ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

Kの通信簿4

さて、11月も終わりに近づきまして、ぼちぼち我が軍の移籍情報が明るみに出てきてますな。

あっ 松本山雅の皆さん、お疲れ様でした

ではMF編②スタートぉ

 

NO.17 富田 晋伍 6.5

今シーズンも主将を務め、安定したパフォーマンスで戦い抜いた。

何よりも大きかったのはボランチで組んだ三田との相性の良さだったと思う。

彼に関しては良い意味でも悪い意味でもプレースタイルは不変、選手としての伸びシロという点でも既に完成している。正直、パスの技術はJ2でも怪しいレベルだが、短所を補ってくれる三田とのコンビでチームの進歩に大きく影響を与えたのではないか。

あと、非常にタフな面が評価できるね、ボランチが固定できるか否かはチーム成績に直で響いてくると思っているので、怪我に強くスタメンで出場を続けられることは素晴らしいですよ。

 

〇来期展望

おそらく来期も変わらない役割・パフォーマンスでチームに大きく貢献することでしょう。ただしボールを握る戦術をブラッシュアップしていく上では技術的に厳しい部分もある。

継続路線でTOP5タイトル獲得を狙っていく為には富田にとって代わる人材が必要不可欠だ。監督さん、そこんとこどーなんすか?

 

NO.18 三田 啓貴 7.0

FC東京からレンタルで加入し、チームの主軸として飛躍のシーズンだった。序盤戦は軽率なミスも散見されたが、試合を重ねるごとに成長していくのが目に見えて分かった。元々、ゲームメイクが長所で、ディフェンス面や安定感に課題があるという評価だったが、開幕からレギュラーを掴み、結果を残して自信を得ると短所は鳴りを潜め選手として2段くらいステージが上がった印象だ。今では球際で激しさをみせるファイター系ボランチのような存在感を出すまでになった。個人的にここまでやれる選手だとは嬉しい誤算だったね、彼の獲得は監督さんの強いリクエスだったらしく、慧眼でしたなぁ。お見事ですわ(゚∀゚)

 

〇来期展望

完全移籍が発表になりましたな。

渡邉フットボールに彼の存在は欠かせないでしょう、来期も主軸として願わくば日本代表候補に名前が挙がるくらいの活躍を期待したいところだね。

 

NO.19 杉浦 恭平 3.0

昨年に続き、ほとんど試合に絡めず。

ぶっちゃけJ1でやっていくのは厳しいな。スペースに入り込む上手さはあるんだけど、そこからのがっかりプレーが非常に目立つ、判断力、視野、フィジカル、足りないモノが多すぎる。

 

〇来期展望

構想外で間違いないでしょう、J2で引き取り手があるかどうか…

 

NO.20 ハモン・ロペス 7.0

序盤は波に乗れない時期があったが、野沢と組んでスタメンを張るようになりパフォーマンスが向上した。本質的にはウインガータイプでセンターフォワードとしては経験不足は否めない部分があったが、徐々にトップから降りてきてボールを受けるコツを掴んだのかなと思う(具体的にいうと相手のバイタルエリアのスペースが彼のホットスポット)それが改善されて前線である程度球が収まるようになったのがチームにとって大きかったよね。

周囲からの信頼も得てボールが集まるようになり、チャンスに絡む数も増えていった。得点数もそれに比例したんじゃないかな、足でのシュートは雑なんだけどヘディングの強さ際立ってたね、しかしチーム史上初のJ1ハットトリックをハモンが記録するとは思いませんでしたわ(;・∀・)

 

〇来期展望

既に新聞各紙から報道されている通り移籍が噂されておりまして、まあアレですな、年齢・サラリー・伸びしろ等条件が揃っている今、代理人さんがやる気になっておられるのが分かります。それに加えて来期は外国人枠のルール改正も絡んできて市場でのニーズが増しているという事情もね。

我が軍はマネーゲームにはお付き合いしないと思われるので流出でも止む無しかと、残ったらラッキーくらいに思っておきましょ。

ただ、決して器用ではなく使われ方は限定されるタイプなので獲得を狙っているチームの皆さんはそこんとこよーく考えてからお買い上げなさって下さいね。安価商品ですがノークレームでお願いします(ニッコリ)

 

NO.24 差波 優人 5.0

明治大から加入した1年目は自分の特徴を出し切ることなく終わってしまった印象。

公式戦デビューとなったナビスコ杯(当時)では突然OHで起用されるなど気の毒な面もあったが、大卒と考えればもう少し目に見える結果が必要だったかな。

現状、迷いがあるのかプレーが中途半端になってるね、パスを散らせる選手と聞いていたが実際その片鱗をみることが出来なかった。スタイル的にたぶんボランチしか出来ないと思うので、まずは自分の長所を伸ばしてアピールすることをシンプルに考えて欲しいね。

 

〇来期展望

勝負の2年目ということになるか、藤村との争いに勝ってボランチ3番手の位置を確保したいところ。まずはカップ戦でアピールする必要あり、本職のポジションで出場してきっかけを掴んでいただきたいなと。

 

本日はここまで~。