ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

【2019ベガルタオフ<2>】木山監督就任。裏強化部、来季の編成を考える。

12月、2019年2回目の更新

どうもこんにちは。無事更新しました。

 

さて、新監督就任に契約更新と徐々に進んでいますな。と、なると裏強化部暗躍の時期となる訳です。ぐへへ。

 

ブラジルの人、again

先日のパウリーニョ選手に続き、パラ選手の加入の噂も。

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パウリーニョ選手に比べると、守備寄りというかサイドバック寄りの選手かなと。キッカーもできるようで、いいっすね。

 

永戸の代わりは、ブラジリアンなのでしょうかねえ。

 

指導歴17年目のJ1初挑戦

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既報通りです。渡邉前監督に引き続き、センターバック出身。駒澤大から筑波大にバトンタッチと(深い意味は無い)。

 

◆指導歴
2003年 - 2004年 筑波大学蹴球部監督
2005年 - 2007年 ヴィッセル神戸ユース監督
2008年 - 2010年 水戸ホーリーホック監督
2011年 清水エスパルスヘッドコーチ
2012年 ジェフユナイテッド市原・千葉監督
2013年 - 2014年 ヴィッセル神戸コーチ
2015年 - 2016年 愛媛FC監督
2017年 - 2019年 モンテディオ山形監督

 

監督としては、GLAYばりにサバイバルするJ2を主戦場としておりました。J2フリークなら最早お馴染みの存在ですな。

 

ちなみに、2011年清水時代はアフシン・ゴトビ監督の補佐、2013・14年神戸時代は安達亮監督の補佐として腕を振るっていたと。

 

やたら大変な指導者業を切れ間なく続ける根性が実り、ようやくJ1監督としての初舞台となります。

 

社長が飲酒運転で辞めるなど、今では考えられない大変な時代だった水戸では、2008年に対仙台初勝利・2009年にはチーム初のJ2リーグ勝ち越し(21勝10分20敗…51試合もあったのか)と上々の実績を残しました。

 

その後、千葉・愛媛・山形ではそれぞれJ1昇格プレーオフに導くなど、胸を張れる指導ぶりだったと言えるでしょう。

 

とりわけ個人的には、2015年の愛媛印象深いですな。代名詞の3-4-2-1はここからだったような。

 

バックラインを押し上げて前向きに守備して、ショートカウンター。コンパクトさを保つパスを出せるボランチのゲームメーク。1トップが体を張り、2シャドーがドリブル突破や裏のスペースを狙う。

 

戦い方としては割とシンプルだと思います。前に行き続ける強いハートが必要なのかなと。闘う気持ちというか。おお、これがデュエルか。

 

まあポジショナルプレー、5レーン、偽9番などなど、戦術フリークの方には辛い1年になるかもしれませんな(偏った見方)。

 

今年の山形の試合を見ても、基本的にはあまり変化は無いと思うし、ベガルタでも近い形になるのかなと。

 

渡邉監督のもと、戦術遂行タスクに秀でた選手を集めるで進めていたチームづくりとは、また異なるチーム構成になるんじゃないかな。多分。

 

競馬予想に近いSさんの分析

と、言う訳で来年の監督も決まったことだし、いよいよ裏強化部の本領を発揮する時が来ました。様々な観点から、来年のチームを考察します(繰り返しますが、ただの予想です)。

 

仕事柄、人の行動分析をすることがあるんですがね。私Sは、データと生身の両面から分析するのが特徴です。定量とか定性という言葉は使わない。物じゃないしね。

 

そういう意味では、競馬予想に近いんですよね。
過去のレース成績、調教、その日のコース状態やタイム…と明確なデータを見つつも、最後はパドック本馬場でのお馬さんの状態を見ると。そんな感じです。

 

血が流れているからね、データだけではわからんのですよ。いろいろ考える人間が集まってチームが出来てるんだから、気持ちにも思いを馳せます。

まあ、想像しかできませんが。

 

今オフの動きを考える(前編)

名鑑と新聞と掲示板でなんとなくの予想はしませんぜ。主観はバリバリ入ります

 

チームのここ数年の決算と補強の関連性、契約選手数の上限、表強化部担当のコネクション(丹治氏&竹村氏など)、代理人との関係性、宮城県人の温かいサポート(J1の2チーム)、木山監督の過去のチームづくり…見始めたら一週間引きこもれるくらいにはガチで考えます。

 

そして最後に大切なのは「あの選手来たらいいなあ」という願望でございます。

 

だって、人間だもの。

 

 

既に契約交渉も進んでいて、更新が発表されているメンバーもちらほら。

2019シーズンの細かい考察を書くかどうかは分かりませんが、1年の戦いを振り返って動きがありそうな選手を挙げてみました。

(ブログは更新していなかったけど、8割方試合は見ていたんですぜ!)

 

GK川浪
CB金正也
CB常田
WB飯尾
WB永戸
OMF吉尾(レンタル)
OMF兵藤
CF/OMF石原直
CF/OMF阿部
CFジエゴ・アコスタ

 

名だたるチームからオファーがある永戸は移籍濃厚でしょう。どうせ行くなら鹿島に行ってほしいと思う(好き嫌いの話)。

 

川浪・常田・飯尾あたりは、五分五分という感じかなと。レンタルで出るかもなあと見ています。

 

レンタルで来ている吉尾は、相手次第ですな。ACL出るし。ただ、横浜FMではポジション無いんじゃないかなあ…。まあ、ウチも監督変わったし本人の意向も微妙なところでしょうが。もう1年見たいなとは個人的に思います。

 

金正也とアコスタは外国人枠考えると、放出濃厚と読みます。あと、兵藤・石原直・阿部は年俸と年齢踏まえたバランスで同じく。

 

 

既に、石原直は契約満了リリース。阿部も退団濃厚と報じられています。改めてリストにした選手を見ると、主力は永戸・石原直くらいなので…例年に比べたら衝撃は少ないオフになるのでは。仙台OUT、マンチェスター・シティINとかはないでしょう。

 

ただですね。2018年が決算赤字の我が軍は、仮に2019年赤字になってしまうと、2020年はライセンスの都合上赤字は絶対回避しなければならないので…今オフはそれはそれは厳冬になると見込んでいます。

 

なので、そんな大きな補強は期待できないかと。イメージとしては、2015年に近いかなあ。

※2015年は、2014年の約1億3000万円赤字&2013年からの2期連続赤字で、大きな予算組めなかった

 

ちなみにその時の新加入は、

◆移籍組
GK六反勇治 横浜FM
DF渡部博文 柏
DF多々良敦斗 松本
DFフェリペ カンブリウ
MF金久保順 大宮
MF杉浦恭平 神戸
FW金園英学 磐田

◆新卒・レンタル復帰
GK石川慧 秋田 ※復帰
MF奥埜博亮 長崎 ※復帰
MFキム・ミンテ 光云大
MF茂木駿佑 仙台ユース
FW山本大貴 松本 ※復帰
FW西村拓真 富山第一

です。

ね、結構渋いでしょ?

 

まあ、そんな事情を踏まえた上で、木山監督のチームづくりを考えると恐らく3-4-2-1を念頭に置いた編成になると思われます。

 

と、なると

GK
クバ◎

小畑(★仙台ユース)
※4人スタートの場合は、川浪?

CB
シマオ・マテ◎
平岡◎
大岩
常田(or☆新加入)
照山◎
吉野(★広島から移籍?)

CMF
松下◎
椎橋
富田
中原
(★誰か)

WB
蜂須賀◎
飯尾(or☆新加入)
道渕◎
石原崇
関口
(★誰か。ブラジル人?)

OMF
ハモンロペス
吉尾(or☆新加入)
佐々木(★山口から復帰)
田中◎
梁勇基

CF
長沢◎
ジャーメイン
(★誰か)

◎は契約更新済み

 

GK3人スタートと仮定すれば全員で28人。予算規模を考えると多いかな。例年、開幕当初のメンバー数は26~27人位だと思うんですよね。

 

ちなみに、A契約は上限25人のうち24人の計算です。田中はC契約、道渕・佐々木匠・小畑はユースでカウント外。

※誰かB契約のメンバーがいればカウントは変わります。

 

んで、整理すると補強ありそうなのは

★1センターフォワード
★2永戸のかわり・縦に仕掛けられるLWB
★3長年の課題・ボランチ
☆4右WB
☆5OMF
☆6CB

かなと。★は必須ってな感じです。☆は必要に応じて。

 

あと、木山監督はセットプレーを大事にする人なので、プレースキッカーは必要ですな。

 

さて、それを踏まえて裏強化部は誰をリストアップしたのか!

それは、後編で。

 

今オフのスポーツ新聞にて、2人目の加入話

www.sponichi.co.jp


正直、裏強化部ではリストアップしていなかった伏兵にオファーしたようですな。

 

水戸3年目の右サイドバックですな。今季躍進した水戸では、シーズン後半に出場機会を獲得。アウェイで勝利した柏戦では、1ゴール1アシストを記録。

www.youtube.com

www.jsgoal.jp

 

今年後半の水戸vs山形にもフル出場していたし、

www.jleague.jp

 

活躍ぶりが目に留まったんですかのう。あとは木山監督と言えば水戸ですし。プレースキッカーとして期待もできそうです。

 

ちなみに、大阪学院大学を卒業後、2015年・16年はFC大阪に在籍。2017年に水戸に移籍した叩き上げです。

 

では、次回を待て!