ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【ベガルタ2022→2023】<1>冬がはじまるよ~伊藤監督続投

【目次】

 

 

裏強化部の長いシーズンが始まる

お久しぶりでございます(恒例)。いろいろ書きたいことはあったのですが、忙しく…(以下略)。

 

さて、なんだかんだあった我が軍。最終節で勝利を逃し、10月でシーズン終了となりました。ワールドカップがあるのはもちろん分かっておりますが、それにしても早い。

 

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振り返れば、2020年に監督を務めた木山氏率いる岡山、2014年途中~2019年まで監督を務めたナベ氏と長年フロントで携わった丹治氏が身を置く山形、そしてユース出身の千田選手がいる秋田と、さまざまな方面から要所で手厚い恩返しを受けJ2残留となりました。まさに熱結ですなあ。

 

10月終了ということは、ながーいオフシーズンがはじまります。無論賑やかしていく裏強化部としても、これだけ長丁場のシーズンは初。楽しみでございやす。

 

シーズン初日、早速書き連ねて見せましょう。裏強化部、見参…!(田中ケロちゃん風)

 

オフシーズン初日の監督人事プロレス

まずは、朝方5時前にこんな報せが。

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そして、その4時間後くらいにこんな報せが。

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いやあ、良いプロレスですな。フロント、やる気あるじゃん!笑 朝からひと笑いして、すてきな月曜日の立ち上がりとなりました。

 

(伊藤監督は)半年契約だったの?と聞かれれば「さすがに半年だけだったらウチに来ないんじゃない?」と話しますが、無論真相は知らない。

 

まあ今シーズンについては、監督の手腕どうこうというよりは…私Tも裏強化部エグゼクティブ・マネージャーのKさんも「今年は昇格しない、夏場にDF陣がもたなくなるだろう」的な意見で一致しておったので、そんなに驚きはない。

 

とは言え、前半は存外に勝ち進んだし、後半は想像以上に負けたなという思いですが。

 

その辺り、現監督も痛感していたようで…

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ホントだよ。マジで頼んます。

 

前監督について

原崎前監督については「実質監督初年度としては、良くやったんじゃない?」とは個人的に思う。J2で観る分にはそれなりに楽しいフットボールでした(良い時は、ね)。

 

ただ、なんだろう。J1を見据えた時に、この戦い方では真実味が薄いというか。仮にこのフットボールでJ1に昇格して、多少補強できたとしても苦戦必至だったのではと思うのですよ。

 

プレースピードや強度が足りないというか…。ハイプレッシャーを受けて技術でいなす、ということもできなさそうというか。そんな感じ。

 

まあ、「DF陣の高齢化が進んでいるけれど、個人の力量に頼るような守備戦術(?)では今後どうなるんだろうねえ…」と、春先に観た試合では思っていたのであります。

 

新人監督だったからなのか、もともと中盤~攻撃の選手だったからなのか…負けが込んだ時、あまりに修正できませんでしたな…。これは、コーチを含めた指導陣の問題もあったのかなと。

 

我が軍は「船頭多くして船山に上る」となりがちなので、むやみにヘッドコーチを置けとは思わないですが、守備を構築できる人がいればねえ。

 

現監督について

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新監督就任時、仙台放送のスポーツ番組を見ていたら、今はすっかり指導&戦術論にハマっている岩本テル氏が「3日前(だったかな?忘れた)に、伊藤氏と電話で話してたんですよ」とか言っていて、思わず笑った記憶がうっすらとあります。

 

ちなみに、岩本テル氏と伊藤監督は同い年。1999年には川崎フロンターレで一緒にプレーしたと。

 

いろいろ各方面の情報を総合すると、我が軍の表強化部がオファーした日よりは前に話していたようですが…まあもう何かしらの話があって、テルは伊藤監督から相談されたのだなと考えるのが自然な気も。来季はテルがベンチにいたりして。笑

 

川崎選手時代の伊藤彰選手といえば、富士通川崎の社員選手として奮闘していたイメージが。当方もまあ、やられました。

 

※イメージ動画

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そういや伊藤監督についての記事を書いていなかったので。人の力を借りてご紹介。

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※第3回へ続くと書いておりましたが、どうやら公開されていない様子です。たぶん。

 

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※おおすごい、予言している。笑

 

最初に話を聞いた時は「結局、戦術家に戻るのかよ(ナベ氏時代に戻るのかい)」と微妙な気持ちになりましたが、各方面からよくよく話を聞くと割とリアリストの一面もあり。

 

上で紹介した報知さんの記事でも

「J2でももちろん、(攻守の)切り替えが早いことは大事。もちろんバルサバイエルン、マンCのように特化したサッカーをしたいが、甲府では別な話で理想を追いかけすぎてはいけない。グアルディオラが指揮を執るチームは年俸も質も高い選手があつまっている。J1なら川崎も質の高い選手が集まり、いろいろなものが加わって今の攻撃的な形になっている。一方で甲府では選手や質の問題もあるし、さらにはヴァンフォーレの歴史の中で培ってたものもある。甲府の色を融合させながらやっていきたい」

と、語った話もある。そう、我が軍は欧州のトップクラブでは無いのだ。この認識は、指導者もフロントも試合を観る側も大切にすべき。

 

まあ、

「僕はどちらかというとペトロヴィッチ監督や風間さんのように苦しいときも戦える、クラブのベースを作れる監督になりたい。J1クラブによってはお金と質で良い選手を集められるのかもしれないが財政が弱くても戦える仕組みを作りたい」

というコメントもあり、そのあたりKさんはアレかもしれんが。実際に磐田では上手くいかなかった訳で。でも、ベースを築いた甲府天皇杯を優勝したか。

 

最初のニッカンさんの記事よろしく「早期昇格!タイトルほちい!!それならタイトルをとった人にお願いすればいーじゃん、そーしよー」と、やたら短絡的でうるさい外野が多いご様子の我が軍(すべて意訳)

 

※まあ、優勝経験のある人というのは同意します。メンタリティ的な意味でね。ZICO SPIRIT。

 

甲府時代は、ヘッドコーチ時代1年を含め4年をかけてチームづくりに挑んだ伊藤監督。我が軍ではJ2で4年指揮を執るのが無理筋なゆえ、来季1年が勝負になりそうです。

 

個人的には良い監督だと思うので、仮に来季昇格できなくてもなんとか説得力のある結果ないしは内容フットボールを見せてほしい。

 

【次号予告】監督続投!来季のチーム編成を考える

オフの号砲となった第一弾の情報がよもやの「監督続投」リリースでしたが、裏強化部としては(伊藤監督が続投となった以上)今オフは相当な選手の入れ替えがあるのでは、と予想しています。

 

極端に言えば、チームの2/3くらいは退団になってもおかしくないと思う。ってか、それくらい入れ替えないとマズい。と、言うのもチームは手倉森~原崎政権の流れでの編成となっているため、伊藤監督のフットボールに対応できる選手が少ないように思うのだ。まずもってハイプレスをかけられる選手が、そう多くない。

 

J2残留で台所事情は厳しく、赤字は許されない。あと、このチームの評判はアレだろうから実際は2/3も入れ替えるのは難しいかもしれない…と言う実際問題はあるが、それも含め次回の記事では、今オフを占ってみたいと思う。

 

果たして次回の記事は、近日アップされるのか。それとも「2023年開幕じゃ!」とかのたまっているのか…!

 

果報は寝て待て!

 

 

【追記】

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私のSpotifyでは今、シャ乱Q『いいわけ』が流れております。笑 次はAKB48言い訳Maybe』を聴こう。尊い……。