ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

Sのなんちゃらコラム番外編3

謝意の権化とは

土下座……私の脳裏に浮かぶ三文字である。

 

気がつけばもう、秋。aikoのアルバムにも多分あった、そう、秋。

 

1シーズン制に正常化した戻ったJ1リーグも、あともう少しで終わり。しかし、である。誰だかさんは、抑圧された毎日に理由なき反抗を繰り広げた結果1試合もレビューしないという荒っぽい真似をしでかしたのである。

 

言い訳理由を探した。うまいことを言おうとした。だが、私の今を打ち抜けない錆びついたマシンガン語彙力では、一言でしか言えないのである。

 

つまらない、のだ。

 

ユアスタはいつもロンドンの空(私フィルター)

何がと言われれば、今のベガルタが繰り広げているフットボールが、だ。誤解してほしくない。これは批判でも何でもない。ただ単に、合わないのである。心燃えないのだ。ワクワクしないのだ。

 

予算が僅少のなか、上手にやりくりをしているとは思う。なんでクリスランみたいな選手を獲ってこれたのか今でもよく分からない。ガンバ辺りにいたら得点王取れてるよ?多分。

 

なんだろうなあ。綺麗なんだよね、綺麗すぎるんだよね。だから淡白に感じるのかなあ。そりゃあ淡麗系ラーメンとかだしうどん好きだけどね、それにしても淡白なんだよなあ。多分ね、ホーム浦和戦の村上のゴール以来、心躍っていないかも?

 

あ、でも希望の星・佐々木匠の存在はとっても大きいか。でも、いなくなっちゃったし……。個人的に好きな茂木もあんまり出てこないし。

 

なんだろうね、今のフットボールでもいいのだけどね。もう少し勝ちにこだわって欲しい。継続性も大切なのだけど、やっぱり勝ってなんぼ。タフな戦いを見たいんだよね、ホントさ。

 

ポジティブに生きよう

と、くだを巻いているようですが、酒は一滴も飲まずに書いとります。

 

でも、いいこともありますよ。今の戦術は理には叶っているし。そして、若手を抜擢できていることは大きい。世代交代は上手に進んでいるよね(DF陣除く)

 

西村くんは面白い選手だね!Kさんずっといいと言っておったけど、こんなに化けるとは思わなかった。切り返しとボールの持ち方がとっても上手だね。まだまだ伸びます。

 

あと、中野かなあれこそ、ドリブラーです。さすが革命の戦士。今シーズン大活躍した永戸の穴をバッチリ埋めてくれたしね。でも、ケガ……嗚呼、左サイド。そして、茂木が見ることができる皮肉。でも嬉しい。

 

移籍組では、石原は流石の一言。いやホント、いなかったら残留怪しかったと思うよ。(まあ、ジーニアス野沢氏ももっと見たかったが……)あとは、古林は右サイドで分かりやすいプレーしてくれて気分がすこしスッキリした。あれでいいんです。

 

あとは、長年言い続けてきたボランチのところ。三田はもう言うことないとして、片割れですよ。本人には悪いが、ようやく富田抜きの布陣を試せているのは大きな前進だと思う。奥埜は前より上手にこなすようになったね。やっぱ中心でボールキープできて運べる(展開できる)とフットボールの質が上がる。

 

え?クリスランの使い方?契約の制約でもあるんでしょ(適当)まあ、ポルトガルからのシーズン考えると1シーズン半出てるから、その辺りのコンディションかもだけど(希望的観測)クリス頼りはチームのためにならない、とかもし思っていたらちょっとアレだと思うけど(自主規制)

 

大岩は成長しました。3バックの真ん中は当初ヒヤヒヤしたけど、使い続けていると成長するもんだね。でも、やっぱり前述のボランチの1件は大きいと思う。ボランチに安心してボール預けられるし。やっぱ三田・奥埜で安定感増したよね(前よりはだけど)

 

野津田は本領発揮して参りましたな。来年ももしいるなら、匠・西村と競争して切削琢磨してほしいね。(ただ、野津田も匠もいなくなるおそれあり)

 

もちろん、ルヴァン杯の準決進出はいい経験になったことだろう!天皇杯の時には、こうなると夢にも思わなかったので。

 

ドキドキしたいお年頃

なんだか、割とポジティブな要素多いんだなとは思う。タフにやってくれりゃあなー。正直、監督の物言いに集約されてる気がしてきた。あまりにもナイーブだもの。植物由来だもの。今のチーム。

 

でも、正直残り試合は行こうと思ってるんですぞ!だって……

思えば、開幕の札幌戦。ベンチで彼がユニフォームに着替えた時が、今年一番ドキドキした瞬間だったかもしれない。割とマジで。(結局試合には出なかった)

 

西村くんがめでたく選ばれたニューヒーロー賞も、平山に教えてもらったらしい。

いやホント、平山ベンチ入りするなら当日券でも行く。

 

さらば表強化部のボス

現在の表強化部のボス、古矢さんが退任するらしい。

個人的には、彼が来てからあまりハズレ補強が無かったと思っているので残念。(彼がどのくらい寄与したかはわからないけどね)

 

まあ、丹治氏が復帰したしね。プロパーを大事にする、ということですか。外様には相変わらず居心地の悪い、株式会社ベガルタ仙台さんでございます(おっと)

 

てなわけで、裏強化部も暗躍するシーズンを迎えてきますので。

 

ぼちぼち、始めていきます。

 

今日はここまで!

2017年、ベガルタ開幕間近。

ベガルタ仙台裏強化部より愛をこめて

いよいよ、今週末に開幕する2017年J1。当ブログは、年度末に向け叩かれ叩かれてすっかり放置したSさんの怠慢により間があいてしまっていたのですが、リブートしやす!

 

今年はホーム開幕なので

さて。ながーいオフとキャンプが終わった我等がベガルタ仙台

オールドサポにとっては悪しき思い出しかない「3バック」というストロングなフォーメーションを選択して、我が軍はいよいよ戦地へと赴くわけであります。

 

ブランコ・エルスナー(RIP.)がリティをリベロの位置で使ったり、2点先行しながら思いっきり逆転されたいつぞやの開幕みちのくダービー開幕2試合で9失点してズデンコ教授が激怒(現監督も体感したであろう……)と、ネタには事欠かないあの3バックである。

 

まずは、昨年を振り返ってみよう。

昨年は、まああれでしたな。
連勝と連敗……メリハリしかなかった結果の割に、中途半端なゲームを繰り広げまして。柔軟性にかけるチームマネジメントと戦術にSさんもヤンヤヤンヤのエモーショナルブログを書き綴った訳であります。

 

昨季J2の降格争いは、自滅あるいはレベルの不足で早々に面子が決していたため、巻き込まれずにすんだのですがな、結局消極的な感じであの順位におさまったというか。きっと、サポのみなさまもあまり満足していないのではなかろうか。


今オフは、わかりやすい編成を組んだと思う。足元に不安、コンディション不良、サッカーセンス(この場合戦術理解力、かな)の乏しい選手は概ねチームを去った。

 

そして、代わりには足元の技術があり、戦術理解力のある選手が加入してきた。まあ、平山相太が加入するとは思わなかったが……。

 

近年あまり目立たない大卒ルーキーも、今年はやってくれそうな気配を感じる。

補強は合格点ではないかと思う。ここにCB・DMFをこなせる選手が一人いればなあとは思うが、まあ常田や小島にとってはチャンスな訳だ。張り切ってもらいたいねぇ。

 

フォーメーションが全てではないが

さて。3-4-3の話に移ろう。

悪しき思い出はさておき、メンバー構成的には腑に落ちる部分はある。

 

サッカー経験者の観点にはなるが、4バックは結構なバランス感覚と縦への運動量を要求されるため、何気に高等なフォーメーションでもある。いろいろ長けていないと難しいのだ。ジーコジャパンを思い出してくださいまし。(←嫌い、というわけではない)

 

3バックは、攻守の切り替えをつけやすい利点がある。システム的に全員攻撃全員守備になりやすい(でないと、機能しない)ので。

昨年の我が軍の戦いを見ているかぎりでは、こういう分かりやすいフォーメーションのほうがいいのかもしれない、とは思っている。トルシエジャパンを思い出してくださいまし。(←好き、とは言っていない)

 

ただし、不安もある。それは、DFだ。

キャンプ中の練習試合でも散見したようだが、3バックはいかんせん裏のスペースを付かれやすい。大岩と小島は別にして、決して足が速くないメンバーで構成されている我が軍のDFが対応しきれるかどうか。

 

あとは富田選手が欲を出さずに近くの選手にパス散らせればよいが……。ボランチの位置でかっさらわれるともうお手上げなのでのう……。

 

攻撃をやりきる、守備をやりきる。それが今季フォメの肝でしょう。昨年のように中途半端なボールポゼッションをしないように、ということで。

 

ぶらり、ふたり旅

小林コーチとの男2人旅という、一部には熱狂的に支持されそうなシチュエーションのオフをすごした渡邊監督。

 

なんでも、プレミアだブンデスだといろいろ見てまわってきたそうな。そして、その最中に会った、元浦和の原口の言葉に心動かされていたという。

www.nikkansports.com

要約すれば、「選手たちをもう甘やかさないんだから!」ということだろうが……。

 

昨年までの大甘対応から手のひら返されたら、選手たちもいかがなものかねぇ……。

今は新しいことをやっていてアッパーな感じだけど、万が一結果が伴わなければあっという間に瓦解しそうな気配もあるかな。昨季まで仲良く規律規律していたのが、これからは自主性!なんてなっても、うまくまとめられなければバラバラになりますぜよ。

 

……と、ベンチャー企業での勤務経験から着想を得たSさんの戯言でした。

いやね、人間急には変われないものですよ。

 

もっとも、選手たちはあの野郎この野郎くらいの自主性くらいは持ってて然るべきなのだけどね……。


PDCAサイクルとは

などなど、結局ネガティブな論調になってしまいやした。まあ、昨年の戦いぶりにほとんどポジティブ感を見出せなかったもので……許してつかあさい!


言いたいことも言えないこんな世の中なので、せめてこの場くらいは……。

 

まあでも。課題は成功へのスタートですからな。札幌戦が終わったころには、生きてきてよかたワタシウレシイヨくらいのテンション高い論調にさせてくれる熱き戦いを期待しております。

 

それでは……今季のSさんは、よりエモーショナルに書き殴っていきますので、みなさま何卒お付き合いいただければ幸いです。

 

よろしくお願いします。

 

ベガルタ、今シーズンの日程発表

取り急ぎ

今季の日程が発表されやしたよい。

 

01 2月25日 土 14:00 北海道コンサドーレ札幌 ユアスタ
02 3月4日 土 15:00 ジュビロ磐田 ヤマハ
03 3月11日 土 16:00 ヴィッセル神戸 ユアスタ
YLC01 3月15日 水 19:00 FC東京 味スタ
04 3月18日 土 15:00 柏レイソル
05 4月1日 土 14:00 川崎フロンターレ ユアスタ
06 4月7日 金 19:30 浦和レッズ 埼玉
YLC02 4月12日 水 19:00 ジュビロ磐田 ユアスタ
07 4月16日 日 19:00 鹿島アントラーズ ユアスタ
08 4月22日 土 14:00 サンフレッチェ広島 Eスタ
YLC03 4月26日 水 19:00 清水エスパルス ユアスタ
09 4月30日 日 13:00 清水エスパルス アイスタ
YLC04 5月3日 水祝 15:00 大宮アルディージャ NACK
10 5月7日 日 14:00 FC東京 ユアスタ
YLC05 5月10日 水 19:00 柏レイソル ユアスタ
11 5月14日 日 17:00 大宮アルディージャ NACK
12 5月20日 土 14:00 横浜F・マリノス 日産ス
YLC06 5月24日 水 19:00 北海道コンサドーレ札幌 札幌ド
13 5月28日 日 13:00 アルビレックス新潟 ユアスタ
YLC07 5月31日 水 19:00 ガンバ大阪 吹田S
14 6月4日 日 15:00 ヴァンフォーレ甲府 ユアスタ
15 6月17日 土 19:00 サガン鳥栖 ベアスタ
16 6月25日 日 18:00 セレッソ大阪 ユアスタ
17 7月1日 土 19:00 ガンバ大阪 ユアスタ
18 7月8日 土 19:00 ヴィッセル神戸 ノエスタ
19 7月30日 日 18:30 柏レイソル ユアスタ
20 8月5日 土 18:30 鹿島アントラーズ カシマ
21 8月9日 水 19:00 ジュビロ磐田 ユアスタ
22 8月13日 日 19:00 サンフレッチェ広島 ユアスタ
23 8月19日 土 アルビレックス新潟 デンカS
24 8月26日 土 北海道コンサドーレ札幌 札幌厚別
25 9月9日 土 サガン鳥栖 ユアスタ
26 9月16日 土 FC東京 味スタ
27 9月23日 土祝 セレッソ大阪 金鳥スタ
28 9月30日 土 浦和レッズ ユアスタ
29 10月14日 土 川崎フロンターレ 等々力
30 10月21日 土 清水エスパルス ユアスタ
31 10月29日 日 ガンバ大阪 吹田S
32 11月18日 土 大宮アルディージャ ユアスタ
33 11月26日 日 横浜F・マリノス ユアスタ
34 12月2日 土 ヴァンフォーレ甲府 中銀スタ

※23・25・26・28・29・30節はそれぞれ1日後ろにずれる可能性あり
ガンバ大阪ACLプレーオフに勝利した場合、YLC第7節は対戦なし

 

個人的に注目の点としては、

・浦和アウェイはまた平日ですか

・4/26と4/30の清水連戦(しかもアウェイ・ホーム)

・5/3にNACK、あわよくば5/14もNACK

・6/25、7/1にホームにて大阪二連戦

・何年かぶりのアウェイ札幌、厚別開催……初勝利チャンス

 

日程から占う今季の戦いや、恐怖の3バック、そしてとっぽい助っ人加入についてはまた追って!!

 

ではでは。Sでした。

2017年 ベガルタ仙台 選手・スタッフ(2017/1/24現在)

2017年陣容(だいたい)

われらが仙台の至宝・佐々木匠が蘭国からのお誘いや周囲の焚き付けに煽られながら仙台残留を選択。てなわけで契約更改は全て終了。

合わせて、チーム体制が発表された。


■スタッフ
監督 渡邉 晋 44
コーチ 福永 泰 44
コーチ 小林 慶行 39
GKコーチ 石野 智顕 41
フィジカルコーチ 西形 浩和 45
分析担当コーチ 清水 智士 29 蔚山現代テクニカルコーチ
フィジオセラピスト 島田 周輔 41 鳥栖チームトレーナー/フィジオセラピスト
チーフトレーナー 赤星 太朗 41
トレーナー 幹 賢道 32
トレーナー 新山 圭祐 31
通訳 比嘉 チアゴ 35
主務 千葉 雅俊 36
副務 永沼 慎也 32
副務兼通訳 李 聖央 30

※名前横の数字は年齢


昨年と比較して興味深い点はやはりフィジオセラピスト・島田氏の加入だろうか。


なんとかマスターマネーで、DHCもびっくりの潤いを見せる鳥栖からやってきた彼は、元Jリーガー。

横浜Mでデビューして、その後は横河電機(関東)→新潟(J2)→大塚製薬JFL)と、数チームを渡り歩いた選手経歴がある。大塚製薬ではリーグ新人王に輝くも、1年限りで引退。

 

引退後は、理学療法士に転身した異色の存在。ちなみに鳥栖の在籍は昨年1年のみ。横河電機時代に、古矢氏(仙台強化部長)とでも繋がりがあったのが縁だったのだろうか。

フィジオセラピストは、昨年我が軍には無かったポジション。専任スタッフとして、課題のフィジカル強化を果たせるか。


ちなみに、分析担当は昨年の杉崎氏から変更。新任の清水氏は蔚山現代から加入。2014年には鳥栖でもテクニカルコーチを務めた。


そういや、通訳ご両名は残留。
チアゴに関してはパブロがいるから必要として、李くんは通訳としての肩書もついているから、韓国人選手でも来る可能性とかあるのかねえ(邪推)。

まずは、獲得に動いているという外国人ストライカーの加入発表を待ちたい。

 

では、引き続き選手をポジション別に紹介。ポジションに関しては、ウイイレ形式にしてみたりしちゃったり。

■選手
21 GK  関 憲太郎 31
1 GK  シュミット ダニエル 25 松本(レンタル復帰)
22 GK  石川 慧 25

50 CB  増嶋 竜也 32 柏(レンタル)
13 CB  平岡 康裕 31 ※完全移籍
33 CB  常田 克人 20

25 RSB  菅井 直樹 33
27 RSB CB  大岩 一貴 28
32 RSB LSB  小島 雅也 21Y

5 LSB CB  石川 直樹 32
4 LSB RSB  蜂須賀 孝治 27
2 LSB  永戸 勝也 22 法政大(新人)

17 DMF  富田 晋伍 31
34 DMF  椎橋 慧也 20

18 CMF  三田 啓貴 27 ※完全移籍
24 CMF  差波 優人 24
26 CMF OMF  藤村 慶太 24

10 OMF CMF  梁 勇基 35
14 OMF  金久保 順 30
7 OMF ST  奥埜 博亮 28Y
23 OMF  中野 嘉大 24 川崎(レンタル)
31 OMF  茂木 駿佑 21Y
28 OMF  佐々木 匠 19Y

8 ST OMF  野沢 拓也 36
16 ST OMF  パブロ ジオゴ 25 ※レンタル
30 ST  西村 拓真 21

11 CF ST  石原 直樹 33 浦和(レンタル)
9 CF  平山 相太 32 FC東京
20 CF クリスラン 25 ブラガ(ポルトガル、レンタル)

※名前横の数字は年齢、Yはユース出身。
※ポジションは、GKゴールキーパー・CBセンターバック・SBサイドバック(Rは右側、Lは左側)・DMFボランチ・CMFセンターハーフ・OMFオフェンシブハーフ・STストライカー・CFセンターフォワード。左側がメインポジション(予想)


こうしてみると、やはりCFが欲しいですかのう。あとは、DMFかな。守備に強いタイプがいればいいですかな。

↓待望の助っ人・クリスランが登場!

www.youtube.com

長身の割に足元うまし!期待しませう。 

 

今回はひとまず、ここまで!