ベガルタ仙台裏強化部コラム

兼 ベガルタ仙台裏経営検討委員会議事録

Kの通信簿

今シーズンもあと1試合ですなぁ。

既にJ1残留を決めており、裏強化部のシーズン目標は無事にクリア~(藤村D風)になるわけでまずは一安心。

 

目標達成ということは強化部を名乗る以上、今シーズンの総括を行わなくてはならないと考えております。

何せ今シーズンは11/ 3に終了するもんで

 

既に他チームの動きがチラホラと報道されている、我々も後れを取るわけにはいかないのだよ

 

チーム全体の結果や戦術云々に関してはS氏にやって頂くとして、俺様は各個人をぶった切っていきたいと思う。

 

んで、本日はGK編。※評価点は一般的なフットボール紙のソレな。

 

 

NO.1 六反 勇治 5.0

正GKとして開幕を迎えた今シーズン、開幕戦のパフォーマンスから新GKコーチの下、着実に課題を克服したという印象だった。昨シーズンは日本代表に選ばれる事はあったが、シュートストッパーとしてはまだまだ頼りないと感じていたが、それを払しょくする好パフォーマンスだった。

が、しかし好事魔多しというかホーム開幕戦でまさかの自爆負傷で離脱、ココが六反にとって今季のターニングポイントだったかなぁ、復帰後は試合ごとに良し悪しがハッキリして安定感に欠けるプレーぶりだったね。チームの失点が重なった低迷時期にレギュラーを降ろされまた負傷、波に乗り切れない消化不良のシーズンということで採点は辛め。

○来期展望

松本にレンタル中のシュミット復帰が現実的になってきたことで来期はより激しいレギュラー争いが見込まれる。かたやチーム事情としては関を含めた3人のスタメンクラスを抱えるのは困難とみる。他のJ1チームからオファーはあるでしょう、現実的には放出候補の1番手、契約が残っているなら代表の肩書が錆びつかないうちに売るべきかと。

 

NO.21 関 憲太郎 6.5

控えスタートだったがシーズン当初から体にキレがあった。特に序盤戦は持ち味である前に強いゴールキーピングでビッグプレーを連発しチームを救う活躍を見せる、六反同様に故障でコンディションを落としたのが少し残念だったが、大きなミスもなく今期はこれまでのキャリアでベストシーズンだったのでは。

○来期展望

六反のところで書いたように彼も立場が安泰というワケではない、今期は良いパフォーマンスだったが、おそらく来期も控えとなる可能性が高いと踏んでいる。当然移籍も視野に入れたオフを過ごすことになるだろう。しかし悲しいかな彼には解決できない致命的な弱点がある、そう身長だ。某代表監督の発言でGKの身長論争が熱を帯びている今、関はモロに風評被害をくらっていると言って良いだろう。オファーはあってもJ2では?2nd待遇でもある程度出番は与えられるハズなので残留が基本線かなと、コスパも良い経験のあるサブは重要なポストだからね。

 

NO.22 石川 慧 5.5

六反、関が立て続けに負傷離脱しまさかのJ1デビューのシーズンとなったが、結果から言うとやはりJ1でやっていく力はまだまだ足りないなという印象。出場したどの試合を見てもバタついている様子が気になった。キャリア6年目、そろそろ若手の域を脱してくる年齢でGKとしての立ち位置も定まってくる頃だ。このまま仙台にいても便利屋の3番手というのは変わらないんじゃないかな、チームとしてはそこそこ出場経験のある控えGKを抑えておけるのはメリットだけどね。個人の問題でプロとして試合に出ることについて考えなきゃいけないと思う。

○来期展望

第3GKとしての価値はある、果たして本人がそれを良しとするかどうか、出場機会を求めるならJ3までカテゴリーを落とす必要があるか。そこから這い上がって行くのも良い挑戦でしょう。

 

 

以上GK編おしまい。