ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

Kの通信簿2

どーもKです。

なんとなく予感はありましたが消化不良の連敗でシーズン終了となりました←

 

さて、2016通信簿シリーズ、今日はDF編だ

 

NO.3 渡部 博文 6.0

CB不動の軸としてシーズン通して最終ラインを支える存在だった。

正直、今期の戦術は足元が得意でない彼には不向きなものだったが、破綻せずうまく順応していたのではないか、そういう意味で選手として成長がみられたのかなと思う。

セットプレーでの存在感も相変わらずで得点源としても評価、ただ時折1対1の対応が雑になるところがあったのでそこは減点かな、守備の柱として求められるモノは高くなるので少し厳しめに採点。

 

○来期展望

来期も守備の軸を担ってもらいたい存在、ただし今の戦術においてはピッチ上でいずい存在であるのも確かなんだよね。そこんとこ監督さんはどう思っているのかが気になる。彼の場合、レイソルを退団した時にポゼッションに不向きだからって理由もあったんじゃないかとみているので。オファーもあるだろうしオフの動向が気になる一人だ。

 

NO.4 蜂須賀 孝治 5.0

負傷離脱が長く厳しい1年だったね、チームの台所事情が苦しい時にこそ存在感が出せる選手だと思うけどそこで貢献出来なかったのは大きなマイナスかな。プレー自体は仙台のSBらしいというか、淡泊な守備と魅力的な攻撃参加を備えた選手になってきたなと(笑)

ディフェンスしてる姿を見るとなんか正直過ぎるんだよね(性格が出ているのか)もう少し狡猾さというか駆け引きを身につけて頂きたい。

一方でキックにはポテンシャルを感じるし大きな武器になると思うのでさらに磨きをかけていって欲しい。

 

○来期展望

年齢的にもバリバリやって欲しい、まずはケガなくシーズンを戦うこと。(重要)

個人的には攻撃的左SBとしてレギュラーを掴んでくれると良いかなぁ。

 

NO.5 石川 直樹 5.0

監督の信頼を得て左SBのレギュラーとして起用されたワケだが、やっぱり無理やりやってる感が否めないね、彼みたいなタイプがSBやるなら徹底したリトリート→ロングボールみたいな戦術でないとハマらないと思う。縦に行けないSBはシンドイよ、今シーズン彼のところでどれだけ攻撃が停滞したことか…

相手チームも石川に持たせておくのはOKみたいな守り方でくるところも多かったように見えた、要は舐められてるんだよね。DF面でもPK献上が何度かあって不安定さが目立ったシーズン、よって低評価は仕方なしか。

 

○来期展望

CBへの配置転換、これに尽きる。ただし、年俸も高めの選手なので今年限りの可能性も十分にあり得るか。

 

NO.13 平岡 康裕 5.5

J2に降格した清水から期限付き移籍で加入した今期、渡部とのコンビでCBとしてシーズンを戦い抜いた。加入が発表された当初は降格の戦犯扱いで清水を追い出された的な評価だったが、蓋を開けてみれば不安は杞憂に終わり及第点出来だったのではないか。

ただ、元々の実力を考えればもっと出来たんじゃないかな~、彼はメンタル面が課題(清水で叩かれたのもこの辺)としてある、移籍初年度で遠慮している部分があったのでは。

またチーム事情から負傷を抱えたままシーズン終盤起用され続けたことも評価を難しくする所だ。レギュラーとしてチームの成績向上に貢献した点を評価、実力者としてプラスαを見せるに至らなかったところは減点、よって評価は平均かな。

 

○来期展望

期限付き移籍故に去就は不透明、保有元の清水の来期カテゴリーも決まらないし契約の残りも不明。仙台目線で見ても年俸・年齢・CBの構成を考えるとすんなり来期の構想には入れずらいところがある、そもそも清水が戻すと言えばそれまでの話だからね、残したいと思っていても彼の代わりを探す作業は必須でしょう。

個人的には返却して空いた枠にJ2で主軸クラスの足元に長けたCBを引っ張ってきて頂きたいと思っておりますわ。

 

NO.27 大岩 一貴 6.5

J2千葉から加入し、初のJ1の舞台となった今期、右SBとCBで併用されながら期待を上回るパフォーマンスを見せたと言える。一言で表すとファイターだね、球際で戦えるし労を惜しまずダッシュを繰り返す姿はそれだけでも評価に値する。終盤使い減りして調子を落としたのは来期への宿題かな、より高みを目指して欲しい存在だ。

 

○来期展望

DF陣の構成によって務めるポジションが変わってきそう、今期はSBがメインでの起用だったが、ラインの裏をケア出来るスピードは魅力的でCB起用がチームに安定をもたらすのではないか。

 

NO.32 小島 雅也 6.0

ユースから昇格した今期、ルーキーイヤーに公式戦デビューを果たす。本来のポジションではないSHとして先発したナビスコ杯(当時)は評価外として、リーグ戦初出場となったホーム柏戦では、ポジショニングのルーズさを突かれ失点に絡むなど厳しい内容となった。結局、以降出場機会は無しでシーズンを終えた。

しかし、トップの試合を経験して課題がハッキリしたのが彼にとっては何よりの収穫、身体は大きくないが、スピード、跳躍力には目を見張るモノがある好素材、チームとしてしっかり育成して頂きたいところ。

 

○来期展望

まずはしっかり90分戦えるフィジカルを作ること、その上でまずは常時ベンチメンバーに名を連ねるような立ち位置を確保することを目指して欲しい。きっかけがあればスタメン定着も十分にあり得ると思う。

 

NO.33 常田 克人 評価なし

高卒ルーキーとして加入した今期、トップでの出場はなし。長身・左利き・パサーCBというスペックは現監督が好みそうなタイプだよね。ただ現状では肝心のディフェンス面がプロのレベルについていけてないかなぁ、1対1であっさり競り負けるようではまだまだ試合に絡んでいくのは難しいと思う。

まあ、焦らずじっくり育てて行けばいいんじゃないかな。

 

○来期展望

来期も地力をつける1年となるか、コーチ陣が付きっきりで居残り指導するくらいの事はやっても良いと思うな。じっくり3~4年後を見据えた育成プランを立てるのがベターでは。

 

以上、DF編でした(=゚ω゚)ノ

Kの通信簿

今シーズンもあと1試合ですなぁ。

既にJ1残留を決めており、裏強化部のシーズン目標は無事にクリア~(藤村D風)になるわけでまずは一安心。

 

目標達成ということは強化部を名乗る以上、今シーズンの総括を行わなくてはならないと考えております。

何せ今シーズンは11/ 3に終了するもんで

 

既に他チームの動きがチラホラと報道されている、我々も後れを取るわけにはいかないのだよ

 

チーム全体の結果や戦術云々に関してはS氏にやって頂くとして、俺様は各個人をぶった切っていきたいと思う。

 

んで、本日はGK編。※評価点は一般的なフットボール紙のソレな。

 

 

NO.1 六反 勇治 5.0

正GKとして開幕を迎えた今シーズン、開幕戦のパフォーマンスから新GKコーチの下、着実に課題を克服したという印象だった。昨シーズンは日本代表に選ばれる事はあったが、シュートストッパーとしてはまだまだ頼りないと感じていたが、それを払しょくする好パフォーマンスだった。

が、しかし好事魔多しというかホーム開幕戦でまさかの自爆負傷で離脱、ココが六反にとって今季のターニングポイントだったかなぁ、復帰後は試合ごとに良し悪しがハッキリして安定感に欠けるプレーぶりだったね。チームの失点が重なった低迷時期にレギュラーを降ろされまた負傷、波に乗り切れない消化不良のシーズンということで採点は辛め。

○来期展望

松本にレンタル中のシュミット復帰が現実的になってきたことで来期はより激しいレギュラー争いが見込まれる。かたやチーム事情としては関を含めた3人のスタメンクラスを抱えるのは困難とみる。他のJ1チームからオファーはあるでしょう、現実的には放出候補の1番手、契約が残っているなら代表の肩書が錆びつかないうちに売るべきかと。

 

NO.21 関 憲太郎 6.5

控えスタートだったがシーズン当初から体にキレがあった。特に序盤戦は持ち味である前に強いゴールキーピングでビッグプレーを連発しチームを救う活躍を見せる、六反同様に故障でコンディションを落としたのが少し残念だったが、大きなミスもなく今期はこれまでのキャリアでベストシーズンだったのでは。

○来期展望

六反のところで書いたように彼も立場が安泰というワケではない、今期は良いパフォーマンスだったが、おそらく来期も控えとなる可能性が高いと踏んでいる。当然移籍も視野に入れたオフを過ごすことになるだろう。しかし悲しいかな彼には解決できない致命的な弱点がある、そう身長だ。某代表監督の発言でGKの身長論争が熱を帯びている今、関はモロに風評被害をくらっていると言って良いだろう。オファーはあってもJ2では?2nd待遇でもある程度出番は与えられるハズなので残留が基本線かなと、コスパも良い経験のあるサブは重要なポストだからね。

 

NO.22 石川 慧 5.5

六反、関が立て続けに負傷離脱しまさかのJ1デビューのシーズンとなったが、結果から言うとやはりJ1でやっていく力はまだまだ足りないなという印象。出場したどの試合を見てもバタついている様子が気になった。キャリア6年目、そろそろ若手の域を脱してくる年齢でGKとしての立ち位置も定まってくる頃だ。このまま仙台にいても便利屋の3番手というのは変わらないんじゃないかな、チームとしてはそこそこ出場経験のある控えGKを抑えておけるのはメリットだけどね。個人の問題でプロとして試合に出ることについて考えなきゃいけないと思う。

○来期展望

第3GKとしての価値はある、果たして本人がそれを良しとするかどうか、出場機会を求めるならJ3までカテゴリーを落とす必要があるか。そこから這い上がって行くのも良い挑戦でしょう。

 

 

以上GK編おしまい。

2nd 第13節 vs名古屋(H)×1-2

DEAD OR ALIVE

スタメン:GK関・DF大岩・平岡・渡部・藤村・MF富田・三田・奥埜・梁勇基・FW西村・ハモン

ベンチ:六反・菅井(65分in平岡out)・小島・ミンテ・杉浦・茂木(59分in西村out)・パブロ(74分in奥埜out)

 

泉区おいしいつけ麺店に足を運んだら順調に時間がかかり、ファンファーレと共にSさんも入場。名古屋サポの方を見たらDEAD OR ALIVEの横断幕が。そうそう、そういう雰囲気を望んでやってきたのですよ。

 

……と、思ったら。1分、トゥーさんの気の利いたロングパスが関と渡部の間に落ちる。誰が行くかはっきりしないまま、小川に蹴り込まれあっという間に先制を許す。漂うぬるい展開を前にして、早速ストレス防止対策のジャスミンティーを開封したSさん。

 

浮き足だったのか、狙いなのか。ボールホルダーへの寄せが甘い。FWのチェックがほしいところだけど、それもあまりなく。割と回される展開になる。

名古屋はシンプルに攻めてくる。シモビッチへハイボールを当てる、単純だけどシンプルで有効的な攻めに四苦八苦。主に平岡がマークについていたけども、ほとんど競り勝てず。頭一個分くらい身長が違うからしょうがないけどね、いくらなんでもやらせ過ぎ。

 

あまり突破口も見出せないまま前半が終了。有効な攻めもあまりなかったと思う。

後半は持ち直し気味で、前半消えていた西村がボールに絡んで、いくつかチャンスをつくる。しかし悲しいかな、そこからの展開はあまり広がらず。

 

そんな中、なんでもないボールをキャッチした関。攻めに転じようと平岡にゴロでボールを出す。すると準備できていなかったのか、ボールをコントロールしきれなかった平岡。おそらく狙っていたであろう名古屋・田口にかっさらわれ、お気軽な失点を喫す。平岡は、その後もこの失点を引きずり菅井と交代。

 

その後、茂木・パブロが入ってからは、攻めの形も出来てきていくつかチャンスをつくる(相手が必要以上に前に行く必要がなくなったということが主な理由とも思える)。しかし、ハモンや梁勇基は決められず。やはり、ストライカータイプが前線にいないのはね……。

 

降格圏に沈む名古屋、さすがに守り切れる守備組織は構築しきれていないのか、梁勇基から左に展開し、切り込んだパブロのクロスに名古屋・磯村が飛び込んで自陣ゴールを揺らす。

 

オウンゴールで一点返すも、結局及ばず試合終了。またまたスタジアムにはブーイングが響く。そして、今日の敗戦でホーム戦の負け越しが決まる。

 

なんだかなあ。


ポゼッションという病

まあ、ここ最近……というよりは、あれか。渡邊サッカーで負ける時の典型的パターンで敗退した我が軍。実にあっさり負ける。本当にあっさり。

 

何だろうね。結局さ、ポゼッションという名のビルドアップ戦術が限界なんだよね。「ポゼッション」といってもワンパターンしかないのが問題。

 

マイボールになった時に、両サイドに広がってボールを散らし、そこにボールを出して相手を揺さぶる。ボールは失わないように、基本セーフティーにバックパス。焦れずにボールを回して、少しの隙が生まれた時にボールを入れる。隙が無い時には、ボールサイドに複数選手が絡んで少ないタッチでこじ開ける。

 

そんなとこでしょ?

でもさ、やっぱ現実を見るべきだよ。どんなに大事にボール回したところで、結局最後のパスやトラップという部分の精度が我が軍には無い。だから攻めの形がうまくつくれない。

結果、無理にでも攻めようとしてミスを犯してしまったり、カウンターくらって失点してしまったり。今日の二失点も言わば自滅だよね。まあ、攻め以前に連動して守れない守備はどうなってるの?と思うけど。もう「堅守」は捨てたんだよね?口では言ってるけど。実際守れてないし。

 

「組織的な崩し」も、結局は金久保・野沢という「個」の力がいないと、全く形が作れない。今日はパブロがいいアクセントにはなっていたけど、90分出来るかは未知数かな。茂木もいいなと思うのだけど、まだ周りから信頼を得ている感じでは無いみたいだね。うまくコミュニケーションしてほしいものだけど……。

 

不安を禁じ得ない日曜夜

帰宅してから、試合後のインタビューと記者会見要録を見ました。いくら外向けの会見やインタビューとはいえ、個人的に思ったこととえらく違った認識で正直びっくりしている。

 

いくつか抜粋すると、

渡邊監督「通常より一日多い、中五日での用意でしたので、いろいろチームの狙いというものを細分化しながら、一日一日をしっかりと、対策を練ってやってきたつもりです。ただし、前半の頭の失点というものがあまりにもイージーだったというか、軽率だったというところで、ここ数試合ずっと追いかける展開が続いています。そうなるとやはり、どうしてもいつも以上にエネルギーも使わなければいけませんし、少しゲームを難しくしてしまうなというところはありました。」
⇒ここ数試合失点される展開が続いているなら、先制点を取らせない「戦術」だけではなく、先制点を喫した時の「対策」は落とし込んでいたのかな?「しっかりと対策を練る」って、上手く行かない時の対処まで考えておくのが「しっかり」なのでは??

 

「そうは言っても、リスク管理をしながら攻撃をしようといったところを、個々数試合またやっている中で、前半はなかなかサイドバックが高い位置を取れなかったと思うのですけれども、それは意図的でした。早々に入れ替わって2失点目を喫したくなかったので、ハーフタイムであらためてまた効果的な立ち位置と狙いというものを伝えて、そのようなところから後半はチャンスを作り出せたと思います。」
⇒意図的……。まあ無理に相手を追わないようにして、相手をおびきだしてカウンターということかな?プラス、二点目取られないようにってのは理解できるとして。受けて守り切って、カウンターを狙う展開だったのかな?ボール持たせちゃって、結構危ないシーンあった気がするけど。

まあ、そもそも。しょうもないミス(お見合い)でたった一分で失点した訳だけど。ここ数試合取り組んでいるという「リスク管理」とは、いったい何なのかをまずもって知りたいねえ。

 

「ただし、2失点目のシーンだけを切り取って、じゃあ我々のゴール前であのミスが起きたから駄目ですね、ということは、私は言うつもりはありません。なぜなら我々はここからしっかりと攻撃を組み立てる、ビルドアップをしていこうということに今はチャレンジをしていて、(関)憲太郎がボールを持ったときにそこでセンターバックのヒラ(平岡)がしっかりボールを引き出そうというアクションを起こした。そのことは、しっかりと汲んであげたいと思います。ただし、そこにボールを預けた、あるいはボールをもらったヒラのジャッジというものがどうだったのかということはしっかり反省、修正しなければいけませんけれども……」

⇒ビルドアップへのチャレンジというのは、もうよく分かった。良くも悪くもずーっと見せられているので。

ただね、どんなに割り引いて考えても関と平岡のプレーは怠慢だったよ。集中を欠いていたし、なんとなくのプレーだったと思う。そこはハッキリ「駄目ですね」と言うべきだよ、流石に。

 

適切な責任感は負わせるべきでしょ。今年は何だか失点時に他責にしている感がチーム全体にあるし、ミスがあってもチャレンジしてるから問題ないっていう感じがありありと伝わってくるんだよね。

チャレンジスピリットを削ぐほどには、言わなくていいと思うけど。駄目なものは駄目と言うべきでは?大人なんだし。まあ仮に言ってそれで駄目になるなら、その選手はプロに向いてないよ。ものは言いようだと思うけど、いくらなんでも甘やかしすぎ。

 

実際、今日平岡はシモビッチに四苦八苦していて、大分消耗していたと思うよ。間近で見ていて分かるくらいに。その辺りのケアをまずはすべきだったのでは?結局、二失点後はプレー引きずって交代したでしょ。何よりもそっちの方がショックだったと思うけど。

 

ポゼッションをするためのポジショニングってのは分かったけどさ、失点した訳だよ。しかも反撃ムードに大きく水を差した上に、決勝点となった訳だよ(……あれ、そもそもリスク管理とは??)。


負けたら勝利給も入って来ない訳だよ。年棒も上がらないし、そもそもお客さんいなくなれば、給料貰えないのだよ??

高校とか大学のサッカー部じゃないんだから、もっとハングリー精神で「勝ち」にこだわるプレーを出さないとね。サッカーで飯食ってる「プロ」なんだしさ。

 

「じゃあそこでボールを取られるから、我々がボールを引き出せませんといって、みんなが顔を背けてしまえば、また長いボールを蹴って、50-50のボールをどちらが拾うのかという作業になってしまうので、そこに対しては、もちろん起きた現象についての修正はしますけれども、そのポジションを取ることに対しては、評価をしていきたいと思います。」
⇒ロングボールばかりを蹴れとは言わないけど、時には大きくクリアランスすることで状況をいったん落ち着かせるチャンスがあるという部分は認めないのかね。

 

どうしてもパス繋がなきゃ負けなの?引いて守るのは過去への逆走なの??パス繋ぐためにサッカーやってるのかい???


ポゼッションがうまくいかない時には、勇気ある撤退も必要だよ。なんでもかんでも、パス繋ごうとしたら相手は狙いやすいでしょ。平岡の失点は、いい例なんじゃないかな。

 

ベガルタの未来をつくる礎となる……と、監督が信じているポゼッションサッカー。

確かに、昨年よりは順位が若干上がりそうだ(昨年は年間14位、今年は現在年間12位)。これも果たしてビルドアップなのだろうか?

監督のコメントから感じる、ガチガチに引くサッカーを否定しているとも取れる物言いは、まるでポゼッションサッカーに取りつかれた」病的さも感じてしまう。

 

「チームが前進している」という実感はスタジアムに無いと言えよう。

小生は最近サポ自に座らず、色んな場所から試合を観ているが、サポ自だけではなくスタジアム各所から巻き起こっているブーイングや怒号がすべてを物語っていると言えよう。観客動員数も苦戦するわけだ。

 

一度、監督に問いたい。今やっているサッカーは、本当に「未来のベガルタ」をつくるサッカーなのだろうか。

理想は結構。それでも、プロチームとして興業を成り立たせるという現実的な側面から逃げてはならない。

 

もちろん、お客さんの言う通りにばかりやる必要はない。

理想を追いたいなら、結果あるいは内容で説得しなければならない。お客さんは、チーム愛に溢れていて多少チームが駄目でも我慢できる、そんな友好的な方ばかりではない。政治と言うか、スポンサーへの体面だってどうしてもある訳だ。

 

理想を追うには、現実を知る。そして、現実を変え理想を実現させる。

それもプロチームの監督が背負う「宿命」だということも、しっかりと理解してほしい。


祝・東北プリンスリーグ制覇

トップはこの有り様ですが、ユースは尚志高(福島)とのデッドヒートの末、東北プリンスリーグを制覇。何でも二失点してから、三点叩き込んで逆転したとのことで。トップとは大違いですな。

 

12月には、仙台ユースの悲願・プレミアリーグEAST参入をかけて「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグ参入戦」に臨みます。

 

★日程★
12月16日(金)1回戦
12月18日(日)2回戦
※1回戦・2回戦、共に勝利すれば来シーズンプレミアリーグ

 

トップは11月頭でシーズン終了ですが、ユースからも目が離せませんぜ!

なんとか、頑張ってくれーい!!


そんな明るい話題で締めくくります。

ではでは、また。

ベガルタアナリストSの論理的で感覚的なコラムVol.004

アップダウンフットボール

どーもどーも。すっかり時間が空いてしまいました。

 

天皇杯つつがなく終わり、シーズンも11月頭で終了です。
というわけで、裏強化部も来季に向けた構想に着手しております。

シーズンの総括は、まあ今季終了後にします。来季開幕まではとんでもなく時間あるので。J2の昇格争いを目いっぱい楽しむ予定です。

 

多分山形の試合を別な意味で観に行くなど、オフシーズンは楽しい記事をいーっぱいあげる予定(は未定、笑)ですのでよろしくです。

 

さて、最近は天皇杯含め5試合勝ちなしの我が軍。
気が付けば負けた時にばかり記事を書いているような気もしますが、つつきたい訳じゃないではありませんから。きっとそうですから。

 

まあでも、あれですな。
勝ち続けて、負け続ける……では、そうもなってしまうのですよ。ようやく筆を取れる時期が、連敗のターンだとどうしてもねえ。

 

なんだかなあ。


スクラップ、ビルドアップのちスクラップ

書きたいことは、いろいろありますぜい。
ありすぎて、ロード・オブ・ザ・リングくらい大長編になりそう。

 

今年はですね、昨年に比べてかなりユアスタに足を運びました(Sさん的に)。
現地に行けなくとも、映像をほぼチェックしていて。しっかり観ないで批評するのは間違いだしね。

 

んで、まあ思うことは。
とにかく、修正する力がない。Kさんも言っておりましたが、まったくの同感。
1ゲームのなかではもちろん、しばらく試合を通して負け続ける時期を経ないと勝てるターンにならないのはどうかと思う。

 

試合へ望むにあたって、どんなチームマネジメントをしているのかが気になるなあ。
きっと、綿密なスカウティングを行っている……はず。なんだよね?
話によれば、確かメンタル面のマネジメントも行おうと有識者を呼んでコーチンしとるだか。

 

でもね。はっきり言えば、功を奏してない。

まあ、ベガルタは現状中小規模の地方クラブ。チームスタッフ、選手含めて資質はきっとそれなりだと思う。
だから、ある程度成績はこんなもんかなと。そこは、現実的に考えている。

 

そんな中で何とか勝てるよう、工夫はしてると思う。試合を観ていると、狙いを持ってやっていると推測できる。
相手のストロングポイントを消そう、そして自分たちの形(よく言ってるよね「ボールを握る」ポゼッションの形)に持ち込もうと。
でも、うまくいかない時、ハマらなかった時の惨状はまあ見るに堪えない。

 

なんでこんなに柔軟性(修正力)に欠けるのか。
推測の話にはなるけど、今期はよりヨーロッパ的な戦術の落とし込み方をしていると思う。ステマチックに、みんなでやる組織的なフットボールをしたいんだろうなとは感じる。

増して今年は、選手も従順で器用(貧乏)なタイプが多い。そういう編成してるんだろうね、おそらく。

 

ただ、思う。
果たして、今いる選手たちは戦術理解力……いわゆるフットボール脳」の高い選手は多いのか?
本来、高い基礎技術が前提なヨーロッパフットボールに対応し得るスキルを選手たちは本当に持っているのか?

その点に、疑問が残るのだ。

 

渡邊監督はポゼッションを推し進めたいんだなという意思は強く感じていた。
金銭的な事情もあったとはいえ、武藤・太田・山本・二見など「感覚派(個人技がウリ)」のプレーヤーは、外国人を除き多くがチームを去った。
その辺りに、チームづくりの「意思」が伺える。

 

それでは、今年の戦力はどうだったのか。
三田や金久保、野沢、茂木、匠、水野、梁、菅井あたりは基礎技術(技術だけならウイルソンもか)がある。


でも、ほかのメンバーはどうか。
バックライン(菅井以外)、そしてボランチ(三田以外)は正直「?」と思う。

 

ポゼッションするなら、いいトラップ、スムーズなボールタッチ、思ったところに運べるドリブル……が必要最低限マストだ。その三点が揃って、はじめて攻撃に転じる際思ったように攻められるベースができる。
そこに先述したフットボール脳があって戦術を理解し、ようやく機能する高次元なフットボールが「ポゼッション」ってやつではないかと。決して、欠点をフォローするための戦術ではない(勝負に勝つにはあまり有効ではない、という意味で)。

 

Jリーグで「ポゼッション」と聞いてパッと思いつく広島さん・川崎さんだって割と四苦八苦して戦えるレベルまで持ってきたじゃないすか。
でも、ポゼッションを成立させるには強力なストライカー(つまり得点力)が必要だよね。ドウグラスやウタカ、大久保や小林しかり。技術ある選手も必要。

 

ウチには、それがない。つまり、何を言いたいか。

 


高望みしすぎだと思うんですよ。

 


やれないことを、今やろうとしても結果が残らない。当り前さね。
物事を進めるには、段階が必要。多分、現首脳陣が思っている認識以上に。

 


いまのウチには、ポゼッションはやれない。

 


わーっとプレッシャーかけられたらポゼッションも何もできなかった、そして想定外のケースに全く対処できなかった(「対処すること」が許されないチーム戦術の硬直性?)天皇杯・盛岡戦なんていい例だったでしょ。

 

現実を見てほしい。
一発勝負とはいえ、カテゴリの違いで情報不足だったというエクスキューズがあったとはいえ、J3相手にあんな試合してしまうのが現状なのだと。

 

だから、「我々のフットボールがどうこう」という話はすべきじゃない。
「自分たちのフットボール」を論ぜる段階じゃないでしょ。

 

「自分たちが正しい」という見解の上で、チームマネジメントをもし本当にしているとしたら、その認識は捨て去るべきだ。その“正しさ”は「ブレない」ではなく、ただの「勘違い」だ。結果が残っていない以上ね。

 

謙虚になれ。そう言いたい。

 


練習は、裏切らない。

試合に勝てない、それはトレーニングの質の裏返しだとも思う。
練習はよくもわるくも裏切らないものだと思うから。

 

試合を戦うのは選手たち。試合で戦術がハマらなかったら、ピッチレベルで修正するのは選手たち。

もし、その自主性を発揮する事が禁じられているとすれば、大問題だ。
(それをやろうとしたら、チームバランスが崩れてしまうとしたらもっと問題。選手に自主性が無ければ尚のこと問題)

 

思うのだけど、渡邊監督がつくるチームのストロングポイントって何?よく「我々のストロングが」とか言っているけど……。

今年感じるのは、三田のセンスかな?あと、大岩・奥埜の果てしない運動量位しか思い浮かばないのだけども……。その二人にしても流石に最近はバテ気味だよね。明らかにコンディション落ちてる。(使い詰めだったし、しょうがない)

 

なんだろうね。
個人的には練習の強度が足りないと思うんだ。ここで言いたいのはフィジカルの意味では無くて。
(まあ怪我人続出なのは、フィジカルトレに問題あると思うけど。データに基づいたトレーニングはいいけど、データの使い方というか、負荷のかけ方間違ってるんじゃないのかね)

 

戦術を落とし込むには、ゲーム形式になると思う。でも、戦術確認に重きを置き過ぎなのではないか?


Bチームが対戦相手になるとは思うのだけど、強豪相手を想定した時には相手として強度が物足りないのではないかと。

 

当たり前でしょ、と言われればそうだけど。
でも、Bチームの選手たちに野心はあるのかなあ。仮想相手という練習台になりつつも、Aチームの選手のポジションを奪ってやろうとガツガツ自己アピールしてるのかな。プロとして生き残るには必須のマインドだけどね……。

 

もしかしたら、アピールするプレーは評価されないのかもしれない。チームの和を乱すとかで。今年は怪我人が多発して、若手が試合に出れる環境だったから、あまりクローズアップされないように思うけど。

 

まあ、この辺りは、まったくの推測です。
ただ、結果が出ていない以上は練習にも何らかの問題があるのは間違いないと思う。


燃える懐

戦力や戦い方にもいろいろ問題はあるけど、経営がよろしくないみたいですぜ。
今年も赤字になるとか。

あれ、たしか昨年も赤字では無かったか……。
3年連続赤字だと、J1ライセンスを取れないのではないか……。


となると、天皇杯もルヴァン杯も早々に敗退した我々ベガルタの今オフが厳冬になるのは想像に難くないですな。

 

なんでも、チーム経営の生命線である観客動員数が芳しくないと。
まあ、そうだよね。一見、何の特徴もないプロチームの試合なんて、よっぽど好きものじゃないと観にいかないでしょ。割と高い料金設定だし。

 

これまで一度もフロントに期待したことはないので、まあいろいろしょうがないとは思ってるけど。

とにもかくにも、試合内容に魅力がないのが何にも代えがたい理由でしょうな。

 

こんな言い方するのもなんだけど、お客さんのみんながみんなフットボールを、そしてベガルタのことを理解しているわけではない。

そういう層をファンに、サポにしたいと考えた時、どんなプレーが心を動かすのでしょうか。


やはりシュートであり、得点でしょ。フットボールの魅力の原点ですよ。

 

んなこといっても、バカみたいに失点して降格したら意味ないでしょ?と言われたら、まあそうだよなとは思う。

でも、このままいけばますますお客さん離れますぜ?(or来ないよ、来なくなるよ)

 

「ポゼッション」をやりたいなら、相応の選手が必要。
でも、今季辛うじてそれを支えていた選手たちは、厳冬のなかチームを去る可能性が高い。(特にベテラン・レンタル・外国籍選手あたり)

まして次代を担う選手たちが、青田買いされてしまったらよろしくない訳で。

 

「継続性」を持ったチームづくりがしたいなら。
まずは、お客さんのハートをがっちりつかむ試合をしないといけないと思う。

 

例えば、めっちゃガチガチに守っても順位を上げるとか、ラグビーのように凄まじいハードワークを行うとか、失点恐れずともとにかく得点取りに行くとか。差別化じゃないけど……平均的ではない(非日常とゆうか)、目にそして心に焼き付くプレーをしないと。

 

いいフットボールをするには、いい選手が必要です(年棒高い選手という意味だけではない)。

チームに「いい選手」を呼び込むためには、理想を捨ててでもまずは結果を残す必要がある(それかよっぽど魅力あるフットボールをする)。

結果を積み重ねて、徐々に理想に近づける。そんな「段階」が必要だと思う。

 

渡邊監督が不幸だったのは、トップチームで存分なマネジメント経験を積めなかったことだ。
その点は、心情推し量る部分はある。試行錯誤の連続でプレッシャーも半端ないだろう。


増して、前々任はそれなりに求心力あった監督だったわけだ(好きとはまったく言っていない)
比較される点も多々あるだろう。もまあ、いろんなプレッシャー(政治)にさらされてきた中で、生き抜いてきたわけだ。

 

まあお金も人脈もない我が軍、1年契約だった渡邊監督も恐らくは続投ではないかとSは踏んでいる。


ただ、このままの状況ではジリ貧だ。ほかのチームがなんだかよくなくて今は免れているが、今オフ経営不振による戦力ダウンでもしようものなら降格の可能性は必然的に高まる。現在のJ2はとんでもないところだ。一度落ちようものなら、帰ってくるのは容易ではない。

 

チームは、非常に難しい局面へと差しかかっている。
もし渡邊監督を続投させるなら、選手一人二人の枠を削ってでも、監督をサポートできる経験あるコーチを置くべきだ。

 

現首脳陣では、迅速にチームを修正できる力がない訳です。プロチームを円滑に経営していくためにも、テコ入れが急務なのは間違いないでしょう。渡邊監督の指導者としての成長を促すためにも、首脳陣の強化が必要だと思うのです。

 

ご意見番、求む。


捨てたもんじゃあないこともある

まあ、こんなトップチームではありますが。
ユースっ子たちは、めっちゃ頑張っております。

 

いまトップにいるモテしかり、匠しかり、小島しかり。
強化策がようやく実ってきて、今のユースは逸材が揃っております。今年こそ、プレミアに昇格してトップレベルの戦いを経験してほしい。

 

エッチュウ氏には、広島のように選手がユースからトップに常時昇格できるチームづくりを引き続きしてもらって、がっちり基盤をつくってほしい。

 

ユースの存在が、今ウチの一番の希望です。
ユースのプレーヤーをもっとライト層にも知ってもらって応援してもらい、お客さんの「チーム愛」を育成するのも観客動員対策のひとつかなと思う。

 

あとよかったのは、大岩と三田の活躍かな。
J2(あるいはJ1上位チームの余剰戦力)から戦力を見つけてきて、ウチの主力にするスカウティングは今後も続けてほしいものです。


ウチにだって降格の可能性はまだあるんですぜ

長くなりましたな。そろそろ終わりにしやすわい。

ちなみに、降格圏に沈んでとってもアレな名古屋さんそしてトゥーさんが観たいので名古屋戦は試合観に行きますぜ!できれば、レポートもしたいものですな……。

 

ではでは、また。

Sのなんちゃらコラム番外編2

使い込みにも負けない鋼鉄メンタル

どーもこんばんは。いやはや、大分間が空きまして。Sです。

まあ、前の記事から現在にいたるまでの間も、我が軍の動向や試合内容は逐一チェックしておりました。なかなか筆は取れませんでしたが。

 

もちろん、天皇杯も見に行きましたよ。

最上段から見てたのですが、動静がよーく分かる席でした。試合の結果よりは内容がねぇ。ずっと思っていたことが如実に出た試合でした。

 

てなわけで、近日その部分についてわーっと書きますよという予告でした。大分長くなりそうなので。

 

かいつまんで言えば、自分たちが正しいという前提はそろそろ止めたら?てな話です。戦い方うんぬんの前に、根源的な部分を再確認すべきということ。それができなければ、プロ向いてないんじゃない?

 

そんな内容になる予定です。まあ、こんなん言ってますが全然怒ってはいないんでその辺はご理解ください。

 

ではまた。

Sのなんちゃらコラム番外編

言いたいことがあるんだよ

 

どもどもです。Sです。

2ndステージはじまりましたなあ。そして、まあ怖いくらいに思った通りに進んでますなあ(これはホントに苦笑

 

先日のガンバ大阪戦、んで今日(昨日)の浦和レッズ戦。試合を観ておりました。色々書きたいことはあるのですが、それなりに長くなりそうなので詳しい内容はまあまた改めて書きますかね。今回は試合内容というよりは、随想をば。

 

まあ4試合、1得点10失点では何言われてもしようがないとは思うよね。でもまあ……内容はよいとか、前進しているとか。そーんな論調の方々って、結構いるんだねー。なんか変なの。

 

サッカー経験者とか、ずっと我が軍を応援しているとか。そういった方々ならね、まあ今の状況も飲み込めるものだけど(理解できるとは言ってない)いちおうこちとら東北電力サッカー部時代から応援しとるし(自慢ではなく、不幸自慢

 

でもさ。プロスポーツである限りは、ショーな訳ですよ。どんなに文化的側面を押し出しても、チームの運営を賄う富はスポンサー各社であったり、お客さんから提供されているものなのだよね。やらしい話だけど、それがホントじゃないですか。

 

小生みたいに人生の8割くらいずーっと追っかけているスキモノもいれば、やれ原付でアウェーに行くやつもいるし、長いこと飛び跳ね続けている過激派もいるし、仙台から離れた大学時代にスカパーでしこたま観戦していたやつもいるし、東京出張からダッシュで仙台に戻って平日ナイターアウェイに参戦するやつもいるわけだ。

 

近場のやつらだけでもこんなんばかりだからね。

ユアスタで見かける方もあんまかわりばえしないけど、みんな年とったり、離れても戻ってきたりでさ。それぞれの事情があっても、それぞれのスタイルで応援し続けているわけじゃないですか。たとえチームがダメなアレでも、なんだかんだで観に来ちゃうんですよ。

 

やっぱね、心動かされたいわけでさ。シンプルに。ゴールもそうだし、気迫のあるプレーをみたいじゃないすか。

 

サッカー玄人か、長いこと応援してるベガサポしか理解できないような、小難しいことばっかやっていたら、新しいお客さんもスポンサーもつかないよ。

 

「自分たち」のサッカーがどうとか、「我々は」前進しているとか、甘えてちゃいけないと思う。「自分たち」「我々」が理想を追うのは結構なことだけど、あなたたちだけが試合に臨むわけじゃない。お客さんだって楽しみにして試合を観に来るし、スポンサーだってピッチに看板を出す。見失っちゃいけないよ。

 

現実は4連敗、得点は1、失点は10。2ndステージ未勝利。

結果を目の当たりにして「何も変えるつもりはない」「間違っていない」というコメントをいともたやすく出せてしまうのはなんだかね。たとえ内心は違うことを思っていても、違う言い方はあったよね。

 

なんとなく事情が理解できる小生はいいけどさ、これ普通の会社なら大分怒られるよ。チームを支える大口のスポンサーはもちろん法人な訳です。普通に考えれば、結果が出ていない以上信用に関わるし危ない発言だったと思う。怒る人は怒るんだからさ。

 

もしお金が無いと嘆くなら、結果を残して賞金を得るか、いい試合してお客さんやスポンサーを増やすしかないじゃないか。

 

選手層が薄いというのなら、せめて心動かす気迫を見せようじゃないか。心を動かすのは、心のこもったプレーなのだよ。スマートばかりにやってても、大多数の人には伝わらない。

 

球際の激しさ、ゴールに向かう姿勢……そして。

 

勝負に賭ける執念を、見せてほしい。

 

ツール・ド・フランスに学ぶ

なんだか、エモーショナルな発言ばかりでした。ですが、Sは元来こんな感じの人間なのです。

 

この間のガンバ大阪戦は、HUBにて観戦しておりました。パトリックにやられた試合のあと、HUBではツール・ド・フランスの中継がオンエアされていて。

 

はじめて見たのだけど、これが結構おもしろくて。最初から見たら、ハマりそうだなあと思いました。

 

んで、Fと同行していた子が色々調べてくれて。なんでも、日本人選手が区間の敢闘賞をとっただかなんだかで。

 

すごいことだよなあ、なーんて思い。敢闘賞を受賞する条件を聞いたら、まあ今の我が軍に言い聞かせてあげたいものばかりで。最後にそれをご紹介して、なんだかセンチメンタルな記事を終わりにしたいと思います。

 

ツール・ド・フランス敢闘賞の受賞条件】

1.闘志
2.毅然さ
3.努力を惜しまない姿勢
4.勇気
5.オーラ
6.チームへの奉仕精神

 

以上!!

選手補強その1

ファンキーな髪型の人、増える

 

こんばんわ。Sです。

昨日補強話込みの記事を投稿したばっかりでしたがな、既にザワついていたなんて夢にも思わず。情弱野郎でしたな。


裏強化部に負けじと、表強化部が仕事をしているようです。

 

さて、いらっしゃる予定なのは

 

PABLO DIOGO LOPES DE LIMA
現在24歳
176cm/67kg

 

なんだか物々しい音楽が流れる動画

www.youtube.com

 

てな選手でございます。1年間半年間のレンタルみたいね。


まあアレですな、右版ハモンというか。小ハモンというか。身長ない分スピードあるハモンというか。ひとまず待望だった、独力で勝負できるプレーヤーと。

 

しかしまあ、動画見たらほとんど片足のプレーばかりな辺り、さすがブラジル人。片側切られたら何も出来ないなんてないくらい、スピードでブチ抜けるプレーヤーでありますように……。

 

さあ、続いての補強はあるのかないのか。

移籍ウインドーのオープンまであと少し!!