またまた
8月8日の神戸戦より久しく勝っていなかった我が軍。同じくえらく勝っていなかった2003年の時と同様、アウェイ・ガンバ大阪戦で勝ってトンネルを抜けました。
まあ、2003年当時まだ若かった私Sにとっちゃあ、今回のトンネルはそこまで辛くなかったのが本音です。あんときゃ4月中旬(あ、そういえば神戸戦だったかも)の勝利を最後に、10月頭のG大阪戦まで半年間くらい勝てなかったので…。何事も経験、耐性は既についていた!
ちなみに、上の見出しは「またまた田○、また田○~」と馬場アナの実況をなんとなく思い出したからです。危ない危ない。
シュート数2本で1点取って勝った(相手は25本0点)2003年の試合と違って、2020年は長沢のハットトリック含む4点差無失点の圧勝でした。
試合の感想は、溜めに溜めまくっている試合レポートに譲りますが、不甲斐なさすぎて試合後にひと悶着あったホーム鳥栖戦を経て、本来木山監督がやりたかったであろう今季序盤の4-1-2-3へと戻したのが功を奏しましたねえ。
なぜ急に戻したのか。相手との相性?シーズンも終盤に近付いたから&けが人が帰ってくる見込みがあるから?心機一転やるしかない?…個人的には、それらがちょうどタイミング的にハマったのだと思います。
もしかしたら、もう来期の続投はなさそうだからやりたいことやろうと思ったのか。まあ、それはあり得る話だよね、とだけ。
ちなみにJ1リーグ戦で4点差以上つけて勝ったのは、2015年1st15節のホーム鳥栖戦(5-0)以来。アウェイでは初。初と言えば、長沢選手は我が軍のJ1リーグ戦で初の日本人ハットトリックとなりました。
いやあ、今回の広報カメラはいい動画でしたぞ。ひとまず見てやってつかあさい。
ストーブをつける季節
さて、今オフに向け初のストーブリーグよもやま話が。しかも東スポから。これには、プロレスを敬愛するK氏や私Sが蠢く当ブログとしては黙っていられない。それこそ2003年に我が軍に所属し、G大阪戦で虎の子の1点をもぎとった佐藤寿人選手の去就話です。
Jリーグ関係者が「チーム再建のキーマンになるのでは」と話したそうで。まあ、何とでも言える情報でも小躍りするのが裏強化部のアイデンティティ。どんなマユツバ話だろうが、全力で拾っていく。
いちおう真剣に検討するとですね。まあ経営難、増して来季も(来季のほうが?)新型コロナの影響が出そうな状況のため、今オフの人員削減(&選手流出)は避けられないと踏んでいる訳で。
と、なると(前にも話しましたが)補強はままならないでしょう。来季の構成を考えると、
■新卒入団して我が軍に在籍している選手+レンタルで出ていて帰ってくる選手
■来季加入決定の3選手(真瀬くん・アピくん・加藤くん)+もしかしてさらに獲得?
■複数年契約の選手
■下部リーグから来た選手
■宮城・仙台に関係する選手
■フロントに宮城・仙台関係者がいるチームからの紹介
■表強化部(丹治・竹村両氏)つながり
あたりですかね。あとは、今期の山田くんみたいな若手レンタル(山田くんと言えば、同じC大阪のMF喜田選手がいい感じでしたよ)や、浜崎みたいなJ2(およびJ3)の選手が中心となるのかなと。
23年前の大リストラを考察
東北電力サッカー部時代(1993年12月)から応援をはじめ、間もなくファン歴27年となる私S。記憶を頼りにグダグダと書いた記事でも紹介したしましたが、2年連続の大型補強が失敗して1997年に解散危機と報じられた時には、相当数の選手がチームを去りました。
具体的に言えば、1997年終了時に在籍していた33名(レンタル1名含む)の選手から、退団した選手は17名。実に半数以上です。
残った16名の選手の内訳としては、
・東北電力時代からの生え抜き
3名(DF本明、FW根子、FW平)
・新卒で加入した選手
6名(DF渡辺佳、DF斎藤克、MF千葉直、MF中島浩、MF中村学、MF松村 ※斎藤克と松村以外は、地元関係)
・他チームから移籍してきた宮城ゆかりの選手
2名(DF山路、MF千葉泰 ※ともに東芝から)
・(特に関連なく純然に)移籍してきた選手
5名(GK高橋、GK石川研、MF越後和、FW高田、DFドゥバイッチ※シーズン途中加入)
と。松永移籍後にゴールマウスを守ったGK石川研、DFリーダードゥバイッチ、DF登録ながらボランチとして活躍した本明、ベテランMF越後といったセンターで軸になるメンバー、徐々に出場機会を増やした若手高卒2年目トリオ千葉直・中島浩・中村を中心にチームを編成。
この16名に加え、
・セレクションより:横浜MDF御厨、中京大FW山中
・地元の新卒:仙台大MF伊藤、宮城工高MF佐藤
・地元関連移籍:福島FCFW瀬川(仙台育英高卒)
・出戻り:電力ノスタルジアGK大崎、V川崎FW阿部良
の7名を加えた23名で、ワンシーズン30試合を戦い抜いた訳です(確か途中補強なし)。しかし、成績は前年より上がったという不思議。
ちなみに、総監督(東北学院高・壱岐洋治氏)・監督(復帰となった鈴木武一氏)も宮城出身。全国リーグに昇格以降は、ブランメル初年度の1995年・上で紹介した1998年・ベガルタ初年度の1999年が地元チーム感全開でした。
(ちなみに1995年は負けまくってブービー。ブランメル定期の金利も上がらず。そして、1999年には12連敗を喫し限界を迎えた訳ですが…)
来季も上記ほどではないにしろ、近い方針での構成になるかもなあと予想したわけです。ただですら悪評が高まった現在、我が軍出身の選手を頭を下げて呼び寄せることも想定される。なんにせよ、金がない。
なので、寿人が帰ってきても実はあまり不思議ではないというか。現場的には精神的支柱として、経営で見れば営業面や集客面でも一定の効果は期待できる。あの一件からのイメージから再起をかけるには、あり寄りのあり。
そう考えれば、上で紹介した東スポさんの記事は、飛ばし記事としても良くできている。絶妙の按排。さすがです。
なんなら梁も復帰してくれれば、お父ちゃんお母ちゃんになったオールドサポも出戻りするかもね。戦力面がアレだって?うふふふふ。
あとはユース出身選手も戻ってくるかもですね。個人的には琉球の地に旅立ったモテを呼び戻してほしい。
え、監督?複数年契約であれば辞任しない限り留任になるんじゃないですか。色々な絡みでみそぎをしなければならないっていうなら、今S級取得している木谷コーチになるかもですね。
それか、今はJFAで働いている(鈴木)淳さんがとりあえず派遣されてくるとか。はたまた、まさかの清水元監督か(フロント総辞職が必要)。
なんだかなーと首を傾げた方、きっと今オフはヘドバンするくらい首を振り続けることを覚悟しましょう。
ここがヘンだよ漁信基ビル
さて、最後は本陣でございます。
同時期に不祥事が起きた新潟の社長・是永氏、GM・玉乃氏が辞任。さて「仙台はどうするんですか?」みたいな記事も出ていた(フロントの不甲斐なさにかこつけた私怨みたいな記事だったので、URLは貼らない)。
まあ、普通に考えてこのままってことは無いでしょう。おそらくだけども後任含めた今後の方針の調整をつけていると推測。
早くしろ?待ちなされ。こういう意思決定は古臭い大企業ばりに遅いんですよぉ、仙台経済界は。まして行政も絡んでるし。
スポンサー営業を考えれば早めに動いてほしいところだけど、恐らく誰もやりたがらないので人選が難航しているのではないかと思われます。
もしくは、負債込みの経営を引き受けてくれる企業を交えた体制づくりを県・市を交えて協議中とか?
まあ、これもまたこのご時世に手を上げてくれる企業なんてそういない。あるとすれば、某経営なんちゃら委員会に参加していた企業かねえ。
さあ、本日夜はFC東京戦。果たして今シーズン初の連勝となるのか。裏強化部から私Sが参戦予定です。
ではまた!