何も言えなくて…
物議醸し系の匂わせタイトルでスタートした今回は、7月~8月上旬に行われた8試合をさらっと振り返って参ります。今記事は7月の5試合を。
壊滅的な生活リズムの中、私Sはなんとここまで全試合を観戦。Kさんからは「年チケ勢ですか?」とありがたい言葉をいただきました。
こんなご時世だからか、あんなイベントやこんなイベントが無いからなのか、今のところ我が軍に傾けるモチベーションは高いままでございます。
まあ、割と今のチームが目指している(であろう)サッカーがお好みということは多いにありますな。
さあ、ここからは思い出せる範囲で感想を述べて参りましょう。
7月8日(水)J1第3節 vs浦和(ユアスタ)×1-2
無観客試合でしたな。我が軍はボランチ1人の攻撃的布陣、ボールポゼッションよりも切り替え早くゴール前に迫る戦いで真っ向勝負。
前半はレオナルドの強さにあっさりとやられるも、後半早々カウンターから山田くんがベガルタ初ゴール。あ、と言うか多分J1初ゴールなんですな。おめでとう。
その後は、興梠選手が登場。決めてくれるのかと色めき立つ中、やっぱり決められて敗退と。
選手が変わろうが、監督が変わろうが、変わらないものがある。それが、ベガルタというチームだ。
(裏強化部一同)
7月12日(日)J1第4節 vs横浜FC(ニッパツ)△1-1
ヒイコラ仕事をしていれば、あっという間に訪れる次の試合。この日もバックラインを高くして、奪ったらとにかく前に仕掛ける戦いを継続。
試合は基本ボールを持たれるものの、ヤンゲスト小畑くんのナイスセーブを中心になんとかかんとか守って持ちこたえる展開に。
しかし、38分に一美にあっさり決められる。今年の守備陣、球際があっさりなのが気になりますな。シマオの復帰が待たれます。
失点シーン以外は割とイーブンな展開で進んだ試合は、57分にゲデスが競り勝って足元に置いたボールを絶妙なドリブル&シュートでゴールに流し込む。
浦和戦はGKとの1vs1を横パスする残念なシーンもありましたが、しっかりと結果を残しましたな。ポルトガルの若年世代代表に選ばれるほどの選手、やはり技術は高い。浦和戦もあのシーン以外は良かった。
最後、アディショナルタイムに決められたかと思いきやオフサイドの判定。冷や冷やでした(思えば、このあたりから最後にやられる予兆はあったんですな)。
7月18日(土)J1第5節 vs札幌(ユアスタ)△2-2
コロナ氏が活動する中で、中断後初の観客を入れた試合開催。
私Sは、上司と観戦するFさんとは別に現地入りしました。入場列では、珍しい状況をファインダーにおさめたいと周りを見ずにカメラを撮りまくる不審な女性が前を歩いていて。
しょうがねえなと彼女の気持ちは考慮して絶妙なディスタンスコントロールを見せていた私の後ろには、イライラしたのかソーシャルディスタンスなぞお構いなくビッタリとスペースを詰めてくるオヤジが。これがコロナの影響かと、思わず辟易とする私。
そんなこともお構いなく写真撮影に集中し過ぎ、よそ見して前の人と10メートルほどのディスタンスを取りやがった女性には流石に「前を見て歩きなさい」とトーンを抑えて一喝。はじめて「~なさい」と人を叱りましたな。世界名作劇場に出てくる先生みたい。
それでも、後ろのオヤジは私に50cm以内のすっぽんマークと。もう、馬鹿ばっかり。
気の立つ展開は相手も同じなのか、32分に荒野選手が競り合いのもつれから荒々しいキックを関口選手にお見舞い。目の前で見ていた主審・飯田氏は直ちにレッドカードを出す。
試合自体は、23分にジャーメイン選手が鮮やかなカウンターから相変わらず嘘くさいゴール(←褒め言葉)を決め、60分にはインターセプトから椎橋選手がミドルシュートを叩き込む。
しかし、そこからは一人少ない札幌の逆襲。後半から入ったルーカス・フェルナンデスが良い動きを見せ、徐々に守勢に。
2-0からすぐの62分、右サイドのルーカス~のクロスボールからチャナティップにヘディングで決められ、一点差に。そして、ジェイが入るとさらに札幌が攻勢。
92分、CKからジェイが競ったボールがこれまた後半から入った相手DF田中に当たってゴール。交代選手が大当たりのサポーロさん。10人相手に2-2の痛いドローでした。
7月22日(水)J1第6節 vs川崎(ユアスタ)×2-3
未遂も含め、90分過ぎにゴールを2試合連続して決められている我が軍。
素晴らしい活躍を続ける小畑くんに代わり、GKはスウォビィクが復帰。小畑くん、そろそろいったん外からプレーを見た方がいいかな?と思っていたので、この起用は想定内。まだまだ未来はあるのです。
ちなみに、この日も現地観戦。試合はなんと我が軍が2点をリードして折り返し。ジャーメイン選手の荒々しい仕掛けから転がったボールが長沢のもとに。落ち着いて決め先制。
そして2点目もジャーメイン選手が粘り、道渕が思い切って撃ったシュートが見事ゴールに。やるじゃん、ジャメ選手。
しかし、そこは我が軍というものを長く見続けている裏強化部。ハーフタイムには「川崎相手の2-0を思い出すんだ」と意気高くメッセージを飛ばし合い、精神を締め直す。2-0はリードじゃないんだ。何度も観てきた。
そんな中、先方は三笘選手や小林悠選手が登場。この日機能していなかった川崎3トップは、役者が登場して様相が一転。風間時代に培ったサイド攻撃をこれでもかと高い位置で繰り出す。
そして、右サイドのクロスボールから58分に小林のヘディング、59分に小林とのワンツーで抜け出した山根の落ち着いたシュート、68分には右サイド大島選手のクロスボールを小林が鮮やかなボレー…と、わずか2分で同点、10分で逆転され、裏強化部の面々は思わず苦笑。
Fさんが放った「川崎って強いね」と、これ以上も以下もない言葉を胸に抱き、裏強化部員2名はふらふら帰り道を歩いていきましたとさ。
川崎さんとのプロレス、これからも観せてください!
by裏強化部一同
7月26日(日)J1第7節 vs柏(三協F柏)1-5
いくら降格が無いとは言え、やってる選手は気持ち的に堪えるだろう2試合を経て、1週間で3試合目となるアウェイ柏戦。
この連戦、一人でのボランチは正直荷が重くなってきている様子だった椎橋選手をサポートすべく、中原選手がスタメンに。ダブルボランチでバランス重視に舵を切りました。
そして前節、周囲とかみ合わないのか、はたまた体の状態が悪いのか、これまた正直散々な出来だったスウォビィク選手はベンチ外。この日は小畑くんがゴールマウスに立ちました。
しかしまあ、江坂・仲間・神谷とJ2フリークにはたまらない二列目と、前年J2最終節13-1(vs京都)で勝利の立役者となった規格外ストライカー・オルンガをトップに据えた柏攻撃陣に四苦八苦。
西村選手が今季初ゴールを決めるものの、試合は常に柏ペース。小畑くんのPKストップはあれど、仲間の先制点からオルンガのハットトリック、そしてこれまたJ2フリーク大喜び(柏は下位&下部からの補強が上手いんですな)の瀬川選手に決められ、1-5と惨敗。
試合結果を知りながらも、試合2日後に大敗した試合をDAZNを見るというモチベーションの高さを改めて見せた私。
一つ苦言を。某専門誌の採点(とやら)を見て、記者のレベルの低さにガッカリしました。あきらかに感情的になっている。
13点取られたら、3点台はわかるけどね。客観視できていない。感情や感想で文章書いて点数つけるくらいなら、Twitterでどうぞ。
物々しい結びとなった(ごめんなさい)前編に続き、8月12日までの3試合は別記事にて!