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ベガルタ仙台裏強化部コラム

ベガルタ仙台を様々なかたちでサポートしている連中がお届けする真面目なほうのおはなし

第10節 vs川崎(A) △1-1

偶然か、必然か。

GWの真ん中、等々力。勝てば暫定でも首位、負けたら最下位の可能性がある仙台。

スタメンはGK六反・DF蜂須賀・大岩・渡部・二見・MF富田・三田・金久保・梁勇基・FW野沢・ハモンロペス。

 

平岡がホテルで具合悪くなって仙台大学から榎本が颯爽登場(イメージ)

平岡……精神的なヤツとかじゃなければいいけどねぇ……。現在我が軍は最下位間近で、降格圏に沈んでいて。もしかしたら前所属のチームのことを思い出していたりして。

 

中盤は梁勇基の復帰で開幕当初の形に。ツートップは戦術なのか、福岡戦見据えたマネジメントなのか、ウイルソン・奥埜はベンチスタート。まあ、この二人は共に不調だし今節のツートップの方がいいんじゃないかなとは思いましたな。


スポーツバーで優雅に観戦

とゆうわけで、Sです。どうも。今回も駅前のHUBで前節に引き続きF氏と観戦しました。GWなのか、楽天が試合やってたのか、店内は重役入店でも余裕で座れてしまうもの悲しさ。普段はもうちょっと混んでるけどねえ……まあ、いいか。

 

試合がはじまると、風上ということもあるのか割と前へ行くベガルタ。フレッシュなメンバーだった影響もあるのかねぇ。少なくとも、前節鳥栖戦のようなシュートゼロという悪夢展開では無いと。

まあ、相手陣地のサイドでボール保持しても後ろまでボールが戻る。そんな賢攻はご健在ではありましたな。

 

データは現実を見ている

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これ、スポーツナビさん(http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/)からの引用なのですが。

試合の中でプレーが頻度が高いほど色が濃くなるのですが……まあすごく今年の課題が顕著に出ていますよね。仙台の自陣エリア内と、中盤両サイドに色が濃くなっております。逆に相手エリア内や近辺は薄い色で。

 

要は、

■自陣ゴール前に押し込まれている

■サイドに回して攻撃を図るも、相手陣地のサイド深くまではいけていない

■相手ペナルティエリア内やバイタルエリア付近で勝負できていない

てな訳です。そして色の濃淡からも全体的に自陣でのプレーが多いことが分かりますよね。そりゃあ複数得点も生まれにくい訳で。

 

この課題をどうするかが、ホントの意味での堅守賢攻なんじゃないでしょうかのう。まあ、あくまで私の脳内で思い描く堅守賢攻ですが。


アリバイ攻撃と守備の容疑

なんだろね。攻撃では、ボール持った時の周りのポジションがいまいちなのかな。

ボール保持者を追い越す動きがないというか。もうポジションが決められていてそこに一目散に走っていると言うか……。

パス出したい時には選手間の距離が遠くて&受け手が顔出さないから結局パス出せずで。いわゆるくさびの動きや、サポートが少ないのは気になりましたな。

 

守備も……狙ってやれてはいなかったんじゃないかなあ。確かにこの数試合よりは前線でボール取りにいったり、高めのラインではあったけど。

仙台はゾーンで守ってるんだけど、各選手が自分のポジションで突っ立ってるというか。寄せが一歩二歩遅いから、かなりボール回されたよね。簡単に前向かれてたし。最後の局面で、相手選手のミスに救われてた部分があった。

 

ボールサイドにもっと積極的に関与してほしいよねえ。ウチの選手は、サッカー嫌いなのかなあ……。


のるかそるか

後半はフロンターレの布陣変更があまりはまっておらず、結果的にはウチにとってやりやすい形となって。野沢やハモンにうまくボール渡ればなんとかなるかもというシーンが増えて。金久保も絡めてたし。

まあ、そうしているうちに2、3回惜しいシュートがあり。野沢のセンタリングから富田がダイビングヘッドを決める。リスクを冒さねばというタイミングでよく顔出したと思いますな。珍しい。

 

しかしまあ、功罪というか。左サイドから点を取ったら左サイドから点を取られる。角度がないところから大島にゴラッソを叩き込まれて。ナイッシューだったよね。厳しくやんなきゃいけないとこだったけど、まあコースよかった。個人技にモノを言わされましたわな。

そこからもフローンターレーにボール持たれて前向かれるけども、まあそのまま試合終了と。

 

しょうがない試合で、勝ち点1を取れたのはよかったのかなと思います。


強気のプランとは

まあでもさ、監督の試合後談話とか翌朝各紙の論評見たら肯定的な論調多かった(ように思える)のはなんだかなあと思いましたな。

 

昨日の試合はプランがよかったというかさ。もっとシンプルじゃないですかね。

要は体張れる選手とテクニックに優れた選手が前線にいるから高い位置でボールキープできるし、両サイドバックは本職でシンプルに上下動するから、オーソドックスで割り切った戦い方ができたってことでしょ。

相手の戦術も基本的に不変の革命スタイルで分かりやすいもの(止めやすいとは言っていない)で。相手のCBも狙い目なので、対策打ちやすいし。

 

プランと言えば、前に(主に相手CB)プレスかけていけばなんとかなる可能性あるから行こう。みたいな感じかと。

まあ、個の力で踏ん張れるかだったわけですよ。平たく言うとね。


分析野郎Aチーム

細かく言えば。ハモンの体の強さで高い位置でのボールキープ、野沢のテクニックでボールを失わずタメをつくってリズムよく攻めが構築できたと。

ハモンがサイドに流れてボールキープできる&クロスもある(基礎技術無いからドリブルは期待できない)し、野沢はチャンスメイクとゲームメイクの両輪を一人でやっていたし。

ボールキープすらできない最近のウイルソン(こちらは基礎技術はあるんだけどねえ……。)と、今年はなかなか前向いてプレーできない奥埜に比べてハマっていたよね。

 

あとスキルはどうであれ、蜂須賀・二見もまあなんとか90分やれたかなあ……。両方フィジカルあるけど一対一で淡泊な守備をするのは相変わらずでしたのう。

あれなんだね、両人とも守備か攻撃かしかできないから今のあれもこれもやりたいサッカーでは難しいかねえ。でもまあ、シンプルめに攻撃をしていたから無駄は少なかったのかな。

 

最近相手にうまくチャレンジできていなかった平岡が外れたのも、こういう言い方はあれだけど持ちこたえた一つの理由かと思う。前に行く大岩が入ったおかげで多少出足もよかったからなんとかなってたのはあるかなと。まあ水際だったけど。

 

でもこれらの理由って、平岡の急病と日曜のアビスパ戦を見越した選手起用にならざるを得なかった「たまたま感」があるんだよね。ぶっちゃけフロンターレ戦は「引き分け勝ち点1狙い」くらいでOKと思ってたんじゃないかな?そこは憶測だけどさ。


金田語録

昨日の中継は、TBS制作で。土井アナ&金田氏解説というおなじみのコンビでした。

歯に衣着せぬ金田氏の物言い。時にはアレですが。昨日は、正に金言だらけだったのでご紹介しましょう。

 

■(フロンターレ風間監督の事前取材談話)「チームは、やりたいレベルが10だとしたら7まで来ている。ただもっとできる選手たちだから期待している。大事なのは、俺(風間監督)がするのではなくて選手がプレーをするんだってことなんだよ。最後は選手の判断なんで。僕は道筋はつけられるけれど」

金田氏「まあその辺を言い続けて。選手がどれだけそこを消化していって。ピッチの中でその判断一つ一つが出てくるプレー、いつも出てくるプレーの質の高さを求めて、我慢して指導するのが監督ってもんですよね」

 

■野沢にボールが入ると攻撃がうまく展開しますね

金田氏「ホント彼が前を向いてプレーすると正しいパスが出るって言うか。ある程度、時間がある中で彼が行うプレーってレベルが高いですからね。梁勇基中心にそういう状況を多くつくってあげたいですよね」

 

■今シーズンは、中々攻めの形がつくれないですね

金田氏「仙台のいい時は、サイドを起点にして相手を揺さぶって。ボールサイドに相手が多くなって来たら、またサイドを変えて揺さぶる。そういうサイドチェンジのパスが多用されてて、全体で押し上げていけてたんですよね」

 

■仙台といえば「堅守」ですよね。でも最近は複数失点が多い……

金田氏「そうなんですよね。攻撃のビルドアップの段階でミスが多すぎて。そんな中でボールを取られるから、悪い状況で攻められて失点に繋がっているんですよね。

つまり攻め切る力がないので、そこでボール取られて。守備組織ができる前に崩されるってのはホントに多いと思いますよ。

「守備の良さ」っていう特徴が仙台では目立ってたんですけど、その裏にある『攻撃の良さ』があったから堅守ができていたという、大前提が欠けてますよね

 

■攻めの形について【1】(センターサークル付近でボールを持った際に)

金田氏「ここでね、ボールを失くさずに。ボールを失わないで、きちんと押し上げることができるかですよ」

 

■攻めの形について【2】(相手陣地の深いサイドまでボールを運ぶも、結局センターサークル付近までバックパス)

金田氏「まあこれでもう攻めの形ができないですよ。長い距離のパス一本でボールを下げてしまってますから。ここで慌てないでもう一回繋ぎ切る。焦らないでボールを繋ぐっていうことが、今の仙台には大事だと思うんですけどね。

パスを出す方が「あそこにスペースがある」と勝手に捉えて、中途半端な縦パスをして。そこに反応し切れないフォワードが相手にボールを取られて。結果、相手の攻撃になってしまうということがホントに多いので。

しっかり強い意志をもって繋ぎ切るということをやっていかないとね。なかなかこう、全体の攻めのリズムって出てこないですから」


……金田さん、うちのヘッドコーチやらないすか?

3カ月限定くらいでいいんで。


「何もやっていなかった」という川崎・風間監督

変わって、試合後の風間監督のおはなし。

今日は何もやってなかった。選手には、楽しくやってほしい。僕が一番嫌いなのは、「やらされる」と選手が思うこと。なぜ自分からやりたがらない?

やりたいことを常に持つ。それで楽しむのがゲームですから。自発的に考えて、楽しくゲームをしてほしい。

特に若手。失敗してもいい。やりたいことをつくってどんどんチャレンジしてほしい

 

だいぶ要約しやしたが、楽しむためには自分で考える=企画すること。それを、やっていないって話なんですよなあ。

なんだかベンチャー企業の上司か何かみたいな感じですけど。そんな上司がいたら、個人的にはいいっすねえ。


今年の昇格組は昨年とは違う

今節の下位チーム戦線を見ると、湘南が2連勝。大宮・磐田の昇格組もはるか上の順位でまあうまくやれていて。昨年の昇格組とは資金力から何から違いますな。

昇格2チームが好調となるということは、代わりに2チームが苦境へと立たされるということですわな。

 

今節勝ち点1は積めど、大きく状況は変わっていない我が軍。次節は、最下位アビスパ福岡戦。我が軍の勝ち点は8。対するアビスパは6。つまり負けたら……である。

 

今節の戦いを踏まえて、どんなメンバーとするか。戦い方を整えるか。

得る勝点は3。それ以外は、あり得ない。

 

GWの最後をいい連休でしたで終わるか、キナくさい感じで終えるか。小生も杜の都を21km強走った後に駆けつける予定だ。

 

運命の福岡戦は、5月8日(日)15時ユアスタでキックオフ!