まんずいつぞやのリーズみたいになってもいいから、まあ前のめりにやってみてくださいな。拙は、最後まで見届ける覚悟はとっくに完了だ。

 

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そしてあまり触れられませんでしたが、丹治氏お疲れ様でした。あえて多くは語りません。

 

監督の件

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まんず、木山氏にはお疲れさんと言いたい。まあ、この誰もが予想だにしなかった事態で、初のトップリーグ指揮が難しかったのは容易に想像できる。ケガ人続出、チームの中心選手の解雇、経営難、感情論で動くうるさい外野と。

 

いや、こう書いてみるとマジでやりたくないな。苦笑

 

感想としては、まあそんな状況ではどうにもならんかったのだろうなあと。監督本人も追い込まれていたのだろう。客観的に見れば、今シーズンにやりたかったことは無理として早めに見切りをつけ、何はともあれ勝てる戦い方にシフトすれば良かったのでは?と思う。

 

もし、「ドン引きカウンターサッカーなんかしたら、許さんぜよ」と各方面から言われていたとしても、ハイライン・ハイプレス・ポゼッションは、ケガ(など)でやれる選手が揃わなかったし、「コロナ禍の影響があって撤退せざるを得ない」と理解は得られたはず(得られないなら終わってますが)

 

ただ、同情することは多かれど、早めに決断する勇気が必要だったのかなと。置かれた状況での柔軟な立ち回りが足らなかったね。2020年の戦いについては、また別に書きますが…例えば今年のアウェイ6勝がもしホーム6勝なら、続投の線もあったと思うし。

 

そして新任は、立ち回りのプロが登場する見込みと。

 

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なぜか今オフの移籍情報独占状態のスポーツ報知、新社長とも親交の深いだろう加川アナがいるKHB、某社の件はあれど出資企業の河北新報が揃って報道しているあたり、決定路線なんでしょう。

 

まあ、この流れで彼というのは特に異論はありません。ジャパネットマネーと比べれば何ゆえお金は出せないから、そこら辺は決着つくのかい?とは思うのだけど。長崎で挫折した彼にとって、悪い話ではないはず。

 

チーム史上最大の苦境に立つ今、震災から10年を迎える2011年に残留を果たせば、2011・2012年あたりから入ったサポーターやファンから絶大な信頼と支持を得られるでしょうし。そうなれば、彼の名声も再び高まるってなわけで。

 

まあ、どうせなら大槻さんもヘッドコーチとかで戻ってくれば良いんじゃない?もう髪はおろしていいから、自然体でのびのびやってくださいよ(まあ、おそらくは原崎氏が帰ってくるのだろうが)。

 

まあ、そのご両名じゃなかれば、手倉森氏ということで久々の鹿島人脈もあるかもですね。いろいろあって、鹿島ユースでコーチをやっている柳沢とか。来年も予算も強気で行くとのことなので、S級は2名確保してくださいな。木谷に色々教え込んでもいいしね。

 

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コーチと言えば、意気投合した木山氏とのご縁で来日したというマルティネス氏はどうなるのだろうか。若手で指導歴もあり、攻撃構築できるというなら、本来はポゼッションを志向しているであろうテグにとっては良いのではないかと思うんだけどねえ。

 

日本のモウリーニョのように言われるテグも、2007年のヘッドコーチ時代にはポゼッションスタイルのフットボールを教え込んでいて。個人的にはその頃の様にやってほしいんだけどね。そこに2011・12年の球際の強さとダイナミズムを持ち込むというか(まあそんなのは厳しくて、2010年みたいになるんだろうなあと予感。戦術オタクではないので、それならそれでオーケー)。

 

待ってました、移籍よもやま話

我々が一番輝くストーブリーグもいよいよ開幕。しかしまあ、今回のオフは厳冬どころか移籍加入があるのかも怪しい状況で、裏強化部もいまいち乗り切れず。

 

しかし、そこは我々もその道のプロ。賑やかして参りますので、よろしくお願いします。

 

まあ、ここまでの動きをさらっと振り返りますと

 

■退団・移籍

・GK関が退団(元監督が就任する山口へ)

・DF金正也、DF飯尾、MF兵藤も退団へ

・DF浜崎が松本からオファー(なんと移籍するそうです。何かと交流がある松本さん、常田と一緒にセルジーニョも連れて帰っていいですか?)、MF関口が山口からオファー、FW長沢が大分からオファー(交渉順調とのこと)

・GKスウォヴィクは交渉中(経営難につき条件面での折り合いがつくか、も含め微妙な情勢)

 

■契約更新

・契約更新1号はMFイサック選手(おそらく昨年のクバ&シマオと同じように契約途中なんでしょう)

・DF平岡、MF石原、MF中原契約更新(ぶっちゃけ中原は出るかなと思っていたのだけど…この辺りの面々も複数年かもね)

 ・DFシマオは退団報道も条件で折り合いがつき契約更新へ(フィジカル整えれば、カウンターサッカーならまだまだいけるはず)

 

■新加入

・既に試合にも出ているDFアピアタウィア(流経大)とDF真瀬(阪南大)に加え、MF加藤(流経大)、GK井岡(仙台大)が新加入

 

と、加入話はやはり少ない。まあ、新監督との調整もあるだろうし。

 

こないだKさんと話した時は、残留するならMF松下の契約更新が必須と見解が一致。これまでの奥埜、三田、野津田(レンタルだったけど)に続いて松下まで持っていかれると、我々が抱えるボランチどうすんの問題」が永遠に解決しなくなってしまう。

 

次いで考えるのは、左サイドバックの補強だ。まあなんやかんやと賑やかしてきたが、パラ選手はちょっと難しいかなと話している。おそらく柳もFC東京に戻るのではと思っていて。松本にレンタル中の常田もSBはうーん…。石原もなあ。そうなるとハチを左にするほかない(右は真瀬で)。

 

ということで、長崎から亀川選手を一緒に連れてきてくれたら、喜ぶよ?テグさん。

 

ボランチは…イサック選手と気の合う謎のスペイン人でも連れてきてしのぎましょう。カルロスとかミゲルとか。そんな感じの。

 

あ、U23が無くなって選手が出るであろう、ガンバやセレッソからの武者修行も歓迎です。いちおうまだJ1ですから、経験積めます!セレッソの喜田選手お待ちしていますよ(Sより)。

 

FWは総合的に考えて、大分FW知念選手がくる展開になったと勝手にぶち上げておく(長沢大分に移籍→知念川崎へ戻る→なにかと縁深い川崎さんから派遣が決まる。ACL?関係ない…という脳内ストーリー)。

 

まあ、↑の話が当たったら裏強化部さすがやな!ということで。でも、FW山田くんがどうやらセレッソに帰ってしまうかもなので、誰かFWは来ると思いますよ。さすがに。

 

そういえば福島のイスマイラ選手飛び級でもなんとなくやれそうなので来てみませんか?

 

と、このように。裏強化部としては、下部リーグからの個人昇格者も当てていきたいところですな。

 

気が付けば執筆から3時間30分、4000文字を越えましたのでこの辺で。イサック選手加入時級のびっくりニュースが無ければ年内の更新があるか微妙ですので、もう言っておきます。

 

みなさま、よいお年を!