ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

ベガルタアナリストSの論理的で感覚的なコラムVol.002

酒気が残るけだるいサタデー

今日はコラムと題しながらも、雑談テイストで行きますわよ。

 

福岡戦と大宮戦

よーく現在の立ち位置が分かる二試合でしたなあ。
本日の湘南戦を前にプレイバック。


福岡さん

負けたら最下位の可能性が高い福岡戦。出場停止明けの石川直樹が気合いみせて激しいプレーをしていたのが印象的だったかね。

 

あとはまあ、福岡のDFが緩くてボール触れたから、野沢が生きる展開だったかなとは思いますのう。

 

でもね、ホント申し訳ないんだけど。
福岡さんはまあ、ここ数年のプレーオフ昇格からの……という流れになるんじゃないかねえ。実際あれでは苦しいよ。井原さんも大変だなとは思う。

 

さすがにもうプレーオフは要らないんじゃない?J1 16位とJ2 3位の入れ替え戦とかにしたほうがいいんじゃないかなあ。

 

現地でそんなこと思っておりましたわな。


大宮さん

似たようなサッカーを志向してるチーム同士で、チャンスの数はあったものの決められず。逆にワンチャンスでやられたあたり、はっきりとした「個」の差を感じたよね。

 

「キーマンです」と気をつけていた家長に決められた辺りもまあ、我が軍の現状が浮き彫りになっているような気がするわね。対策したことが、できない、通用しないということだし。

 

しかしまあ、家長。あれでスペインでは通用しないってんだから、クリロナなんてさぞ異次元なんだろうねえ……。

 

テレビの前でそんなこと思っておりましたわな。


本日は湘南さん

今日は対極のサッカーを進めているも、お互いに戦績が奮わない同士の戦いですな。

 

まあさ、あおる訳ではないけど。

湘南と新潟落としたら(あるいは勝てなかったら)たらもういいと思うよ。新潟戦の次、ナビスコは挟むけどリーグの柏戦までは13日間あるし。

 

でもまあ、あれなんだよなあ。
湘南さんに負けて新潟さんに勝って、なんとなくうやむやに「良かったね」感の論調が新聞やサイトに流れて……的な感じになりそうな気がしてならんなあ。

 

「福岡戦勝ちました、5月は反転攻勢だ」「大宮戦負けました、ブーイングはいかがなものか」危機感まるでなし。さぞみなさん内輪で仲良しなんだろなあ……。

 

まあ、どうであれ。
観ている方のストレス耐性が試されるようなサッカーばかりしてたら、堅守だろうが賢攻だろうがビルドアップしようがお客さんつかないと思うけどねえ。

 

手倉森氏以降サポになった方々はだいぶ現場から離れたんじゃない?
私?こちとら20年以上現地に通っているので、事情やノリはよく分かっているつもりですぜ。

 

変な話かもだけど、そういうサポ増やさないとさ。経営が成り立たなくなったら、その時点で終わりなわけだしね。

 

現代社会はラットレース。生き残りをかけるには理想だけじゃあいかんのですぜい。ならぬものは、ならんのですよ。


さあ、今日はHUBで観戦じゃー!!

 

第10節 vs川崎(A) △1-1

偶然か、必然か。

GWの真ん中、等々力。勝てば暫定でも首位、負けたら最下位の可能性がある仙台。

スタメンはGK六反・DF蜂須賀・大岩・渡部・二見・MF富田・三田・金久保・梁勇基・FW野沢・ハモンロペス。

 

平岡がホテルで具合悪くなって仙台大学から榎本が颯爽登場(イメージ)

平岡……精神的なヤツとかじゃなければいいけどねぇ……。現在我が軍は最下位間近で、降格圏に沈んでいて。もしかしたら前所属のチームのことを思い出していたりして。

 

中盤は梁勇基の復帰で開幕当初の形に。ツートップは戦術なのか、福岡戦見据えたマネジメントなのか、ウイルソン・奥埜はベンチスタート。まあ、この二人は共に不調だし今節のツートップの方がいいんじゃないかなとは思いましたな。


スポーツバーで優雅に観戦

とゆうわけで、Sです。どうも。今回も駅前のHUBで前節に引き続きF氏と観戦しました。GWなのか、楽天が試合やってたのか、店内は重役入店でも余裕で座れてしまうもの悲しさ。普段はもうちょっと混んでるけどねえ……まあ、いいか。

 

試合がはじまると、風上ということもあるのか割と前へ行くベガルタ。フレッシュなメンバーだった影響もあるのかねぇ。少なくとも、前節鳥栖戦のようなシュートゼロという悪夢展開では無いと。

まあ、相手陣地のサイドでボール保持しても後ろまでボールが戻る。そんな賢攻はご健在ではありましたな。

 

データは現実を見ている

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これ、スポーツナビさん(http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/)からの引用なのですが。

試合の中でプレーが頻度が高いほど色が濃くなるのですが……まあすごく今年の課題が顕著に出ていますよね。仙台の自陣エリア内と、中盤両サイドに色が濃くなっております。逆に相手エリア内や近辺は薄い色で。

 

要は、

■自陣ゴール前に押し込まれている

■サイドに回して攻撃を図るも、相手陣地のサイド深くまではいけていない

■相手ペナルティエリア内やバイタルエリア付近で勝負できていない

てな訳です。そして色の濃淡からも全体的に自陣でのプレーが多いことが分かりますよね。そりゃあ複数得点も生まれにくい訳で。

 

この課題をどうするかが、ホントの意味での堅守賢攻なんじゃないでしょうかのう。まあ、あくまで私の脳内で思い描く堅守賢攻ですが。


アリバイ攻撃と守備の容疑

なんだろね。攻撃では、ボール持った時の周りのポジションがいまいちなのかな。

ボール保持者を追い越す動きがないというか。もうポジションが決められていてそこに一目散に走っていると言うか……。

パス出したい時には選手間の距離が遠くて&受け手が顔出さないから結局パス出せずで。いわゆるくさびの動きや、サポートが少ないのは気になりましたな。

 

守備も……狙ってやれてはいなかったんじゃないかなあ。確かにこの数試合よりは前線でボール取りにいったり、高めのラインではあったけど。

仙台はゾーンで守ってるんだけど、各選手が自分のポジションで突っ立ってるというか。寄せが一歩二歩遅いから、かなりボール回されたよね。簡単に前向かれてたし。最後の局面で、相手選手のミスに救われてた部分があった。

 

ボールサイドにもっと積極的に関与してほしいよねえ。ウチの選手は、サッカー嫌いなのかなあ……。


のるかそるか

後半はフロンターレの布陣変更があまりはまっておらず、結果的にはウチにとってやりやすい形となって。野沢やハモンにうまくボール渡ればなんとかなるかもというシーンが増えて。金久保も絡めてたし。

まあ、そうしているうちに2、3回惜しいシュートがあり。野沢のセンタリングから富田がダイビングヘッドを決める。リスクを冒さねばというタイミングでよく顔出したと思いますな。珍しい。

 

しかしまあ、功罪というか。左サイドから点を取ったら左サイドから点を取られる。角度がないところから大島にゴラッソを叩き込まれて。ナイッシューだったよね。厳しくやんなきゃいけないとこだったけど、まあコースよかった。個人技にモノを言わされましたわな。

そこからもフローンターレーにボール持たれて前向かれるけども、まあそのまま試合終了と。

 

しょうがない試合で、勝ち点1を取れたのはよかったのかなと思います。


強気のプランとは

まあでもさ、監督の試合後談話とか翌朝各紙の論評見たら肯定的な論調多かった(ように思える)のはなんだかなあと思いましたな。

 

昨日の試合はプランがよかったというかさ。もっとシンプルじゃないですかね。

要は体張れる選手とテクニックに優れた選手が前線にいるから高い位置でボールキープできるし、両サイドバックは本職でシンプルに上下動するから、オーソドックスで割り切った戦い方ができたってことでしょ。

相手の戦術も基本的に不変の革命スタイルで分かりやすいもの(止めやすいとは言っていない)で。相手のCBも狙い目なので、対策打ちやすいし。

 

プランと言えば、前に(主に相手CB)プレスかけていけばなんとかなる可能性あるから行こう。みたいな感じかと。

まあ、個の力で踏ん張れるかだったわけですよ。平たく言うとね。


分析野郎Aチーム

細かく言えば。ハモンの体の強さで高い位置でのボールキープ、野沢のテクニックでボールを失わずタメをつくってリズムよく攻めが構築できたと。

ハモンがサイドに流れてボールキープできる&クロスもある(基礎技術無いからドリブルは期待できない)し、野沢はチャンスメイクとゲームメイクの両輪を一人でやっていたし。

ボールキープすらできない最近のウイルソン(こちらは基礎技術はあるんだけどねえ……。)と、今年はなかなか前向いてプレーできない奥埜に比べてハマっていたよね。

 

あとスキルはどうであれ、蜂須賀・二見もまあなんとか90分やれたかなあ……。両方フィジカルあるけど一対一で淡泊な守備をするのは相変わらずでしたのう。

あれなんだね、両人とも守備か攻撃かしかできないから今のあれもこれもやりたいサッカーでは難しいかねえ。でもまあ、シンプルめに攻撃をしていたから無駄は少なかったのかな。

 

最近相手にうまくチャレンジできていなかった平岡が外れたのも、こういう言い方はあれだけど持ちこたえた一つの理由かと思う。前に行く大岩が入ったおかげで多少出足もよかったからなんとかなってたのはあるかなと。まあ水際だったけど。

 

でもこれらの理由って、平岡の急病と日曜のアビスパ戦を見越した選手起用にならざるを得なかった「たまたま感」があるんだよね。ぶっちゃけフロンターレ戦は「引き分け勝ち点1狙い」くらいでOKと思ってたんじゃないかな?そこは憶測だけどさ。


金田語録

昨日の中継は、TBS制作で。土井アナ&金田氏解説というおなじみのコンビでした。

歯に衣着せぬ金田氏の物言い。時にはアレですが。昨日は、正に金言だらけだったのでご紹介しましょう。

 

■(フロンターレ風間監督の事前取材談話)「チームは、やりたいレベルが10だとしたら7まで来ている。ただもっとできる選手たちだから期待している。大事なのは、俺(風間監督)がするのではなくて選手がプレーをするんだってことなんだよ。最後は選手の判断なんで。僕は道筋はつけられるけれど」

金田氏「まあその辺を言い続けて。選手がどれだけそこを消化していって。ピッチの中でその判断一つ一つが出てくるプレー、いつも出てくるプレーの質の高さを求めて、我慢して指導するのが監督ってもんですよね」

 

■野沢にボールが入ると攻撃がうまく展開しますね

金田氏「ホント彼が前を向いてプレーすると正しいパスが出るって言うか。ある程度、時間がある中で彼が行うプレーってレベルが高いですからね。梁勇基中心にそういう状況を多くつくってあげたいですよね」

 

■今シーズンは、中々攻めの形がつくれないですね

金田氏「仙台のいい時は、サイドを起点にして相手を揺さぶって。ボールサイドに相手が多くなって来たら、またサイドを変えて揺さぶる。そういうサイドチェンジのパスが多用されてて、全体で押し上げていけてたんですよね」

 

■仙台といえば「堅守」ですよね。でも最近は複数失点が多い……

金田氏「そうなんですよね。攻撃のビルドアップの段階でミスが多すぎて。そんな中でボールを取られるから、悪い状況で攻められて失点に繋がっているんですよね。

つまり攻め切る力がないので、そこでボール取られて。守備組織ができる前に崩されるってのはホントに多いと思いますよ。

「守備の良さ」っていう特徴が仙台では目立ってたんですけど、その裏にある『攻撃の良さ』があったから堅守ができていたという、大前提が欠けてますよね

 

■攻めの形について【1】(センターサークル付近でボールを持った際に)

金田氏「ここでね、ボールを失くさずに。ボールを失わないで、きちんと押し上げることができるかですよ」

 

■攻めの形について【2】(相手陣地の深いサイドまでボールを運ぶも、結局センターサークル付近までバックパス)

金田氏「まあこれでもう攻めの形ができないですよ。長い距離のパス一本でボールを下げてしまってますから。ここで慌てないでもう一回繋ぎ切る。焦らないでボールを繋ぐっていうことが、今の仙台には大事だと思うんですけどね。

パスを出す方が「あそこにスペースがある」と勝手に捉えて、中途半端な縦パスをして。そこに反応し切れないフォワードが相手にボールを取られて。結果、相手の攻撃になってしまうということがホントに多いので。

しっかり強い意志をもって繋ぎ切るということをやっていかないとね。なかなかこう、全体の攻めのリズムって出てこないですから」


……金田さん、うちのヘッドコーチやらないすか?

3カ月限定くらいでいいんで。


「何もやっていなかった」という川崎・風間監督

変わって、試合後の風間監督のおはなし。

今日は何もやってなかった。選手には、楽しくやってほしい。僕が一番嫌いなのは、「やらされる」と選手が思うこと。なぜ自分からやりたがらない?

やりたいことを常に持つ。それで楽しむのがゲームですから。自発的に考えて、楽しくゲームをしてほしい。

特に若手。失敗してもいい。やりたいことをつくってどんどんチャレンジしてほしい

 

だいぶ要約しやしたが、楽しむためには自分で考える=企画すること。それを、やっていないって話なんですよなあ。

なんだかベンチャー企業の上司か何かみたいな感じですけど。そんな上司がいたら、個人的にはいいっすねえ。


今年の昇格組は昨年とは違う

今節の下位チーム戦線を見ると、湘南が2連勝。大宮・磐田の昇格組もはるか上の順位でまあうまくやれていて。昨年の昇格組とは資金力から何から違いますな。

昇格2チームが好調となるということは、代わりに2チームが苦境へと立たされるということですわな。

 

今節勝ち点1は積めど、大きく状況は変わっていない我が軍。次節は、最下位アビスパ福岡戦。我が軍の勝ち点は8。対するアビスパは6。つまり負けたら……である。

 

今節の戦いを踏まえて、どんなメンバーとするか。戦い方を整えるか。

得る勝点は3。それ以外は、あり得ない。

 

GWの最後をいい連休でしたで終わるか、キナくさい感じで終えるか。小生も杜の都を21km強走った後に駆けつける予定だ。

 

運命の福岡戦は、5月8日(日)15時ユアスタでキックオフ!

第9節 vs鳥栖(H) ×0-2

ミスジャッジとプライド

 

ども、Sです。ようやっく今シーズン初のユアスタ観戦となりやした。
春うららのお天気の中、開始3分前くらいに現地着。選手と共に入場するスタイル士気を高めましてなあ。両手にビール持って。

今回は、関東にて武者修行を終え仙台に帰って来た当強化部きっての理論派・インテリアイアンマンF氏と観戦。ゴールデンな連休をエンジョイと洒落こむべくホイッスルと共に乾杯を行った。


スタメン

GK六反・DF大岩・平岡・渡部・石川直・MF富田・三田・金久保・奥埜・FW野沢・ウイルソン

 

金久保がスタメン復帰。梁勇基がベンチ入り。

個人的には、野沢とウイルソンの相性は悪くないと思うのでそこそこ楽しみにしていた訳です。野沢のイマジネーションについていけるのはウイルソンと思っているので。


万全を期して

「這い上がる準備は整った」的なコメントを前日練習で監督が話していたみたいですな。鳥栖対策もバッチリとのことで。どんな攻めをするのかが気にかかっていた。

……のだけど、まあ機能したのはちょこっとやったパス交換位のごくわずかな時間。結局、パス回し中にミスで奪われて相手に渡り無用なファウルをするという昨年からの様式美に終始。

 

肝心の対策はなんだろうなあ?攻撃時に三田をアンカー的な位置に残して、ワイドに広がる形をつくっていたけども。結局、サイドのパス交換でボール持っても、クロス上げるわけでもなく。

まあ野沢・ウイルソンへ単純にクロス上げても競り負けるのは見えていたのか。サイドバックも上げられるタイミングでもボール上げず。ボール持って、ミスして、ファウルするという流れでしたな。

そもそも野沢・ウイルソンで行くなら、もっとセンターでショートパス繋ぐ形にすればよかったのでは……。でもそこも相手対策が何より優先なんでしょうな。

 

んでその後は、怪しいホイッスルを吹きまくっていた池内主審のお眼鏡にかない石川直が二度目のイエローで退場。PK献上、んで決められる。

 

結局前半はシュートゼロ。どんなにボール回してもシュート打たないと勝てないっすよ。


シンプルイズベスト

前半間際に、野沢out蜂須賀in。早速ゲームプランが崩壊した我が軍。天才どもが個の力でなんとかしてくれるかもという小生の淡いプランも崩れ去る。

 

後半は、相手の攻撃を引き出してカウンターみたいな感じで狙っていたのだろうけど。人少ないからまあそうなるところですわな。ただまあ、前線にボールを送れてもウイルソンはシュートどころかボールキープも出来ず。なんだかなあ。

 

相手に持たせてるというか、ただプレッシャーに行けないジリ貧な展開で時間は経過。結局、ボールホルダーにプレッシャーがかけられないのでマイボールに出来ず。

プレスがゆるーい展開から、ゴールに向かうプラスのボールを入れられて豊田の十八番の形でゴールを決められまして。まあ、残り30分くらいあったけど「これは勝てんじゃろ」と実感しましたわい。

 

ベンチワーカー

パワープレーで点取りに行くなら、金久保ウイルソンに変えて水野ハモンかなあと思ったら、梁勇基で。

 

ベンチで水野すごく準備してたのにねえ。いくらベテランでプロでも、意欲ある選手使わないというのはモチベーション下がりますよ。人間だからさ。

 

梁がだめ、っていうのではないのだけど。あのスコアで、一人少ない状況ならパワープレーしかなかったんじゃないかな。となれば、いろんなボール蹴れる水野となんとかなるかもしれないハモンだったかなと。

 

あの展開で、まだフィジカル微妙な梁に多くを求めるのは酷だったよね。


審判うんぬんの前に

なんでしょうなあ。結局相手を攻略する形にこだわってリズム作れないし、無用なファウルの繰り返しで。レフェリーはアレでしたが。

 

うーん、やろうとしている戦い方の理想が高い監督の理想先行が甚だしいのか。

はたまた、やろうとすることに対して選手のレベルがついていけてないのかな?スキルとか、頭(サッカーセンス)とか。

 

どちらにせよ、プランがうまくいかなくなっても応用利かないし、準備していたものがうまくいかないと修正が利かない。

 

審判がアレでも、コンタクトを恐れるんではなくて。影響少ないところで潰しにいくとか、相手のミスを誘う守備のプレッシャーをかけるとか。それこそ攻撃時にパス回して相手を釣るとか。頭使わないと。

 

昨年から多くないですか?負けるべくして負けたあっけない試合が。
それって、試合展開に応じて修正する対応力がないからかなと。だからあっさり終わっちゃうんですよね。

 

それとも、選手各人がピッチレベルで判断して修正したプレーすると「規律違反」で外されるとかあるんですかね?そこは、よく分からないけど。そうならおっかないっすねえ。

 

まあそれか、相手対策が見当違いという可能性もあり得ますけどね。


KENSYUKENKO

堅守賢攻ってとどのつまり、リアクションサッカーってことなのかな?って思っているのですけど。それか、なんとか守って攻める時にパス繋いでいくスタイルってのがアクションサッカーとでも?

まあ、カウンター一辺倒だけではなくてポゼッションもやろうよ的な話なのかなくらいには考えてるのでしょうかねえ……。

 

試合見てる限りでは何を狙ってるのか、よく分からないですなあ。上述のどれかだとは思いますが……。


紫山は泣いているか

これも現場で練習みてないから推測にはなるけど、練習の強度が足りないのではないかなーと。気持ち的な意味で。ハングリーさが無いと言うか。

 

相手対策の練習するときは、仮想相手も当然ウチの選手になるわけですよね。でもまあ、相手役になれてるのかねえ……?

そして、紅白戦でもなんでもレギュラー奪ってやるくらいのガツガツ感とかサブ組ってあるのかねー。

 

試合に勝てないってことは、何か原因があるわけです。個人のスキル、チームとしての戦い方、メンタル、相手分析……。

 

単純に考えて。今シーズン1勝で17位のチームにホームで負けて降格圏へ突入ということは、そのレベル位でしか戦えてない証左ということをしっかり認識しないといけないでしょうなあ。

 

いつまでも「いい方向に向かっている」「雰囲気は悪くない」「我々が目指すのは上」とか言ってる場合じゃないすよ。ならぬものは、ならんのですよ。変えるべきことは変えないと。

 

んで、選手にも「変えるなら、俺がやってやる」くらいの気概が欲しいよね。


ゴールデンウィークのど真ん中で

次戦はアウェー川崎戦ですな。まあ、しょうがない試合だと思うので。得失点差に響かない程度の感じにするか、あわよくば勝ち点1をしっかり拾ってくることですわね。

んで、その次は福岡戦です。時間が無い中、どこまで、どう修正してくるのか見てみたいと思いますわな。

ベガルタアナリストSの論理的で感覚的なコラムVol.001

どーもこんばんは。

ブログ主Sでございます。思えば名乗ってなかったような気が。分かったつもりで物事進めると、後で痛い目を見ることを理解している年頃ではあります。

 

裏強化部の人員構成

さて、裏強化部スタッフからKさんが先日ぶっぱなし系のコラムを書いてくださいましたなあ。ちなみに、裏強化部は4人ほどで構成されております。


言い訳TONIGHT

鹿島戦を最後にぱったりと更新が止まりましてなあ。リオ五輪への過密日程が小生にも押し寄せてきたという訳ですな。

若手代表選手の気持ちにも寄り添う、当ブログでございます。


負け戦をひたすら振り返るサディズム

鹿島戦までは2勝1敗でしたからな、まあテンションもそれなりだったのですが。ただいまはリーグ戦4連敗中と春先の貯金が出来ないままでいる我が軍でございまして。

でも、あれです。正直まあこんなもんだろうとは思ってまして。事前の星勘定も大体想定内ですし。いや、ホントに。


キリキリマイ

「連敗だ、泣きそう……○グさん帰ってきてよぉ」「なんでこんな順位なんだよ!監督がホニャララ」「社長が無○なんや!」とかネガティヴな感情をもう抱えてしまってる方、お疲れ様です。

まあ、優勝は厳しくなったでしょうね。上昇志向の強い方は眠れない夜を抱いてといったところでしょうか。

しかしながらですな、当強化部は「5位」とかなんとかという話はアテにしておりません。あくまで現実的にいきましょう。

 

真の目標は、残留です。


データを科学する

今回は、これまでの成績を振り返りましょう。

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未曾有の2月開幕から、2カ月。全試合を通じて11試合で4勝2分5敗・得点10失点15。全体の流れを見れば、意外と連敗は1回だけとなります。

名古屋戦は落としましたが、強豪チームとの戦いは想定内の結果かなと。俊さんがいない横浜FMや、不調だった鹿島に勝てたのは正直ラッキーだったと言えますのう。

広島?G大阪?浦和?勝てるわけないさ。世の中そんなに甘くないです。もちろん勝ったらウヒャーとか叫んでるでしょうけど。


献酒健康

堅守で賢攻、フタを開けてみればまあ上位には通用しないと。なんだか売りらしい「堅守」は中位以下のチーム相手にしか発動せず、賢い攻めはいまだベールに包まれております。

今の攻撃が賢攻だとしたら、アレですが。


チームマネジメントを考える

なぜ、上の表をナビスコ込みにしたか。それは、チームマネジメントを検証したかったからです。監督本人も会見とかでよく強調している部分ですので。

 

ここまで決してふるっていない成績ですが、まあよくやったんじゃないっていう感想は前述のとおりで。

六反・関のケガは大きなダメージだったし。ほかにもまあケガ人多くてメンバー組めないのは考慮すべき点かなと。まあ、フィジカル・コンディショニング面での実践結果がコレなら大問題ですが。

 

メンバーの変遷を見ると、まあやっぱり水曜日開催の試合はガラっと入れ替わっております。その中でも、大岩・平岡・奥埜・三田あたりはかなりの稼働率です。

個人的には、そこが問題点かなと感じてて。


出ずっぱりな人について本気を出して考えてみた

攻撃の中心となるべき奥埜。Kさんも言っておりましたが、今年はコンディション不良なのか研究されているのか、はたまたMF⇔FWの併用でリズム乗れないのか……不調でございます。

昨年は、ワンシーズンずっとチームを引っ張った存在でした。でもその反動もあるのかな。本人も危機感は持っていたようですが、今のところ悪い方に傾いているのは心配です。

 

大岩・平岡・三田と移籍組が活躍しているのはプラス面です。だけどまあ、目に見えて大岩・平岡は最近の試合で出来がよくない。どうも、コンディションが落ちてきているような感じです。

DF陣って、心を強く持ち続けるのが結構しんどいポジションなので……いくらしょうがない部分があったとしても、「リーグ戦4連敗」とか形に出ちゃうと微妙に判断やプレーに迷いが生じはじめるんですな。うーむ。

 

三田に関しては、もういるのといないのとでは大違いレベルでチームを牽引しております。ですが、彼自身フルシーズン試合に出た経験がここ数年無いだけに最後まで持つかどうか。例の夏場とか。増して、今年のポジションは攻撃的MFじゃなくてボランチですしな。


底上げは叶っているのか

ベテラン陣に怪我人多発の状態なので、若手のベースアップが期待されるところですが……うーん。榎本の初ゴールはよかった。でも正直、若手を今使うのはレベル的に厳しいかなと思いましたねえ。

 

小島の右サイドハーフ起用は、戦術的理由を考慮しても「?」なのは否めなかったし。個人的には茂木とか使ってほしいのですが。アイスランド行きでコンディションが悪くて出遅れたからしょうがないのかなあ。

 

西村や差波はまあこれからだね。匠はまあフィジカル面これからとか、JFAからのご通達とかが来てるのかもしれないし。蜂須賀・二見あたり、そしてミンテ・藤村にはファイトしてもらわんと厳しいですな。

 

あれ、あと誰かいたような……


本当の開幕戦

まあ総じて見るとマネジメントは、苦慮してるけどベターなことやってるかなというのが今の印象ですわな。やれることをやっているというか。ありふれたサラリーマンオフィスみたいな感じです。いや、大切なんですよそれも。

まあまずは、コンディションの面について手を打ちたいところ。練習の強度が足りないという声もあるし、でもケガしているというのもあるしね。

 

ただまあ、実際問題リーグ戦4連敗は良くない事実なのは確かで。

残留に向けた「本当の開幕」はここからと言えます。


前半戦残り日程から考察しよう

8 4月24日 A神戸
9 4月30日 H鳥栖
10 5月4日 A川崎
11 5月8日 H福岡
12 5月14日 H大宮
13 5月21日 A湘南
N6 5月25日 A川崎
14 5月29日 H新潟
N7 6月5日 H横浜FM
15 6月11日 A柏
16 6月18日 H甲府
17 6月25日 A磐田

まあ、最初の4試合が正念場でしょう。ここからは、朝の生徒指導くらい小生も見る目が厳しくなります。

川崎戦はしょうがない試合だとして、神戸・鳥栖・福岡戦。
楽観視はしていないけど、万が一落とし続けるようだと裏強化部が暗躍するのは間違いない。ブログも自ら炎上するスタイルとなります。

 

先を見越すと2ndステージも、そのまま7月2日から始まったりで。今年は中断も無く……。と、なると逆算して色々な事情を考えないといけない時期には来ていると言えますな。

 

気が早い?3試合だかで監督が辞任のような辞め方をしたチームもあったでしょう。

昨年の甲府を見なされ。時間は待ってくれないのですよい。時の流れはイケメンにも等しく流れるのです。

 

現実的に考えると、5/8大宮or5/29新潟。その日程辺りは皆さまも心の片隅に意識しておいてください。覚悟は完了しておくべきなんですな。もちろん、勝ってくれれば一番いいんですよ。

 

さあ、真の開幕戦vs神戸は明日13時キックオフ!!

Kの独り言。1

オレの名はK。裏強化部構成員のひとりである。

 

今後、当ブログにて気が向いた時にフラッと登場するつもりなのでどーぞよろしく……。基本、ベガルタ仙台について感情的かつ偏った目線で意見をぶち込んでいくのでブログ主とは違ったテイストを楽しんでいただければと思う。

 

さて、我が軍の近況である。昨夜のナビ杯福岡戦を観戦してきた。(オレ様は年チケ保有者なので現場目線での意見が多くなるのであしからず)

 

凡戦だったね、両チーム共ターンオーバーで主力が出ていなかった上にそもそもリーグ下位同士の対戦、まあ予想を裏切らない内容だったかと。唯一の見どころは試合後に元仙台のタカが挨拶にきたところか……。

 まあ、引き分けでグループ突破に前進したとか六反の復帰などポジ要素あったしイイんでないの。

 

その中で個人的に気になったポイントがいくつか。

・小島がプロデビュー

ユースから昇格した小島雅也が初出場、ポジションは何故か右サイドハーフ

やはり「ここじゃない感」は拭えず、バックラインからのボールの引き出し方や動き出しのタイミングがイマイチ。

タッチラインに張り付いている場面が目立ち、組み立てに参加出来ず(サイドに張り付くのはベンチの指示だった模様)

ただ、局面でのフィジカルやキックの精度は十分に通用するところを見せてくれたので今後が楽しみ。次は本職のサイドバックで使ってやれ。

 

・西村の使い方

2トップの一角として先発した2年目の西村。プレースタイル見ているとトップよりサイドの選手だよね、それこそ小島の位置で起用すればもっと機能したんじゃないか……。

まあ、怪我人多数でやりくりが厳しい現状では仕方なかったのだろう。

 

・奥埜のコンディション

開幕から低空飛行が続いている状態、一番の不安要素。攻撃のキーマン奥埜のパフォーマンスがチームの命運を握っているような……。

 

リーグ戦は連敗中、しかし今後は昨シーズン中位以下との戦いが続く。残留を目指す上ではここからが本当の開幕。

途中補強や首脳陣の更迭といった香ばしい話題はGW明けまで判断は保留にするとしよう。 では、また……。

第3節 vs鹿島(H) ○1-0

 魂の勝利

  

スタメン

GK関・DF大岩・平岡・渡部・石川直・MF富田・三田・金久保・梁勇基・FW奥埜・ウイルソン

 

三田が帰ってきた。どれくらいチームが変わるのか。みどころの一つである。あとなんとか頑張れ関。

 

魔のルーティーン

前回に引き続き、もう間もなく第4節名古屋である。しかもあと約10分を切っている。年度末の悪夢が私の体と心を蝕む。

 

しかしまあ、この間はライブで見ていたのでさらっとおさらいできる。さあ、ブログ早打ち選手権の幕開けだ。

 

東京戦からの鹿島戦

前回記事に書いていた通り、FC東京戦の試合からそのまま鹿島戦を見た。修正点があれば見た目ですぐわかるので、ある種楽しみにしていた。

 

ブログを入力しながら、鹿島戦がキックオフした。すると、まあびっくり。修正どころか別チームじゃないか。まあ相手やボールへの寄せが早いし、攻撃の際に絡む選手も多い。距離感も近い。思わず口をついた言葉がある。


「なんということでしょう」

 

やればできるは

魔法の合い言葉なんてどこかの高校の校歌にあった気がしますな。

 

まあでもあれでよかったのですよ。ウイルソンのクロスから金久保のシーンも一撃必殺という感があって、あとは自慢の4CBが体を張って守りきった。関の博打のようなキャッチングや、相手がシュートに行く前に横っ飛びするセービングもまあ凄かった。

メンタルの部分で変われば、そして出来ることをすれば、やるべきことをやれる。リアリストに気迫があれば、そう悪い結果にはならない。シンプルなことなのですよ。

 

名古屋戦。

シモビッチやオーマンを配備したRe:bornっぷりはなかなか当たっている名古屋。高さには人海戦術である。今時計は14分を迎える。

カギは二枚目からの分厚い攻めかな。単純にクロスを上げても跳ね返されるだろうし。開幕戦の三田の得点のような展開を狙いたいところですな、はい。

第2節 vsFC東京(H) ×1-2

賢く攻めよう2016

 

スタメン

GK六反・DF大岩・平岡・渡部・石川直・MF富田・藤村・金久保・梁勇基・FW奥埜・ウイルソン

 

前節殊勲の働きを見せた三田が外れ、藤村がin。契約社会って怖いのですね。

 

リアルタイム更新とは

もう今日は第3節鹿島戦である。しかもあと約1時間後だ。早速更新が途絶えたという諸兄には安心していただきたい。流石に1節でサボるほど、まだ腐ってはいない。

 

だから今、必死に録画した映像を見ながら書いている。前節の反省点を把握しながら、そのままNHKで鹿島戦を見る。こんなに分かりやすいビフォーアフターはないだろう。ライブ感に溢れた新しい試みと言えよう。

 

時間は待ってくれない

聡明な諸兄ならお分かりであろう。このまま録画を見てたら、鹿島戦に間に合わない。私は無い頭を必死に稼働させ、方法を思いついた。そう、早送りである。

 

時代の中で再生機器も進歩したので、早送りのスピードも変化がつけられる。VHSの響きが懐かしや。

 

距離感とランニングと選択肢

さて蛇足ばかりではアレなので、試合の内容について話そう。

 

気になったのは「距離感」だ。特に攻撃時かな、と。

序盤で点を取ったせいなのか、気負いかは分からないが…まあ攻撃時のサポートが遅い。結構なブロックを作った相手守備陣に対しては、サイドからの攻めが有効になる。しかし、前節で見られたようなサイドバックの上がりがなく攻め手が無かった。

 

全体的にボールサイドに関わろうとする選手が少なく、間延びした展開が多く見られた。FWにボールが入っても、厚みのある攻めが出来ない。

 

遠い距離感では、苦し紛れのパスが多くなる。パスサッカーを標榜している仙台、しかしながら悲しいかな技術力は高くはない訳で。苦しいパスはミスキックやトラップできないボールとなった。

 

時間が経過するにつれて、ウイルソンはボールに触りたいのか気を利かしたのかサイドに張り、奥埜は守備に忙殺される…となると、中央で誰がボールを受けるのか。

んな誰もおらんよ、てな話ですわな。

 

超現実主義

こう書くとなんだか新手の美術展みたいだが。

まあ、FC東京にはやりたいことをやられたなと。がっちりブロックを作って、隙あらば攻めて。元々の技術の差がある上にこんなリアルに勝ちに来られたら、どうにもならんすわ。

 

アクションだかムーブだか、また始まったなと思いましたが城福浩監督の成長だけが目についた一戦でしたな。

 

鹿島戦。

もうはじまっちゃったテヘペロ。そして金久保のゴールが。とゆうわけで、試合見ますわ。上記の課題が良くなってればいいなあと。あと何とか頑張ってくれ、関よ。