ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【ベガルタ2023】ユース選手は永遠のロマン

2024シーズン2人目の新戦力

今シーズン突入早々に発表された仙台大学DF石尾選手。

www.vegalta.co.jp

 

そんな彼に続き、仙台ユース出身のMF工藤真人(まなと)選手が来季新加入することに。

www.vegalta.co.jp

 

工藤真選手、実は2018年のルヴァンカップ・新潟戦のスタメンに名を連ねていた選手。

www.vegalta.co.jp

 

この試合は、多くのユース選手が出場。スタメンにはDF山下・MF工藤真・FW菅原、ベンチにはMF粟野、MF工藤蒼、MF佐藤唯斗、M宮脇、FW坂本が登録。

 

工藤蒼と宮脇両選手は途中出場し、宮脇選手はゴールを挙げる活躍。

www.nikkansports.com

 

工藤真選手はルヴァンカップも含めれば、ベガルタのトップチーム公式戦最年少出場のはず…?

 

ちなみに、トップチームの公式戦に出場ないしは帯同という貴重な機会をステップにできたのか、後にJリーガーとなった選手が多数

 

MF工藤真・MF工藤蒼・FW菅原はいわずもがなベガルタトップチームに、DF山下は相模原・MF粟野は福島と5名のメンバーがJの舞台にたどり着きました。

 

ルヴァンカップだとしても、トップの公式戦を体感できる機会はとても貴重ですな。何が通用して何が足りないか、プロまでの道のりを歩む自分の現在位置を把握できる。

 

こういう機会を増やせるように、トップチームとの連携をより深めてほしいね。そのためには、このチームはどんなフットボールを目指していくか、改めて考え内外に共有・発信していく必要がある。

 

まあ、まずは。レフティーのボランチ(だったかな?)の工藤真選手、先日ゴールを決めたFW菅原選手、MF工藤蒼選手と共に切磋琢磨してほしいものですな。

 

2024年はどうなるかまだわからないものの、現状トップにいるベガルタユース出身選手は…

 

GK小畑
MF郷家
MF工藤蒼
FW菅原

の4名。

 

今シーズン加入した工藤蒼・菅原両選手と同じく大卒選手ゆえ、早い段階で試合に絡めるよう精進してくださいな。

 

最近はユース出身選手の情報が多い。

hochi.news

sports.yahoo.co.jp

www.vegalta.co.jp

 

チームの予算も魅力も乏しければ、中々良い新人選手は入団してこない。と、なればまずは自前で育てていくことが道理なもので。

 

自チームに愛着を感じる(ステップアップでもいいけれど)ユース出身選手をしっかりと育てて、トップで活躍できる選手を増やしてほしい限りですな。

 

残留ラインまでもう少し

J2残留ラインを「40(確実なラインは43)」と設定している裏強化部。悪夢の12戦未勝利を無事に回避した最下位・ホーム大宮戦に続き、なんと夏のアウェイ大分でも勝利をかっさらってきた我が軍。2連勝でございます。めでたい。

 

プレーオフも夢ではない」的な、早くも手のひら返しを見せるメディアはさておいて、まずは残留を語ろう。

 

<第32節終了時点の順位>※下位チームのみ。※9/2の試合は含みません。
12位仙台 39(10勝9分13敗)※11試合勝ちなしのあと2連勝中。
13位秋田 38(10勝7分14敗)※1試合未消化。ここ5試合勝ちなし(3分2敗)
14位藤枝 37(10勝7分14敗)※1試合未消化。ここ7試合勝ちなし(2分5敗)上位対決が多かった&主力移籍が大きいか。
15位いわき 37(9勝10分13敗)※7・8月の10試合勝ち越し(4勝5分1敗)
16位栃木 36(8勝9分13敗)※7・8月の10試合勝ち越し(3勝5分2敗)
17位徳島 36(7勝15分10敗)※監督交代。ここ4試合負けなし(2勝2分)
18位水戸 36(8勝12分12敗)※ここ7戦負けなし(1勝6分。6連続引き分け)
19位山口 35(8勝11分13敗)※前節勝利。ここ5試合で1勝2分2敗。
20位熊本 34(8勝10分14敗)※ここ11試合リーグ戦勝ちなし(4分7敗)。天皇杯ベスト4進出が吉と出るか凶と出るか。
21位金沢 32(9勝5分17敗)※1試合未消化。ここ5戦1勝2分2敗
22位大宮 26(7勝5分20敗)※2連敗中。ここ5戦2勝1分2敗

 

結局中位との差も詰まり、秋田さん・藤枝さんも残留絡みの順位表に登場。

 

いわき、栃木が好調ですな。ともに下位チーム対決で好結果を残し、栃木に至っては長崎・甲府に勝ち、清水とも引き分けるなど中々の戦いぶりです。

 

<残り10試合※|下位チーム対決>【節】チームH/A(ホーム/アウェイ)
仙台:【35】水戸H【37】熊本H【38】いわきA【39】秋田A【40】山口H
秋田:【37】栃木A【38】金沢A【39】仙台H【42】徳島H ※1試合未消化
藤枝:【33】栃木A【34】熊本A【39】大宮H【40】水戸H【41】徳島A【42】いわきH ※1試合未消化
いわき:【34】徳島A【36】金沢H【38】仙台H【42】藤枝A
栃木:【33】藤枝H【36】熊本A【37】秋田H
徳島:【34】いわきH【36】大宮A【38】熊本H【41】藤枝H【42】秋田A
水戸:【33】山口A【34】金沢H【35】仙台A【40】藤枝A
山口:【33】水戸H【37】金沢H【38】大宮A【40】仙台A【42】熊本A
熊本:【34】藤枝H【35】大宮A【36】栃木H【37】仙台A【38】徳島A【42】山口H
金沢:【34】水戸A【36】いわきA【37】山口A【38】秋田H ※1試合未消化
大宮:【35】熊本H【36】徳島A【38】山口H【39】藤枝A

 

6ポイントマッチとなる試合を羅列。藤枝・熊本は6試合、仙台・徳島・山口は5試合を残しております。

 

藤枝はここまで下位チームにはしっかりと勝ってきたので、主力移籍は大きいものの巻き返すか。ちなみに1試合未消化。

 

熊本も同じく下位にはあまり負けない(前節はいわきに敗れたものの)チームのため、ここからの巻き返しはありそう…なのだが、天皇杯ベスト4進出の快進撃がどう響くか。

 

少しずつ巻き返しつつある徳島は、監督を吉田達磨氏に交代。地味に下位チーム対決を多く残しているため、この交代がどう影響するか。いわき・大宮との対戦がカギを握りそう。

 

水戸は負けないのだけれど、勝てていない。ここから3試合(山口・金沢・仙台)で勝てないと、やや危うい感じもする。

 

山口は前節甲府に勝利したものの、波に乗り切れていない。金沢・大宮の2戦の結果がターニングポイントになりそう。

 

金沢は1試合未消化。6ポイントマッチをものにできれば残留に大きく近づく。しかし予断は許さない。

 

そして、我が軍は現在勝点39あと勝点1で裏強化部が設定した残留ライン到達、勝点4で同じく残留確実ライン到達となります。

 

ベガルタ仙台の残り試合>
9月3日(日)    19:00    J2    33    ヴァンフォーレ甲府    ユアスタ
9月9日(土)    19:00    J2    34    ファジアーノ岡山    Cスタ
9月16日(土)    18:00    J2    35    水戸ホーリーホック    ユアスタ
9月23日(土・祝)    18:00    J2    36    ジェフユナイテッド千葉    フクアリ
9月30日(土)    13:00    J2    37    ロアッソ熊本    ユアスタ
10月8日(日)    14:00    J2    38    いわきFC    いわきG
10月22日(日)    14:00    J2    39    ブラウブリッツ秋田    ソユスタ
10月28日(土)    14:00    J2    40    レノファ山口FC    ユアスタ
11月4日(土)    14:00    J2    41    V・ファーレン長崎    トラスタ
11月12日(日)    13:00    J2    42    FC町田ゼルビア    ユアスタ

 

ここから10試合勝ちなしとかつまづいてしまえば分からないものの、たとえ勝てなくても4引き分けすれば残留には大きく近づく(はず)。

 

プレーオフうんぬんはひとまず甲府・岡山・水戸の3試合で勝点43を越えたら話すことにしよう。この3試合がもし良い感じならば、その後のカードは正直悪くないと思っている。

 

さあ、まずは本日甲府戦。ひとまずは何も考えず、目の前の勝利を目指してほしい。