ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

第3節 vs神戸(ユアスタ)&ルヴァンカップAグループ第2節 vs横浜FM(三ツ沢)

成長の証

さあ、本日は清水戦。ちなみに水曜がルヴァン横浜戦だったことはすっかり忘れてましてな。ギリギリを超越してしまった。結局今回は2試合分をしれっとさらっと振り返ることに。

 

まずは神戸戦。スターティングメンバーは、GK関・DF板倉・大岩・平岡・MF奥埜・富田・永戸・古林・FW野津田・阿部・石原。ベンチは、GK川浪・DF金正也・MF菅井・茂木・椎橋・FWジャーメイン・西村。

 

結果から言えば、スコアは1対1の引き分け。

 

前半、ポドルスキでもTJでもなく、三原の吸い込まれるようなファインシュートが決まり、1点のビハインドを背負って後半へ。

 

報道では「苦しい前半」みたいな論調もあったようですが……個人的には、システムを微調整しながら対応しようとする姿勢があってよかったのかなと。

 

ふと思ったのは、攻撃は相手の左サイド(ティーラトン)の部分を狙いにいっていたような気がしますね。その辺りは作戦が見えたような?

 

まあでも、戦術を遂行するために調整しながらやっていくってところで、バランスを取るのに腐心した感がありますな。だから攻撃時のポジションどりが甘くなって、うまく集まれなかったというか。そのため、攻撃ではなかなか推進力を出せなかったのかなーと。

 

まあ、相手の三田さんは気合入ってたね。失点も三田のチェイシングからだし。

 

後半は、仙台ペースになったかな。はじめて先行される展開でどうなるかなと思ったけど、前半だったのがまあよかったのかな。ハーフタイムを経れば、修正できるというか。立ち位置が整理されて、ボールまわるようになったかなと。

 

ボールがうまく回り始めて。だんだんと仙台ペースとなり、神戸は自陣にクギ付けに。時計は、まだ残り10分以上。一方的に押し込む展開となり、これは時間の問題かなと思っていると……。

 

途中交代した菅井からジャメにボールが送られ、ジャメが当て損なったのか狙ったのか……センターにいた石原にボールを送る形となり、無事押し込んで同点。ドロー決着となりました。

 

でも、昨年も同時期に同じカードを組まれていたから、わかりやすいのだけど……今年は修正力が上がってきているね。

 

継続した体制で成熟してきているって思いますな。まだ勝ちきれない(あとは後半にリードを許した時にどうなるか)課題はありますが、ただただやられていった前年に比べて成長した姿が見えてよかったなと思える試合でした。はい。

 

すっかり忘れていたルヴァン・マリノス

例によってダゾーンさんで観れないと忘れがちなルヴァンカップそうだった、地獄の何連戦だかなんだかだったんですな。忘れないようにしないと。恐るべし年末進行。記憶すらいずこへ。

 

メンバーは、今回もターンオーバー。GK川浪・DF金正也・椎橋・常田・MF庄司・板倉・古林・茂木・FW野津田・西村・ジャーメイン。

 

ベンチは、ケガから戻ってきたGKシュミット ダニエル・DF永戸・大岩・MF奥埜・こちらもケガから復帰した中野・工藤(ユース・2種登録)・FW石原。

 

ユースから2種登録された、工藤蒼生(あおい)選手が早速ベンチ入りしましたな。嬉しいことですなあ……でも、それくらい選手いないのかい?あと、大岩選手は今節流石に休憩となりました。安心。

 

試合はスコアレスドロー。内容はわかりません。忘れていたくらいだから、新聞すら見れていない状況でしたわい。

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川浪が相当頑張ったみたいですなあ。よかったねえ。

 

しかし……

 

ケガにまつわるエトセトラ

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そういや神戸戦も横浜FM戦もベンチにいなかったFWラファエルソン。初出場の試合で骨折していたようです。なんと全治3ヶ月。契約期間は夏まで……うーむ、彼にとって厳しい状況になりましたな。アピールできないまま、契約満了を迎えてしまうのか。

 

横浜FM戦、前半で一発退場した板倉もなんとケガしてしまったようで。U-21代表も辞退に……。ただでさえ少ないDF陣、しかも活躍していた板倉……。連戦の序盤で新戦力を欠く事態になりましたな。

 

一応、2018シーズンの最初の移籍期限(ウインドー)は3月30日まで。無いとは思いますが、一応お知らせしときます。

www.jleague.jp

 

まあでも、ケガする選手もいれば帰ってくる選手も。

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シュミット、中野に引き続き蜂須賀もケガから復帰したようです。

 

そして、2種登録も3名。

 

工藤蒼生、宮脇健太 両選手 トップチーム登録(2種)のお知らせ | ベガルタ仙台オフィシャルサイト

 

工藤真人選手 トップチーム登録(2種)のお知らせ | ベガルタ仙台オフィシャルサイト

 

工藤蒼生は早速ベンチに入りましたな。

 

そして、辞退した板倉の一方では、椎橋が初のU-21選出。素晴らしいじゃないか。

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というわけで、本日はリーグ4節アウェイ清水戦。気がつけばまだ負けなしの今シーズン、クリスランをばっちり封じてほしいものです。はい。

ルヴァンカップAグループ第1節 vs新潟(ユアスタ)

リアルフェイス(再)

さあ、本日はリーグ3節が間もなく開催されますぞ!というわけ、試合日当日に前の試合を振り返るライブ感しかない更新です。

 

折角だから、この後の神戸戦のスタメンをお話ししますとな、GK関・DF板倉・大岩・平岡・MF奥埜・富田・永戸・古林・FW野津田・阿部・石原。

 

ベンチは、GK川浪・DF金正也・MF菅井・茂木・椎橋・FWジャーメイン・西村と。ラファエルソンが外れましたな。

 

リーグ戦スタメンは3試合連続同じメンバー。2連勝してるわけだし。崩す必要もあるまい。相手さんは、博文も三田もスタメンですな。そしてポドちゃんもTJもおって。

 

ここまでロースコアで逃げ切りの展開でしたがな。まあ、いっぱい点入る試合になるかもね。


仙台市近郊から愛をこめて

さて、水曜日お休みの方にはパラダイス的存在のルヴァンカップ。ひっそりと開幕でございます。泉ヶ岳から吹きすさぶ寒風のもと、気温のほども3.7度。しかし、6508人もの熱烈なサポーターが集まりましたな。

 

メンバーはリーグ戦とガラッとかわり、GK川浪・DF常田・大岩・金正也・MF椎橋・庄司・茂木・菅井・FW西村・ジャーメイン・ラファエルソンと。

 

ベンチは、GKイユノ・DF平岡・板倉・永戸・MF古林・奥埜・野津田。

 

リーグ戦スタメンからただ一人入った大岩選手。今年も大車輪の活躍となりそうですな。

 

ルヴァンカップDAZNでみれないため、そして家ではNHK・民放しかみれないため、試合はハイライトしかみとりません。

 

www.youtube.com

まあ、西村くんが課題としていたシュートを撃つ姿勢がわかりやすく表現されていた動画でしたな。いいんじゃないのかな?

 

まあ、シュートの質はこれからだね。相手の裏をつく切り返しは上手だから、相手を外した後、撃ちやすい位置にボールを置けるようにすることが大成するきっかけになるかなと思うよ。

 

ゴール決めた後のパフォーマンスは、かわいがってくれた平山先輩へのメッセージかな?あれみてて、いいなあ若いってと心から思いました。これが若さか……。

 

当の試合はアディショナルタイム、すっかりとベテランの域に達した新潟FW田中にファインゴールを決められてドロー決着。会見の文章読む限りでは、渡邊監督相当おかんむりの様子でしたな。

 

まあ、試合の詳細内容分からんから、あれだけど……ルヴァンのメンバーを見てると、今のスタメンは戦術理解度の高さと、それを手堅く表現できる安定感があるっすな。あとは若さかな。これも若さか……。

 

さあ、神戸戦はこのあと14時キックオフ!昨年の雪辱をはらしてほしいものです(私は、現地におりません)

 

第2節 vsFC東京(味スタ)

リアルフェイス

どうもSです。本日からルヴァンカップが開幕ですな。昨年ベスト4と結果を残した我が軍。グループリーグの開幕戦は、ユアスタできっとクソ寒いなか開催される新潟(J2)戦です。

 

リーグ戦とがらっと変わると予想されるメンバーは、ラファエルソン・ジャーメイン・西村という前線、両WBに菅井・茂木、庄司初登場、常田に金正也に川浪と、Kさんいわくストロングな布陣

 

3バックの真ん中に入るであろう、大岩が試合終了後に3kgくらいやせていないか心配です。

 

さて、試合当日に前の試合を振り返るギリギリの進行で今回も参ります。


対応が少しずつ進化している……かも?

さて、先日のFC東京戦。帯同メンバーは前節と同じ、スタメンも一緒。布陣は3-5-2から3-4-2-1に変更してのスタートです。

 

今回も結果から言うと、2試合連続の1-0というロースコアの勝利。石原の抑えが利いた技ありシュート、実に見事でした。

 

前節柏戦と似た展開と言うか、押される前半・巻き返した後半という流れでしたな。割と危ないシーンもちらほらありましたが、今節もGK関の良い動きと球際で踏ん張ったディフェンスが奏功。

 

話では想定と違う布陣を相手が敷いてきたなかで、試合中に布陣を3-5-2へと変更しながら対応できたことは評価に値するでしょう。この二試合は、しっかりと全体で意思疎通をとって戦えていますな。

 

課題点としては、右サイド割と狙われていたかなってとこ。古林と平岡の関係性が曖昧な部分からほころびがあったかなと(若干印象で語っておりますが……)。


1998年以来のアウェイFC東京戦勝利

さて、ベガルタにお詳しい方には知っての通り、アウェイFC東京戦は1999年11月14日以来と実に18年ちょっとぶりの勝利となりました。当時生まれた子どもはもう高校3年生になるくらいの時間ですよ。すごいね。

 

ちなみに、11月14日はパックンマックンパックンの誕生日だそうです。あと、早野さん。

 

ベガルタになってからのFC東京戦アウェイ(アウェイ系含む)成績】 

1999年5月5日 ●0-2 西が丘
1999年11月14日 ○1-0 駒沢
2002年10月26日 ●0-2 東京
2003年4月9日 ●1-4 国立(ルヴァン)
2003年7月6日 ●0-2 味の素
2008年11月3日 ●1-2 味の素(天皇杯
2010年5月5日 △0-0 味の素
2012年8月8日 ●0-2 味の素(ルヴァン)
2012年12月1日 ●2-6 味の素
2013年12月7日 ●0-2 味の素
2014年7月27日 ●0-3 味の素
2015年7月29日 ●1-3 味の素
2016年10月19日 ●0-1 味の素
2017年3月5日 ●0-6 味の素
2017年9月16日 ●0-1 味の素


覚えてるなあ、決勝点となった中島浩司のインサイドで蹴ったミドルシュート。意外性を持つ男としては、ベガルタ10本の指に入るだろう中島浩司のゴールで虎の子の一点を守り切ったわけです。そして、当時の東京さんは昇格に暗雲が立ち込めたと(結局昇格したけど)。

 

この試合は駒沢だったので、味スタ初勝利でございます。いやあ、近年はボコボコにやられてたので、感慨深いものですなあ。さあ、あとは厚別……。


次節はホーム神戸戦

ルヴァン新潟戦をはさんで、次のリーグ戦は3/10(土)神戸戦。Jリーグさん、今年もメッセージ性の強いカードを組んできました。

 

昨年も同じタイミングで行なわれたホーム神戸戦。昨年はここで完敗して崩れていったので、チームが進化しているのか真価が問われますな。おや。

www.sanspo.com

 

ルヴァン新潟戦はダゾーンで見れないことに、早朝Tからの連絡で気が付いた私。今夜は予定がありみれましぇん。なので、次節は文字情報とハイライト動画から情報をひろって、淡々と振り返ろうと思います。

 

ラファエルソンとジャーメインと茂木と庄司に頑張ってほしいです。はい。

第1節 vs柏(ユアスタ)

2018年シーズン開幕

いやあ、2月開幕は早いですな。今年も更新されないのかと思った方、今年はやりますよ!(不安の残る船出)

 

申し遅れました、Sでございます。開幕戦は所用で東京に出ていたので現地では観れんでしたが、DAZNで観戦しておりました。

 

6試合負けていないし、開幕戦はここ最近強いそうで

なんでも、1節の相手・柏さんには6戦連続負けなし、開幕戦はここしばらく負けていないそうで(4年だったかな?)

 

さて、スタメンです。

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ベンチには、GK川浪・DF金正也・MF菅井・MF茂木・FW西村・FWジャーメイン・FWラファエルソン。

 

3-4-2-1システムではなく、富田アンカーの3-5-2でしたな。後半に、阿部⇒西村・古林⇒菅井・奥埜⇒金正也

 

感想

早くも結果から言いますとな、1-0で勝利したわけなんですよ。コーナーキックの流れから、板倉が打点の高いヘッドでドンピシャと。板倉ほんと出来る子。

 

試合としては、まあ互いに特長を消し合う流れになりましたな。個の力が強い分、柏のクリスティアーノや伊東が押し切りそうなシーンもチラホラあったけど、関がとっても安定していた。あと大岩の水際ハードディフェンスでばっちり抑え込みと。

 

裏を返せば、柏の攻撃自体淡白でそんなに脅威ではなかったとも思う。「個」頼みだね。ACLとか観ていないから断言はできないけど。少なくとも仙台戦では、崩しの構築はできていなかったと思える。

 

あとは、奥埜と野津田が超プレスかけにいってたね。特に前半。その分、攻撃には顔出せなかったけど。まあ、フォーメーション変更するくらいだからね。相手の特長消しに行くゲームプランで前半は0で行く……という狙いは見えた。

 

後半は元々ゲームプラン的に攻めに行く流れだったと思うんだ。んで、阿部と石原の役割を整理して、ポジショニングの微調整をして。狙いハマったかな、攻撃回り始めたよね。石原や野津田がボール触れるようになると、強い。

 

んで、リード奪ったら、選手交代を重ね従来の形に戻しつつ、しっかりとクローズ。

 

「サッカーってホント分からないですよねぇ」なーんて、解説の平瀬さん適当にお話しされてましたけど……1節については、シン・ワタナベ監督の采配が光った(はまった)と思うよ。いいゲームでした。1点差モノにできるチームは強い。

 

まあ、開幕戦&ホームでは負けない!という姿勢が見られたのは好感持てました。形をある程度捨ててでも、勝ちに行く。ふむ。それだよそれ。

 

今回は、だーっと思ったこと書いてみました。だって、もう2節の試合はじまるもん。

 

散々な思いをしている味スタで、早速真価が問われますの!もしゲームプランがハマらないとき、ハーフタイムというインターバルを経ないで柔軟に修正できるかが、今年のみどころだと思いまっせ!

 

東京戦は3-4-2-1に戻しそうな気配。試合は15時から。ぜったい、見てくれよな!(ドラゴンボール風)

【2018ベガルタオフ(15)】ジーニアス野沢、海外へ&ラファエルソン加入&17予算決算と18予算の話

後ろ向きで前向きな姿勢

どうもどうも、お久しぶりになってしまいました。移籍市場もひと段落、そして世を忍ぶ仮の仕事(強化部以外の活動)が忙しく、なかなか筆を取れませんでした。気がつけば開幕1週間前となりました。そろそろ、エンジンかけていきたいなと思いますわい。

 

しかし、今回の話はまだオフの話題と。

web.gekisaka.jp

天才・野沢がオーストラリアのクラブへ移籍することに。生粋のサッカー小僧、辞めることは無いとは思っておりましたが無事現役続行です、よかったですなあ。

 

ウーロンゴン・ウルブスという2部のクラブには、なんでも野沢の元同僚・FW田代選手が在籍しているそうで。

 

初めての海外、インパクト残してほしいですな。まあ、オーストラリア人も思わず「amazing!」と絶叫しそうなプレーを披露するでしょうから心配はいらないでしょう。

 

頑張れ、野沢!

 

ラファエルソン正式加入

さてさて、大分触れるのが遅くなってしまいましたが、既報通りFWラファエルソンが加入。

 

★公式

ECヴィトーリア(ブラジル) ラファエルソン選手 期限付き移籍加入のお知らせ | ベガルタ仙台オフィシャルサイト

3月に21歳になるラファエルソン。183cm・93kgとなかなかヤンチャなバディをしておる。半年間の期限付き移籍ということで、まあ夏のマーケットを見据えながら「モノになったらいいよねー」的な感じがうかがえますな。


★ニュース

www.kahoku.co.jp

www.hochi.co.jp

 

やはり、かなりフィジカル系な感じみたいですな。ヘディング強くて、加速力は意外と(?)あるようで。

 

古林のクロスとかに無理矢理合わせてくれそうな感じはします。ルヴァンカップが早々に始まるし、早速使ってほしいですわい。半年しかないし、本人もアピールするモチベーションを持って頑張ってほしいです。はい。


予算と経済効果と

裏強化部としても、やはり経営方針と予算は大切。

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それではあら探しを……。

 

◎2017年予算⇒決算見込みの話

我が軍の収入と言えば、やはり入場者収入の割合の高さがクローズアップされる。しかしまあ、見込みが甘い。

 

【17予算】
32万1000人
6億7000万円

 

【17決算見通し】
28万9700人
6億1900万円

 

試合数は、ルヴァンのトーナメント進出もあり予算時より3試合多くなりましたがな、まあそれでも6900万円の差があると。

 

レディースにいたっては、入場者数13000人・入場料収入1億3000万円の差異がある。入場料収入は予算2億3000万円だったからね、倍以上実績が違ったと。ブラック企業の営業マンなら精神崩壊するくらい詰められるよ、こんなん。

 

入場数の伸び悩みはここ数年言われておりますが。昨シーズン終盤の「大宮戦完売⇒ふた空けたらガラガラ」(タダ券を多数配ったけど、大して入場しなかったというのが実情だったそうな)の一見に見通しの粗さが散見しますな。

 

マスコミに問われて、社長氏は「データを基にやったが、当てがはずれた」みたいなこと言ってましたが。どんなデータをどう分析したかは分かんないけどね、ザルすぎる。ていうか、おそらく2~3年分くらいの数字とそこから見えるざっくりした傾向でしか考えとらんよね。

 

相変わらず現場にいるのに、現場が見えてないそのセンスたるや……。入場料収入の割合が高い以上は、しっかり考えて動きなされ。まったく。

 

一方で、常々言われている営業力の欠如。広告協賛金は増えてる(5100万円)から「どうだ、営業頑張りました!」とかなってそうなのが怖い。結局、見込みの甘さを経費削ってなんとかしたのが実情ですな。

 

しかしまあ、レディース経費とフロント経費は予算より多くて。何に使ってるのかしら。レディースは外国人補強かな?とは思うのだけど、フロント経費は決算見通しが4000万ほど予算時より増えたのだけど、いったい……。練習場関係ってフロント経費になるんだっけか。それならまあ納得だけど。


◎2018予算の話

入場者数は、トップ・レディースともにまあ下方修正しましたな。

 

【トップ】
17予算:32万1000人
17見通し:28万9700人
18予算:28万8200人

 

【レディース】
17予算:2万8500人
17見通し:1万5500人
18予算:2万0400人

 

まあ、近年の観客数減少傾向から言って賢明かね。それでも強気だとは思うけど。でも不思議なのは、入場者数減らしているのにトップの入場料収入が17年予算と同じなんだよね。

 

あれ、入場料って上がったの?それとも年チケを売りまくろうってこと??あとで裏強化部員に聞いてみよう。まあ、このラインは割れないんだろうな。経営的に。

 

しかしまあ、心配しきりなのは広告協賛金の(我が軍にしてみれば)大幅増編成。

 

【トップ】
17予算:11億3000万円
17決算見通し:11億8100万円
18予算:12億9000万円

 

入場数が減ってきているチームに広告効果を感じる奉仕精神にあふれた企業ってどれくらいいるんでしょうな。

 

記事ではユアスタの「復興きずなビジョン」の新規スポンサー獲得を見込んでるらしいけど……。正直、あれってそんな魅力(効果的)かね?博報堂の営業に何かゆるーい見通しでも立てられてるんじゃないのか……。

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まあ、これ見ればそんなゆるいこと言ってられんよと理解できるよね。確かに夏の天候不順は影響したとは思うけどね、最後の県関係者の一言がすべてでしょ。

 

「優勝争いに絡めないチーム成績も影響しているのではないか」

 

ぐうの音も出ません。まあ、宮城野原の球団じゃあるまいし、リーグ優勝は簡単ではないことは理解してほしいけど……。

 

なかなか上位に進めないなら、進めるようにみんなでサポートできるチームづくりをしなきゃね。それはトップチームもフロントもさ。魅力づくりが大切なんですよ。弱くても行くわ、みたいな。

 

ベガルタとかフットボール知らない人からベガルタの魅力って何?」と聞かれて、最近回答に詰まるんですよね。昨年は「うーん。クリスランの意外性とファンタジスタ佐々木匠かな?」と言ってたら、今年二人ともいないし。

 

これ見ている皆さんは、ベガルタの魅力ってなんだと思いますか?ベガルタフットボール好きな人以外に話すときに、何を言いますか??聞いてみたいなあ。

 

最近、サポーター席をみてると若い子がちょこちょこ増えてきていると見える。彼ら彼女らはどう思ってるのか。その辺にヒントがあるかもしれないね。

 

話を戻せば、今年からはユニフォームに入れられる広告増える(鎖骨あたりの場所)んだからそこもやっていかないと。1億円強の増額はそう見込めんよ。

 

しかし何だろう、あの強気さ。スポンサー料上げたの?それとも、何か大きいスポンサーの当てがあるわけだろうか??うーん。

 

「上位進出へ大型編成」「人件費8500万円増」は、広告収入増(見込み)の実現とほぼ直結という見方でいいのかな。正直言わせてもらうと、今年の成績は「良くて昨年並み、残留争いも十分にあり得る」とみているので、上位進出というよりは残留実現のための人件費増にもなりかねないことをフロントさんお忘れなく。

 

闇雲にフロント批判するつもりはないし、某野球チームと比較するつもりもない。制約も色々あることは理解できているつもり。

 

だけどね、正直努力が見えんから不信感が強まる。もちろん努力はしているんだろう、それならその頑張りをしっかり世に見せていかなきゃ。見える形の事もしていかなきゃさ。

 

プロモーション戦略が下手くそなんだよなあ。Youtubeで満足してたら怒るよ。規模は違えど、川崎さんから学ぶことは多いにあると思う。プロチームたるものストーリーを活かしたブランディングは必須。工夫しなされ!

 

フラストレーションを目いっぱいぶつけたところで、この話はいったん終了。

 

次回以降は、トップチームの今シーズン予想など未来志向の記事をやっていきます!ではでは、また。

【2018ベガルタオフ(14)】FW平山、現役引退

さらば怪物よ

日程も予算も発表され臨戦態勢へと入るなか、悲しいお知らせが……。

 

★公式

平山相太選手 現役引退のお知らせ | ベガルタ仙台オフィシャルサイト

 

★日刊スポーツ

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元日本代表、平山相太の引退。

 

2017年、J1リーグ開幕戦。相手は、コンサドーレ札幌。2016シーズンから戦術とシステムを大きく変えた仙台は、前半から札幌を攻め立てる。だが、点数はなかなか動かない。切り札として、ユニフォーム姿の男がベンチを立った。

 

男の姿を確認したサポーターは一様にどよめく。目線の先に立つ男、それは平山の姿だ。

 

だが、しかしである。どよめきも束の間、スタジアムは歓声に包まれた。平山と同じく、新加入したFW石原直樹がゴールネットを揺らす。

 

開幕戦は絶対に落とせない。指揮官の選択肢から、平山の投入は消えた。

 

試合は1-0で仙台の勝利。平山も歓喜の輪に加わり、サポーターへの挨拶を済ませた。

 

まさか、これがユアスタに立つ最後の姿になるとは。


キャリア初の0試合出場

開幕戦の後、次節に向けたトレーニングで怪我を負った平山。急ぎ3月11日には手術を行なった。診断は左腓骨筋腱脱臼。

 

全治まで約12週間。プレスリリースを見て「リハビリを経て、秋には戻ってくるだろう」そう思っていた。

 

だが、その後ベンチにすら入ることは無かった。FW石原がチームの中心として、ルヴァンカップ準決勝進出の原動力となったFWクリスランの影で、平山はキャリア初の出場0試合でシーズンを終える。


心から、復活を願っていた

迎えたオフシーズン。平山の母校である名門・国見高校がある長崎がJ1昇格を果たす。FC東京のDF徳永が移籍を決めており、個人的には彼の去就に注目していた。

 

結果は残留。契約更新のリリースを見て、来年こそは頑張ってほしい。来シーズンこそ、ベガルタでのキャリアがスタートする。2018年のシーズン開幕戦にベンチ入りした彼が、いよいよベールを脱ぐんだ。そんなドラマチックな展開まで期待していた。

 

ところが、2018年のスタートを切っても彼の姿は無い。ケガの状況が思わしくないのか。第一次沖縄キャンプに入り、地元仙台のスポーツ番組に出演した監督の口からも平山の名は無かった。

 

そして、今日の発表である。一度は契約を更新しながらも、シーズンを前にした決断だった。

 

「怪物」と呼ばれた男の、あまりにも寂しい、だが、いかにも彼らしい決断だったのではないか。


今は、休んでくれ

「いるだけで、ワクワクする」そんな一サポーターの思いは、当人にとって迷惑千万だったであろう。でも、期待してしまう。それほどに、彼のポテンシャルには魅了されていた。勝手なものだ。

 

プレーできない苦しみは、プレーする本人にしか分からない。増して、日本代表に選ばれるほどの逸材だった。周囲の期待と、現実。どんな思いで、彼はいたのだろうか。

 

セカンドキャリアを語るには、まだ早すぎる。だが、ケガとの闘いを終えた彼の今後が明るいものであってほしい。今は、ただ願う。

 


それでも、チームは前に進む

一人の男がピッチを去っても、開幕へのカウントダウンは止まらない。立ち止まる暇などない。

 

できるなら。やはりスタジアムでは心動かされていたい。だから、後進の活躍を願う。ジャーメイン、西村……ポテンシャル豊かな彼らの活躍を期待している。君たちなら、できるはずだ。きっと。

 

 


 


 

珍しく(そして久しぶりに)真剣に書いてみました。

 

次回は、反動からアッパーなテンションになること間違いなしでしょう。

 

それでは、また。

2018年ベガルタ試合スケジュール発表

全部入れてみました

2018シーズンのリーグ戦全容が明らかになりましたな。

 

という訳で、当ブログではリーグからカップから天皇杯からプレーオフから何からすべて通しで並べてみましたぞい!

 

1 2/25 13:00 ユアスタ
2 3/3 15:00 FC東京 味スタ
Y1 3/7 19:00

新潟

or柏

ユアスタ
3 3/10 14:00 神戸 ユアスタ
Y2 3/14 19:30 横浜FM ニッパツ
4 3/18 14:00 清水 アイスタ
5 3/31 14:00 長崎 ユアスタ
Y3 4/4 19:00 FC東京 ユアスタ
6 4/7 16:00 浦和 埼玉
7 4/11 19:00 名古屋 パロ瑞穂
8 4/14 19:00 川崎 ユアスタ
Y4 4/18

19:00or

19:30

新潟or

デンカSor

三協F柏

9 4/21 14:00 磐田 ユアスタ
10 4/25 19:00 C大阪 金鳥スタ
11 4/28 14:00 札幌 ユアスタ
12 5/2 19:00 G大阪 吹田S
13 5/6 16:00 湘南 BMW
Y5 5/9 19:00 横浜FM ユアスタ
14 5/12 16:00 広島 ユアスタ
Y6 5/16 19:00 FC東京 味スタ
15 5/20 14:00 鹿島 カシマ
YPO1 6/2      
天2 6/6      
YPO2 6/9      
天3 7/11      
16 7/18 19:00 横浜FM ユアスタ
17 7/22 19:00 鳥栖 ベアスタ
18 7/28 19:00 C大阪 ユアスタ
19 8/1 19:00 名古屋 ユアスタ
20 8/5 19:00 磐田 ヤマハ
21 8/11 土祝 19:00 三協F柏
22 8/15 19:00 湘南 ユアスタ
23 8/19 19:00 G大阪 ユアスタ
天4 8/22      
24

8/25

(24)

19:00 川崎 等々力
25

9/1

(2)

  清水 ユアスタ

Y準々1

9/5      
Y準々2 9/9      
26

9/15

(16)

  FC東京 ユアスタ
27

9/22

(23)

日祝

  長崎 トラスタ
28

9/29

(30)

  横浜FM ニッパツ
29

10/6

(7)

  浦和 ユアスタ
Y準1 10/10      
Y準2 10/14      
30

10/20

(21)

  鳥栖 ユアスタ
天準々 10/24      
31

11/3

(4)

土祝

  札幌 未定
32 11/10   広島 Eスタ
33 11/24   鹿島 ユアスタ
34 12/1   神戸 ノエスタ
J1J2PO 12/8   (J2)  
天準 12/16      
天決 12/24 月振     埼玉

 

ルヴァンカップの決勝は日程調整中

 

詳しくはまた改めて別日に詳細を考察していきますがな、ホントに全部戦えば54試合ほどあるようですクラブワールドカップを除く)

 

さーっと見てみると。ロシアワールドカップを控えるため、まあ過密日程ですな。ブログも盛り上がること間違いない(過密日程で書けない未来が見える)

 

ホーム2連続&アウェイ2連続という組み方も多くて。夏場ホームが多いのはどっちに転ぶでしょうかの。

 

しかしまあ……ルヴァンの予選、柏か新潟かって相当差があるような……。柏さん頑張ってください!

 

ひとつ気になる点は、31節札幌の会場未定。もしや2年連続の厚別リベンジチャンス到来か……?

 

楽しみですなあ。

 

ではまた!